【未来志向の技術挑戦】【23卒】イーソルの組込みエンジニアの本選考体験記 No.35970（非公開/男性）（2022/8/15公開）

説明会

業界説明、企業説明、質問会

組み込みソフトウェア開発の企業ということで、いまいち業務内容が見えなかったので、その点について理解を深めることができるように不明点を洗い出した

説明会に参加せずに選考に参加できるかは不明だが、説明会の中で次選考の案内があった。特にリクルーターが付くなどの優遇はなかった。

案内が来るまでにどの形式のテストであるか調べなかったため、特別対策はしていない。

CAB：四則演算、法則性、命令表、暗号

四則演算　50問9分
法則性　30問12分
命令表　15問36分
暗号　30問16分

なし

自己PR/ガクチカ/志望動機

企業の採用マイページより提出

Web上で提出

志望動機を書く際に、企業についての理解が十分であることが伝わるように書いた。
具体的には、○○ということをHPで知った、イーソルの製品が××に使われていると記事で読んだなど、情報の出所を示すことで、イーソルについて独自に調べていることをアピールした。

基本的にガクチカや自己PRなどテンプレで対応できる項目だったので、特に改めて行ったことはない。
志望動機については、口コミサイトや企業のHPからイーソルの特徴や強み、組み込みソフトウェアについて調べてから書いた。具体的には、組み込みソフトウェアと大手SIerなどが行うシステム開発はどのように異なるかを明確にし、そのうえで組み込みエンジニアとして働くことが自分にとってどのように魅力的に映っているかを考えた。

なし

入室後、簡単な音声と映像のチェックがあってから面接が始まった。

志望動機について熱量をもって話すことができるかという点は、今回の面接や二次、最終面接でも鍵になると思う。
一次面接に限って言うと、志望動機に熱量があることは前提として+αで物事を簡潔に伝えることが重要であると感じた。おそらく理系チックな方が多い職場なので、不必要な言い回しを避け、要点を簡潔にわかりやすく伝えることが必要だと思う。

お堅い感じの方で特別笑顔になるシーンなどはなかった。面接自体は接続確認の後、自己紹介意を行い、学部や部活動について多少雑談を交えてから選考が始まった。
嫌な感じは一切なく、真面目な面接官という印象。

なし
FBはないが、次回選考がどのような内容で何を聞かれるかということを少し話していただいた

なし

学生時代に力を入れて取り組んだ活動について教えてください

私は他大学との合同イベントを幹部として運営しました。私が立候補したのは、前年の参加で他大学の部員との交流が面白い経験と感じ、そのような経験を多くの部員に経験してほしいと考えたためでした。
私達が運営した年は新型コロナウイルスにより、立候補のきっかけである「交流」が満足に行えないことが危惧されました。そこで私達は、極力参加者同士の交流が行われることを目標に解決策を模索しました。
私は参加者のプロフィール集の作成により、お互いを身近に感じることができると考え、作成、配布を行いました。結果として「楽しかった」「来年も参加したい」という意見を受け、私達の施策が参加者の交流に貢献できたと考えています。

[プロフィール集を作成したとのことですが、プロフィール集の作成案はあなたが発案しましたか]
はい。交流のきっかっけになるものが必要という議題は他の方から発議されましたが、具体的に参加者プロフィールを作成しようという案は私が発案しました。

