- Q. 志望動機
- A.
日本新薬株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2019卒日本新薬株式会社のレポート
公開日:2018年10月10日
選考概要
- 年度
-
- 2019年度
- 結果
-
- 最終面接
- 職種
-
- 研究職
投稿者
選考フロー
企業研究
企業研究において理念や注力領域は押さえておくことはもちろん、面接で聞かれたのもありますが実際に日本新薬が開発している製品についても詳しく調べておくべきだと思いました。また、日本新薬の面接は頻繁に、自分や会社の将来のことについて聞かれます。「日本新薬をどんな会社にしていきたいか」、「これから働く上でどんなことをモチベーションに過ごしているか」など、その点に対して具体的なビジョン・考えを伝えることが出来ると良い評価を得られると思います。情報収集に関してはパンフレットに加え、幸運にもOBが複数いたので話を聴いたりして情報を集めました。実際の社風や内情、面接の雰囲気などを前もって聴けたのも効果的だったと感じています。
志望動機
御社を志望した理由は、「会社の雰囲気」と「研究開発方針」に非常に魅力を感じたからです。縁日や二次面談でお話しさせていただいた研究員の方が、どんな質問にも答えてくださり、個人に向き合っていただける心暖かい社風であると感じました。また、オーファンドラッグの開発に注力されるなど、他社が利益やといった面から目を背けている希少疾患にも真摯に向き合い、真に患者さんのQOL向上を目指す姿勢に非常に共感いたしました。そのような御社において、私も一研究者として、患者様にとって希望となる医薬品を創り、笑顔あふれる社会づくりに貢献するとともに、私自身の新たな可能性も見出していきたいという思いを抱き、志望いたしました。
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2018年03月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
ESの内容・テーマ
あなたが取り組んでいる研究テーマを800文字以内で要約してください。/あなたは会社に何を求めますか?また、あなたは何を会社に提供できますか?※400文字以内/今、あなたが自分の課題と思っていることは何でしょうか?また、それをどのように克服しようされていますか?※400文字以内/過去の出来事で責任を実感したのはどんな時ですか?また、責任を果たすためにどのような行動をしましたか?※400文字以内/どのような薬を世に送り出したいですか?その理由とともにお聞かせください。※400文字以内
ES対策で行ったこと
エントリーシートの分量が多かったので就活サイトに書かれている質問内容に対する答えを、解禁前から考えていました。今年も実際に内容が多く、他社の提出期限と重なってもいたので、前もってやっておいてよかったと思います。
筆記試験 通過
- 実施時期
- 2018年03月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
筆記試験対策で行ったこと
SPIの対策本を複数、インターネットでよく出る問題などに取り組みました。他社のと同様に特別なことを勉強したわけではありません。
筆記試験の内容・科目
TG-Webでした。言語と非言語です。
1次面接 通過
- 実施時期
- 2018年05月
- 形式
- 学生5 面接官3
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 自己紹介が無かったので不明
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 即日
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
かなり抽象的な質問が多く、質問の真意をしっかり捉え、聞かれたことだけに答えることが重要だと感じました。集団面接でしたので他の人が的外れな回答をしていると感じたときは、流されずしっかり自分が思ったことを伝えました。
面接の雰囲気
終始和やかでした。面接の最中に学生だけでちょっとしたグループワークをやらされ、それを面接官が眺めているというのがあったのが少々異質でした。
1次面接で聞かれた質問と回答
就職活動をするにあたって誰に相談しましたか?
私は研究室の先輩や同期に相談することが多かったです。まず就活が本格化する3月までは、一つ上の先輩たちに相談し、昨年どのように就活されていたかについて、また私が気になった製薬会社の社風や選考についてなど、就活に役立つ情報をいただきました。また先輩には既に企業で研究職として働かれている方もいらっしゃいますので、現場の声を聞くことで将来働いている自分の姿をリアルにイメージしていました。就活が本格的に始まってからは、同じ研究室の同期全員で、エントリーシートの出し忘れが無いようにエントリーシートの提出開始日及び締切日を確認し合いました。現在も、企業ごとの選考の進行具合について情報交換を頻繁に行っています。
入社したら日本新薬をどんな会社にしたいですか?
希少難病用医薬品と言えば日本新薬と誰もが答えるような会社にしたいです。そのためにはまず、希少難病用の医薬品を創製するには疾患自体の病態解明が必要であると考えます。病態解明となると一企業だけの取り組みでは限界があると思うので、アカデミアやベンチャー企業との共同研究を増やす必要があると考えます。また、希少疾患用医薬品の開発パイプラインを豊富にすることも必要であると考えます。希少疾患用医薬品の臨床開発は患者数が少ないこともあり、困難な部分が数多くあると思います。しかし、日本新薬の開発職の方々が希少疾患医薬品の臨床開発のプロ集団となることで、導入品を増やし、豊富な開発パイプラインを持つことができると考えます。
2次面接 通過
- 実施時期
- 2018年05月
- 形式
- 学生1 面接官3
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 自己紹介が無かったので不明ですが研究職の方だと思います。
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
主は研究に関する質問でしたので、論理的に答えることが何より重要だと感じました。また、発表はスライドやホワイトボードを使わず、口頭のみでの説明だったためいかに分かりやすく伝えることが出来るかが評価のポイントだと思いました。
面接の雰囲気
一次とは違って入室直後から、かなり堅い雰囲気でした。自己紹介もせずに研究発表から始まったので少々緊張しました。
2次面接で聞かれた質問と回答
後輩にはどのように指導していますか?
