【電池評価の挑戦】【20卒】村田製作所の夏インターン体験記（理系/エンジニア）No.4951（九州工業大学大学院/女性）（2019/4/11公開）

電子部品関係の研究をしていたため、電子部品関係の会社を実際に見てみたかったこと。また、研究室のOBの方が就職されており、説明会に参加した際に興味を持っていたため。加えてインターン参加者の方が選考に有利であるということを聞いていたため。

エントリーシートはいろんな人に読んでもらい、特に研究内容ができるだけわかりやすくなるように心がけました。書類選考突破後は、過去にインターンに参加した先輩および内定者の方に質問内容を聞いて答えをあらかじめ考えておきました。

リチウムイオン電池の評価

1週目にやったこと

１日目は横浜事業所にて会社全体の説明、人事とのオリエンテーション後移動でした。翌日は午前に東北村田製作所の説明があり、午後から部門ごとに分かれて実習が始まりました。私は、実際の電池の評価の仕方、データ解析の仕方を主に教えてもらいました。

2週目にやったこと

２週目は、試験電池の作成の方法を実際に体験しながら教えてもらいました。同時並行で発表資料の作成を行いながら、社員の方に資料の添削を行なってもらいました。最後の発表は台風の影響で全体で行う予定が課内のみになりましたが、課内で発表に対する意見をもらい、事務手続きを行なったのちに解散でした。

配属部門の課長

なし

データの解析結果が甘く、そうとは言い切れないのでは？という指摘を得て、どのくらいが誤差になるのかということをもっと学習しておくべきだと思った。担当社員さんには私のエントリーシートの情報が回っており、エントリーシートについての添削もしていただけました。

専門外の分野だったので、知らないことがたくさんあり、実習と同時並行で社員さんに貸してもらった本を読んで学習したこと。また東北村田は村田グループになって日が浅いこともあり、村田がどのような雰囲気かを知ることには適しませんでした。（その分前のソニーとの違いを多く聞くことはできましたが）

実際に働くとはどういうことなのかを２週間で体験できた。また、私の場合は、インターン前から始まっている業務の一部を体験させてもらったこともあり、どういう期間で業務を行なっていて、どのように開発・評価を行なっているのかを学ぶことができた。これは参加しなければわからなかったことなのでとてもためになった。

事前に、インターンシップのテーマについて少しは事前学習しておくと良いと思います。事前学習が必要な場合は、連絡がありますという言葉に甘えて私は何も用意して行かなかったので、同時並行でしなければいけませんでした。（しなくて怒られることはありませんが、より円滑に進んだかと思います）

実際に実習をしながら毎日会議をしている様子を見たり、実際に社員さんと会議スペースで話をしながら業務を進めたので、想像できました。が一方あくまでこれは東北村田の業務がわかっただけで、村田本社の仕事の進め方が同じなのか違うのかは全然わかりませんでした。

インターンシップ参加者は、キャリアプランを考えるためのイベントをかなり多く用意されているので、一般選考の人よりも選考時の会社への理解度が段違いだと思います。そのため、志望動機や志望職種について、より多くの情報を持って深い内容で話すことができると思います。

インターンシップを通して、社員さんの雰囲気や業務内容に非常に興味を持ったから。また、産休育休時短勤務を行なっている人を実際に見たり話を聞いたりすることができたのも大きかったです。また、インターン参加後のフォローも大きく、台風で帰宅できない際の宿泊費や、飛行機のキャンセル費まで出してくださりました。

インターン参加者は、若手社員、５年目の社員、年配の社員といったように年次の違う社員さんの話を聴く機会、また先駆けて事業所見学会を設けてもらえるので、会社について深く考える機会が他の人より多くなるため。

インターン参加前は、電子部品業界でなおかつ大きな企業への就職を考えていました。具体的には、村田製作所、京セラなどです。また、結婚して子育ても行いたかったので、福利厚生がしっかりしている会社を志願していました。この２社をはじめとする、福利厚生がきちんとしていて女性社員がある程度いる会社を見ていました。

インターン参加直後は、ぜひこの会社に就職したいと考えるようになりました。が、のちの事業所見学で、自分の専攻する学問関連の仕事を見た際に、自分がやりたいこととは少し違うなと感じてしまいました。具体的には、思っていたより細かい仕事で、自分はもっとダイナミックに社会に携われる仕事がしたいと考えるようになりました。