イーソルに興味を持ったきかっけや、志望動機について教えてください。

志望動機は大きく2つあります。
1つは私自身が10年20年先で社会に求められるスキルを身に着けた人材になりたいからです。就職活動を行う中で、いわゆる大手企業に就職したから将来が安泰と考える人と、就職後も成長を求めることで、自分自身の力でも仕事を取れて生活ができるようにしようと考える人がいると感じました。どちらの考え方も間違いではないと思いますが、私自身は後者でありたいと考えています。その中で、10年20年先の社会で求められるスキルを考えると、ITが最も需要が伸びるのではないかと考えました。
そのうえで2つ目の志望動機ですが、御社は独立系で且つ自社製品の開発に注力しているという点から、御社には製品開発やスキルのノウハウがあり、また新しい技術に対する積極的なアプローチが行われていると考えたためです。ソフトウェア開発の技術は日進月歩であり、今日求められているスキルが10年20年先で求められるということはあまり多くないと考えます。そうなったときに、私が「10年20年先で求められる人材になる」という目標を達成するためには、最新の技術に明るい環境が必要であると考えました。
貴社のHPを拝見させていただきましたが、社員インタビューの中のロボット開発エンジニアの方のインタビューで「最新の技術を学べる事、またそれが業務に活かせることが楽しく感じる。」と話されていました。また、御社の特徴として定期的な勉強会が開催されており、勉強会のテーマも多岐にわたっています。このことから、御社には最新の技術に明るい風土があり、また積極的な学習を推進する環境があると考えたことが、御社を志望する理由です。

簡単な接続確認があってから面接が始まった。

二次面接では主に思考力が見られていると思う。最初の中高時代のエピソードについては、事前に伝えられておらず、その場で回答する必要があった。
また、課題についても具体的な内容はその場で伝えられた。特に課題発表に対する質疑応答のパートでは、何を考えて作ったシステムなのか、どのように考えて作ったかなどをそれなりに長い時間問われたので、考える力や自身の考えを言語化して端的に伝える力は鍵になると思います。
また、他社の選考よりも逆質問に充てられた時間が長く、逆質問を受けての面接官からの質問もあったので、入社意欲や、企業、事業について知りたいという姿勢も大切になると思います。

人事部の男性は明るく、声のトーンも高かった。現場の男性は真面目な方という印象で、淡々としている感じ。お二方とも嫌な印象は特になく、若干ピリついた雰囲気ではあったが比較的普通の面接の雰囲気といった感じ。

課題の出来に対するFBは面接の最中にありました。
また、受け答え等については二次面接通過の連絡の際に、「二次面接を担当した面接官からはきはきした受け答えで感じがよかったと聞いています」という感じで伝えられました。

なし

高校生の頃に行っていた活動があれば教えてください。

高校では男子バレーボール部に所属していました。男子バレーボール部は全体で2,30人ほどの規模で、都道府県大会ではBEST64、良いときは32くらいの中堅レベルのチームだったと思います。

[以降深堀り]
「部活動内ではどのような立ち位置でしたか」
未経験で入部する人が少なくない中で、未経験入部者の中で最初に背番号をもらえたので、比較的早い段階でチームの中心に近い位置にいることができたと思います。特に役職には就きませんでしたが、2,3年生での活動では後輩やベンチ外の選手の意見がチームの中心に届くように、様々な部員とコミュニケーションをとり、共感できる意見は監督や主将に伝えることを心掛けていました。
[活動内で苦労した経験はありますか]
一時期、選手と監督との間で考え方に乖離があり、対立していた時期がありましたので、その印象はとても強いです。具体的には、よりよい成績を残すために、ベストなメンバーで戦いたいという選手の考えと、指導の一環としての部活動のため、チームへの貢献度ややる気を考慮した采配をした監督の考え方で対立していました。
[その中であなた自身がどのようなことを考えて、具体的にどのように行動しましたか]
大前提に考えたのは、どちらの考え方も正しい部分があるということです。そのため、一方的な考えだけを主張するのではなく、対立する主張の正しい部分や、共存できる部分はどこであるかと考えることを心掛けました。また、やはり考えているだけでは相手に伝わらないので、監督に意見しにくい部員が多かったため、積極的に選手側の考えを監督に伝え、それについてどのように考えるかという対話を積極的に行いました。

課題について発表してください

事前に二次面接では、面接内で課題を行い発表する形式がありますと伝えられていました。具体的には、「○○という製品を作る業務があります。取り付けるシステムやそれらが動作する順番、条件等について考えて発表してください」というものでした。時間は課題が15分、その後一問一答形式での質疑応答。