一通り指導した後にチャレンジさせ、わからない点は必ず聞くように言っています。まず自分が実験等をやってみせた後、後輩にさせてみせます。実験の意義や方法を指導する際には、答えではなくヒントにとどめるなど、相手に考える機会をできる限り多く与えています。また、自分で言ったこと、やると決めたことは必ず成し遂げるように指導することで、自身の言動に対する責任感や、やり抜くことの大切さを教えています。後輩が自分のテーマを持ち、一人で実験するようになってからも、不明な点が生じた時にも方向性を示すなどフォローは欠かしません。そして、普段から積極的にコミュニケーションをとることで、質問しやすい関係性を作ることを意識しています。
10年後のあなたはどうなっていると思いますか?
10年後には私にも家族が増え、仕事にも新たなやりがいを見出していると頃であると考えています。具体的には、研究者としての基礎的な技術がある程度固まり、今度は私自身がチームをまとめ、引っ張っていく頃であると考えています。そのために、入社後10年の間にはスキルアップ研修や留学制度などにも積極的に挑戦し、更なる知識や技術、リーダーシップの向上に努め、人間的にも成長していきたいと考えています。更にその後、入社15年から20年後には技術的な面ではある程度完成している事が想像され、より広い視野で創薬というものを見つめなおし、より患者様のニーズにあった創薬ができるようにジョブリクエスト制度を活用し、数年間程度他部署を経験した後、再び研究職で創薬に携わりたいと考えています。そのためにも、「10年後」というのは私にとって一つの区切りであり、入社後はまずこの10年後を見据えて、仕事に励んでいこうと思っています。
最終面接 落選
- 実施時期
- 2018年05月
- 形式
- 学生1 面接官3
- 面接時間
- 20分
- 面接官の肩書
- 常務取締役/不明/不明
- 通知方法
- 連絡なし
- 通知期間
- 連絡なし
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
淡々と質問される形で焦ってしまい、一方的に話す展開が多くなってしまったのが反省点だったと思います。最終面接ということで緊張してしまいましたが、やはり冷静に臨み面接は「対話」であるとことを念頭に置くべきでした。
面接の雰囲気
二次より役職も相当高そうな方でかなりピリピリしていたと思います。研究概要も話しましたが質問はエントリーシートからが主でした。
最終面接で聞かれた質問と回答
研究室ではどんな存在ですか?
同級生、先輩、後輩、性別問わず話しかけやすいと言われます。普段から相手目線に立ち、自分から接しやすい雰囲気を出そうと心掛けたことが、そのような印象につながったのではないかと思います。そのためか、特に後輩の相談役になることが多く、研究活動が終わったあとでも研究室に残って後輩と話し込んでしまうことが多々あります。またムードメーカーでもあり、冗談を言って場を和ませたり、研究室でのイベントを企画したりすることが多いです。一方で、意見がかみ合わず言い争いが生じた時は、場を取り持つことが多いです。その際、両方の意見を尊重した上で、譲歩できる点を示して歩み寄ることを促し、時に折衷案を提示して解決するよう心がけています。
研究以外で印象に残っていることはなんですか?
薬学部の謝恩会において、司会進行役を務めたことです。私は、新しいことにチャレンジし続ける人生を送りたいと考えていたので、自ら進んで司会進行役を請け負いました。私は、この謝恩会が全出席者にとって良い思い出となるように、準備を綿密に行いました。具体的には、学部長と話し合った上でプログラムを作成したり、司会補佐役と手分けして、謝恩会で挨拶を頂く教授や花束の贈呈に関わる学生へ当日の動きを連絡したりしました。また、謝恩会当日は挨拶を頂く教授の到着が遅れるというハプニングがあり、出席者の方々にプログラムの変更を連絡して回る必要がありました。しかし、司会役だった私は自分の持ち場を離れる訳にはいきませんでした。そこで、私は運営係の学生に指示を出し、私の代わりにプログラムの変更を連絡して回ってもらいました。その結果、大きな混乱はなく、無事に謝恩会を執り行うことができました。この経験は、多くの人と協働して成果をあげることができた経験なので、非常に印象に残っています。
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日本新薬の 会社情報
会社名 | 日本新薬株式会社 |
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フリガナ | ニッポンシンヤク |
設立日 | 1919年10月 |
資本金 | 51億7400万円 |
従業員数 | 2,213人 |
売上高 | 1482億5500万円 |
決算月 | 3月 |
代表者 | 中井亨 |
本社所在地 | 〒601-8312 京都府京都市南区吉祥院西ノ庄門口町14番地 |
平均年齢 | 41.5歳 |
平均給与 | 783万円 |
電話番号 | 075-321-1111 |
URL | https://www.nippon-shinyaku.co.jp/ |