【学生の人数】1人【面接官の人数】1人【面接官の肩書】6~7年目の人事【面接の雰囲気】インターンシップでお会いしたことがあったため、「お久しぶりです」という会話から始まり、「緊張すると思います。○○さんのお話に質問をしていく形式ですが、あなたのことを知りたくて質問しているので、考えを聞かせてください。」と、始めに説明してくれたため質問が続いても責められていると感じずにすんだ。提出したESをPCで見ながら、メモをとっていた。【就職活動の軸を志望動機と併せて教えてください。】私は食で健康を支えたいという思いがあるため、食品業界を中心に就職活動をしています。その中でも軸として大切にしていることは「美味しさだけでなく健康を意識しているか」と「より多くの人の健康を支えられるか」です。ただ健康を支えるだけであれば栄養補助食品でも良いと思われるかもしれませんが、私は毎日の食生活から老若男女の健康を支えたいです。誰もが毎日口にするという点から調味料に魅力を感じています。調味料で健康を支えるということで一番に思い浮かんだのがお酢でした。また、貴社はお酢のみならず、つゆ、納豆、レトルトなど幅広く食に携わっていることから、より多くの人の健康に携わることができると感じました。そして、調味料メーカーとしては他社にはない、海外売上50%超という点も、多くの人へ健康を届けたいという私の考えに合っていると考えました。【学生時代に一番力をいれたこととして研究の経験を挙げていますが、他にはどんなことを頑張りましたか。】私は学部のときに学祭実行委員会に総務部として所属していました。総務部は大学との交渉を行う部署です。私は学祭に取り組むに当たって、学外からの来場客が少ないことが学祭の課題だと考えていました。複数の学祭を見学し、その原因が大学の特色が出ていないことにあると気がつきました。そこで、学祭を盛り上げるため、大学が掲げる「芸術×科学」の考えを取り入れ、学生の作品を展示・販売する「手作り市」という企画を提案しました。しかし、それは委員会から反対されました。今まで一度もやったことがない、失敗するリスクのある企画には委員会全体が反対ムードとなりました。また、企画の指揮を執るのは企画部の役割で、私は大学との交渉を行う総務部に属していました。企画部に納得してもらわないことには企画の実行は難しい状況でした。そこで、課題へのアプローチとして、メンバーの不安を解消することが重要だと考えました。ますは、「手作り市」そのものに対するイメージを掴んで貰うため、私は委員会のメンバー全員を数名ずつ連れて、実際に開催されている10以上の手作り市へ足を運びました。そこで、運営や出店者に開催するうえでの助言をもらいました。そして、それを元に企画書を書き、再度提案しました。結果、全員の賛成と協力のもと開催にこぎ着けることができました。企画書でリスク想定を細かく設定したことで、新企画実行に対する不安を取り除くことができたことが大きかったように思います。本番の手作り市は大好評で、例年余りを出していた学祭のパンフレット2000部が完売するほどでした。この経験から、一見困難な課題も、原因を分析し、周囲の協力を得ることで解決できると学びました。そして、妥協せずにより良いものを目指し続けるようになりました。【評価されたと感じたポイントや注意したこと】言葉遣いや言い回しよりも、相手に伝わるように話すことを最優先した。また、企業理念の「買う身になって まごころこめて よい品を」「脚下照顧に基づく現状否認の実行」を意識した。ESを深掘りされるので、事前に読み込んで突っ込まれそうなところの確認や回答を用意しておくと良いと思う。
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