【関西発、関東進出！】【20卒】阪急阪神ホールディングスの冬インターン体験記（理系/グループ総合職）No.8267（横浜国立大学/男性）（2020/1/30公開）

もともと関西出身であることから、阪急電車や阪神タイガース、宝塚歌劇にはなじみがあり、鉄道業界を志望するようになってから興味を持つようになった。この会社は事業範囲が非常に広く、グループ会社も多いため、インターンに参加することで広い視点を養うことができるのではないかと期待し参加を決意した。

ESは動画での自己紹介であり、何度か撮影した中で出来の良いものを選択し提出した。企業研究に関しては、HPからこの会社が展開する事業を徹底的に調べた。面接時には、会社についての設問はなかったが、インターンの中で事前の企業研究が役に立った。特に、自分は関東圏でのプログラムに参加したため、関東圏での事業展開を詳しく調べたことが役立った。

関東圏で展開する新規事業を立案せよ。

1日目にやったこと

午前中は座学であり、会社が展開する不動産事業の説明を受けた。午後には、会社が関東圏に所有している物件の見学に行った。見学に行った物件はオフィスビルとマンションであった。

2日目にやったこと

午前中には宝塚劇場の見学に行った後、エンタテイメント事業の説明を受けた。午後には3日目の最終発表に向けてのグループワークであった。また、発表のどこかでSWOT分析を取り入れるように指示があったので、SWOT分析をまとめる時間も設けられた。

3日目にやったこと

午前中は最終発表に向けてのワークの時間であった。午後には人事社員4人、参加学生の前で発表があり、1位の発表と各チームの発表に対するフィードバックを人事社員からもらった。

人事部の社員

阪神タイガースのグッズ

関西の企業であるこの会社が関東で展開する必要性については上手くまとめられているが、具体的な事業案があまり深く考えられておらず、また面白みがないとフィードバックを受けた。全体的に、実現性に強くとらわれてしまった発表という印象を与えてしまった。

最終発表に向けての案がまとまらず、2日目は夜遅くまで残って作業をしたので大変であった。発表のお題が「関東圏での展開が考えられる新規事業立案」であり、案をまとめていく上で、関西の企業であるこの会社が関東で展開する必要性を論理だててまとめることが特に苦労した。

インターンに参加することにより、鉄道を主とした事業会社が事業を広範囲に広げていく必要性や社会的意義を深く学ぶことができ非常に良かった。また、グループ会社を多く持つ会社では、多角的な視点が重要であることを学んだ。参加している学生のレベルも高く、刺激的な3日間であった。

会社が展開している事業をさらに深くまで調べていればさらに発表が上手くいったように感じた。また、同業他社がどのような事業を展開しているのかを理解していれば、発表に厚みを持たせることもできたと思う。

自分の性格に似た、落ち着いた穏やかな性格の方が、参加している学生・社員ともに非常に多かったため、働く環境として自分に合っていると感じた。この会社の社員は他人の意見を尊重する傾向が強く、自身の意見をしっかりと発信できる環境が整っているという社風の良さを身にしみて感じた。

この会社はインターン優遇がしっかりと設けられているため、インターンに参加しているのとしていないのとでは大きく差が生まれると感じたから。また、インターンに参加することで、理解しづらい会社の構成や事業の領域について詳しく理解することができ、有利な位置に立てたと感じたから。

企業を選ぶうえで、私はまず社風を軸に考えている。インターンに参加し、この会社の社員は他人の意見を尊重する傾向が強く、自身の意見をしっかりと発信できる環境が整っているという社風の良さを身にしみて感じたことで、志望度が上がった。また、事業範囲の広さから入社後の挑戦の幅が広がるという点でも志望度の上昇に繋がった。

インターン参加者のみのセミナーに招待されただけでなく、一部の参加者はインターン参加者限定の早期選考に徴集された。逆にインターンに参加していないと本選考での内定獲得は難しいと考えられる。

建築学科に所属していることから、不動産や鉄道業界を志望していた。しかし時期的にも業界を広げていたため、SNSでの広告代理店での長期インターンの経験が生かせる広告業界や、自分の周りに志望している人が多かった金融業界にも興味を持っていた。また、グループ会社を多く持ち、事業範囲が広い会社についても強く興味を持っていた。

グループ会社を多く持ち、事業範囲が広い会社は入社後挑戦の幅が広がると感じ、さらに志望度が高まった。一般に、鉄道事業を展開する会社はグループ会社を多くもち、事業範囲も広いため、インターンシップ参加することにより、鉄道業界が第一志望業界になった。また、鉄道業界の持株会社だけでなく、事業会社についても詳しく調べるようになった。