【未知の製造現場へ】【23卒】ファナックの夏インターン体験記（理系/工場見学）No.23685（非公開/非公開）（2022/4/22公開）

産業ロボットメーカーのトップであるファナックの工場見学に参加することによって、会社がどのように運営されているのか、工場はどのような生産体制が整っているのか、などの理解を深め、産業ロボットメーカー全体に対するファナックの位置付けを理解したいと考え、インターンシップに参加しました。

インターンシップの選考は特に実施されませんでした。そのため単に申し込みを行うだけで参加することができました。

選考は特に行われなかったため、何も重視されているポイントは感じられませんでした。

説明会＋工場見学

まずは会社説明会が実施され、その後各工場を渡って、各工場で何をつくっているのか説明されました。

各工場がどのように運営されているのか、どのような製品をつくっているのか。

ファナックの各工場を見学し、最終的に何を感じたかを報告する。

1日目にやったこと

まずバスで現地に移動し、簡単な会社説明会を受けました。その後、いくつかの工場に順々に移動していき、それぞれの工場でどのようなものをつくっているのか、どのような社員が働いているのか、どのような生産体制がとられているのか、といったことを説明してもらいました。機械系・電気系・情報系など各社員がそれぞれ自分の担当の部分について説明してくれました。

人事

なし

社員の方は個別で説明してくれた段階で、自由に質問をすることができるようになっていました。また移動中も社員の方が近くにいたため、質問があればその社員に聞くことができるような体制が整っていました。実際のところ、質疑応答の段階であまり質問が出なかったため、聞きたい人は2回3回と繰り返し重ねて質問をすることができ、社員との関わりは比較的多くありました。

インターンシップで大変だったことは特にありません。しかし、インターンシップに参加した後、各工場が見学できる時間は比較的短く、事前に知識を持っていた方が工場見学の際に理解が深まると考えられました。実際、会社説明会、工場見学を有用に活用してきていた学生は元々ファナックに興味があり、どのような製品をつくっているのか、業界に対する位置付けは何なのか、といった理解を事前に深めている人が多かったように感じられました。

インターンシップの参加中、バスで移動する時間が長く、同じバスに乗っている他の学生と話す機会がありました。会社側から話す時間が特別与えられたわけではありませんが、コミュニケーションをとるために十分な時間はありました。

インターンシップに参加した結果、ファナックがどのような工場なのか、どのような立地に運営されているのか、どのような社員が働いているのか、といった非常に具体的な事例を学ぶことができました。また、産業ロボットメーカー全体の動向とそれに対するファナックの位置付けを学ぶことができました。

インターンシップに参加する前に、あらかじめ産業ロボットメーカーの動向と、ファナックの事業内容について確認しておくべきでした。特にロボット系の部分だけでなく、他にファナックがどのような事業に展開しているのか、など、ファナック全体としてのことを事前に調べておくべきでした。

この企業で働いている自分を想像することができました。
何故なら、会社説明の中で非常に多くの社員が説明に参加してくれ、各工場見学でも異なる担当者が説明してくれたため、入社後に自分がどのような人と同じような働き方をしているかイメージできたとともに、会社で働いている人たちがどのような人柄なのか、どのように業務に取り組んでいるのかといったことを知ることができたためです。
また質疑応答を複数することができたために、それによって会社への理解を深めることができ、自分が入社した後のイメージを非常に明確にもつことができました。

本選考で自分が内定が出るとも、出ないとも、断言できませんでした。
何故なら会社説明会と工場見学の段階では、他の学生の優秀さを知る機会もなく、基本的に受動的に会社説明会や工場見学に参加する形だったため、自分の内定有無を判断するには材料が足りませんでした。しかし、社員の方達を見ている限り、非常に優秀な社員が多く、複数年齢が上の先輩たちで、比較的年齢が近い人は優秀な社員が多かったため、そういった意味では、内定が出ない可能性があると感じられました。

インターンシップの参加によって志望度は上がりました。なぜならファナックという会社は、産業用ロボットメーカーとしてトップを取っているイメージはありましたが、そもそも産業用ロボットメーカー自体どのような工場でどのように運営されているのか明確にイメージできていなかったためです。実際の工場見学を通して、非常に大きな敷地面積に対して工場でロボットが生産されていること、製作の段階では意外と自由度があり、裁量を持って行動できること、産業用ロボット以外にも多角的に事業展開をしている安定性があること、などがわかり、会社への志望度が上がりました。

インターンシップへの参加は本選考に有利になると思いました。何故なら、実際の本選考においては、面接で、どのようにして会社を志望するに至ったかの経緯を説明する必要がありますが、そこでインターンシップに参加した経験はそのまま志望動機に繋げられると思うからです。

私はインターンシップに参加する前、ロボット系のメーカーや機械要素系のメーカー、完成品のメーカーなど、幅広いメーカー系事業を見ておりました。インターンシップに参加して、ファナックという産業用ロボットメーカーのトップを知ることができ、産業用ロボットという分野が成熟産業でありながら、人協調ロボットなどさらに発展してく産業であることを知りました。それによってロボット系メーカーへの志望度が上がりました。

このインターンシップに参加することによって、元々持っていたファナックのイメージをより明確にすることができました。例えば、元々持っていたイメージとして、残業が多く、比較的労働が大変な一方で、優秀な社員が多いというイメージを持っていましたが、実際の社員の話を聞いて、思っていたよりもさらに残業は多かった一方で、非常に優秀な社員が揃っていることを知りました。また、社風としては、思っていたよりも、柔軟に裁量を持って、若手のうちから仕事に取り組むことができる会社であることを知りました。これによって、志望業界全体としても、まずロボットの志望度が上がりましたが、ファナックという会社に対して、志望度が特に上がりました。