[以降課題発表に対する質疑応答]
[初めに、Aのようなシステムは必要ありませんか？]
確かにおっしゃる通りです。Aのシステムについては見落としていた部分であり、不可欠なシステムだと思います。Aのシステムを入れるとすれば、一番初めに作動させ、その後B,Cのシステムが作動するようにしたいと思います。
[Bのシステムは具体的にどのような動作を想定していますか？]
Bが作用した際は、音が鳴り周囲に異常を知らせることを想定しています。正常な手順を踏んだ際はBは作用しないように考えていますが、条件から逸脱した手順が確認された場合は音が出て、周囲に異常を知らせることを目的としたシステムです。
[これらを考えたときに、だれの目線からシステムを考えましたか？]
実際に製品を使用するユーザーの視点に立って考えました。具体的には、次に行うべき作業がわかりやすいように、また効率の良い順番で簡単に目的の作業が完結するような順番を心掛けました。
[ユーザーのほかに誰の目線を意識する必要があると思いますか？]
実際にシステムを作るエンジニアと、製品が故障した際に修理するエンジニアにとって、わかりやすい作りであることが必要だと思います。

入室すると人事部の方がおり、その方と接続確認。その後社長が入室して面接開始。

主に志望動機や業界、企業に対する理解、熱意が見られていると思います。
特に現状で業界や企業にどの程度理解があるかという部分の質問では、思いもよらぬ角度からの質問がいくつかありました。それらについては事前に対策することは難しいと思いますが、しっかりと業界や企業の理解に努め、調べた範囲で話せることを話そうという姿勢が重要だと思います。
実際に[ROSの組み込みエンジニアはどんな仕事をするかわかりますか]という質問への回答には、「それだとまだ30点だね。ROSのエンジニアは、、、」と詳しく解説していただきました。また、「考えていませんはダメだけど、わかりませんはok」と言っていただいたので、知識の有無を問われた際は、わかる範囲で話す、わからない点は正直に伝えることが必要だと思います。

とても気さくな方で、こちらの話に対して「そうだね」「いいよ」と肯定的なレスポンスをしていただいたので、非常に話しやすかった。

面接時はなし
結果の連絡時に採用に至ったポイントを軽く伝えられた

なし

弊社の魅力に映っている部分はどこですか？

技術力と最新の技術に対する明るさがとても魅力に感じています。
私は就職活動の中で、10年20年先の社会で求められるスキルを備えた人材になりたいと考えています。システム開発の技術は日進月歩であり、既存の枠組みに固執したやり方では長期的に求められる企業や人材にはなれないと思います。
御社は自社製品の開発を主に行っていることから、そういった先端技術に対して積極的な風土があると考えています。実際に説明会では定期的な勉強会が行われていることをお話しいただき、HPに掲載されている社員インタビューでは、「最新の技術に触れることができ、学んだものを業務に応用できることが楽しい」というインタビュー内容がありました。このことからも、御社には社全体を通して常に新しいことに取り組もうという姿勢が共有されていると考えており、非常に魅力に感じています。

具体的に興味のある製品や、入社後に携わりたい分野はありますか

ROSの事業に興味があります。社員インタビューの中で、ロボット製品の開発に従事されている方のインタビューを読みました。その中では、やりがいとして「実際にソフトウェアが採用された製品が動いているのを見たときに、一つのものを完成させた実感が感じられ、やりがいを感じる」とありました。私自身も明確な目標に対して取り組み、成果を実感することが継続した努力につながると考えるため、御社のROS事業に興味を持っています。

[以降深堀]
[ROSに興味があるということで、ROSは何の略称か知ってますか？]
Robot Operating System です。
[ROSの組み込みエンジニアは具体的にどんな仕事をするかわかりますか？]
ロボットのハードウェアの動きが、どのような条件でどのように動くかを検討し、指示を与えるプログラムを検討する仕事だと認識しています。