【自己分析の魔法】【19卒】キーエンスの冬インターン体験記（理系/理系限定コース）No.1574（東京大学大学院/男性）（2018/2/7公開）

就活前は無名にもかかわらず、就活を始めたと同時に時価総額の高さと利益率の高さでランキングトップに君臨しているため、この会社がどのように儲けているかが非常に気になった。あとは、自己分析の手助けをしてほしいから。

特に何もない。しいていうなれば、２０秒動画PRの際に、いかに落ち着いて簡潔に話せるかを意識して臨んだ。

自己分析のブラッシュアップ

1日目にやったこと

本社にて自己紹介を行った後、研修センターへ移動し、3種類のグループワークへ取り組んだ。全て点数配分があり、総合点が高いチームが商品をもらえる。最後の、ある企業の事業の失敗を突き止めるワークは時間がもっとも長く、発表と質疑応答が盛んだった。

2日目にやったこと

午前中は、配られた性格診断テスト結果がそれぞれ誰のものなのかを当てるguess who'sゲームをして4つのワークの合計点を競った。午後は、事前に受けたキャリパープロファイルの結果をもとに今後自分がどのような職を探すべきかを論理的に分析した。

人事部長

高額な手帳

キャリパープロファイルをみて人事部長が、私に向いている職業や、会社風土を事細やかに解説し、じぶんが今後もっと謙虚になるべきであり、自己成長スピードが速い会社を進めてくれた。

3つ目の、ある会社の事業過失資料を読んでその問題を特定、分析するワークが一番大変で苦労した。具体的には、その会社の問題特定はできたが、それをどう発表用シートで表現するかが悩ましかった。夕食を挟んでの発表だったため落ち着いて食事できなかった記憶がある。

上述と同じように、キャリパープロファイルをみて人事部長が、私に向いている職業や、会社風土を事細やかに解説し、自分が今後もっと謙虚になるべきであり、自己成長スピードが速い会社を進めてくれた事が一番の収穫だった。また、参加者がすごく優秀で、大学では学べない社会のことを学べた。

人事部長と、その他のCE（Consulting engineer）部門長、開発職部長と食事、懇親会をしたため、キーエンスの会社そのものについてもっと下調べをしておくべきだった。

これは、人事部長とCE（Consulting engineer）部門長からもアドバイスいただいたことだが、キーエンスのCEが向いていると感じた。なぜなら、高いコミュニケーション能力、成長意欲、論理的思考力が高く、まさにCE職にピッタリであり、なおかつその業務内容も興味深いから。

本インターンシップはあくまで自己分析のみに注力したものであり、社員からの評価がなされたところは全く感じていない。むしろ自己分析の結果、営業やCEに全く向いていない学生もいたのでそれらはまったく選考に影響しないと思われる。あくまで自己分析だけのためととらえている。

志望度が上がった理由は二点ある。一つは、人への投資を惜しまない事だ。利益率が高い故に儲けた額の多くを人件費として社員に還元している姿は心地よかった。もう一点は、求められている仕事のレベルの高さ故の成長スピードである。社員は全く社名に頼らずに一人ひとり力がある。

本インターンシップに参加することによる早期選考等はない。しかし、人事部長と知れる事や、個人面談をフォローアップの形で実施してくれるので、よい印象を与えると本選考の面接で役に立つかも。

夏インターンに参加する前は、成長スピードが速い、社名ブランドがあるという理由で、外資コンサルティング、外資投資銀行に重点的にアプライしていた。同様の理由で、ベンチャー企業も注目していたが、事業規模の小ささや会社ブランドの欠如などから志望企業群から外した。また商社については、海外で幅広い仕事をできると考えたため、志望していた。

キーエンスに興味を持った理由も、外資コンサルティング、外資投資銀行に重点的にアプライしていた理由と同じであり、成長スピードが速く、給料が高く、社名ブランドがあるから。しかし、本インターンシップの本格的な自己分析、職業診断を通じて「社名ブランドがある」という軸は今後捨てるべきだとアドバイスされてすこし考え方が変わった。