
23卒 インターンES
研究職
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Q.
研修テーマの第一希望を選んでください
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A.
高分子精密設計によるコロイド安定化技術と環境配慮型フィルム印刷用インクジェット用インクの研究 続きを読む
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Q.
その理由を教えてください
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A.
このテーマを選んだ理由は色彩に興味があるからです。私が研究対象として扱っているポルフィリンという分子の類縁体は非常に鮮やかな紫色をしており、実際に色素として利用されていることから、自然と色に関心を持ちました。またそれだけではなく、貴社の最先端の水系インク用色材には、もともと化粧品用に開発された「しっかり定着して色落ちしにくい」という技術が生かされていることを知りました。そのような、既存の技術を別の分野に応用し、貴社ならではの新しい価値を提供しているところに魅力を感じました。そのため、関心の高い色彩を扱う本テーマを通して、貴社の既存技術を活かした最先端の研究を体験できるのではと期待しています。 続きを読む
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Q.
研修テーマの第2希望を選んでください
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A.
顔料分散制御技術による高画質を実現する高発色インクジェット用インクの基盤研究 続きを読む
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Q.
その理由を教えてください
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A.
このテーマを選んだ理由は、これまでに得た色素や顔料に関する知識が実際の研究開発においてどのように活用されているのかを知るためです。上記でも述べたように、私が研究対象として扱っている分子の類縁体は実際に色素として利用されています。そのため、他研究室の有機色素に関する講演を聴いたり、関連する論文を読んだりなど、積極的に勉強する機会を持ちました。しかし、実際に顔料分散体の研究やインクの性能評価をした経験はありません。そこで、本テーマを通して、現在私が持っている知識をより発展させる事ができるうえに、貴社の多種多様な製品に応用されている基盤技術の一端を学べるのではないかと考えています。 続きを読む
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Q.
花王のインターンに応募する理由(400)
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A.
応募理由は2つあります。1つ目は、実用化に意識を向けた研究開発を学びたいからです。私が大学で行っている研究は、基礎的な内容であり、研究が製品開発に繋がっていくイメージが持てておりません。そこで、BtoCの消費財だけでなく、BtoBのケミカル製品など幅広い分野の製品開発を成し遂げた、高い技術力を誇る貴社において、応用展開を視野に入れた研究の考え方や技術を学びたいと考えました。特に、消費者、顧客の立場にたって“よきモノづくり”を行う貴社では、現時点での私に足りない、消費者のニーズを意識した研究姿勢に関して学ぶことが多いのではないかと期待しています。2つ目は、普段の研究と異なる分野を研究している方々と深く議論することで、養ってきた知識がどの程度通用するかを確認できる絶好の機会であるからです。大部屋制を採用し、研究員同士の交流が活発な貴社のインターンシップは、そのための最適な場であると考えました。 続きを読む
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Q.
得意とする研究分野(300)
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A.
新規化合物の最適な合成、精製方法の考案です。研究開始当初は反応が予想通りに進まず、失敗を繰り返しました。そのため、失敗原因として考えられる反応中の濃度や温度などの条件を洗い出し、1つずつ検討する作業を地道に繰り返しました。さらには、文献調査によって反応戦略を何度も練り直しました。反応後は副生成物の同定も徹底的に行い、副反応の抑制や収率の改善を行いました。また、不安定な物質を扱う際には、精製過程で分解しないように、一般的な有機化合物とは異なる精製条件を検討したこともあります。以上の経験を経て、新規化合物の合成、単離に成功したので、新規化合物の合成、精製方法の最適化が得意であると自負しています。 続きを読む
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Q.
得意とする実験、分析スキル(300)
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A.
私は有機化合物の合成、精製、評価の一連の実験スキルがあります。合成では、不安定な物質を頻繁に扱うので、フラスコ内を窒素置換した脱気下での繊細な反応を行えます。また、ブチルリチウムなどの反応性が高く危険な試薬の取り扱いにも精通しています。さらに、液体窒素を用いた低温での反応も得意としています。精製に関しては、シリカゲルだけでなく、アルミナのカラムクロマトグラフィー、再結晶などができます。特に、その際に扱う溶媒の特性に知見があります。合成した物質は、核磁気共鳴分光法や質量分析によって同定するだけでなく、反応追跡を行うことができます。サイクリックボルタンメトリーでの電気化学的な評価も習得しています。 続きを読む
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Q.
普段から自己啓発に心がけていること(100)
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A.
私は早寝早起きを意識しています。平日はもちろんですが、休みの日も同じリズムを崩さないように生活しています。毎日決まった時間に就寝、起床することで体調を管理し、有用に時間を使うように心がけています。 続きを読む
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Q.
将来のキャリアについて、その理由や具体的に取り組みたいこと(300)
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A.
私は修士課程を修了後、化学製品を扱うメーカーでの研究開発に携わりたいと考えています。大学での研究活動の中で、未だ世の中に存在しない未知の物質を試行錯誤しながら創り出し、新たな物性を発見する過程に非常に充実感を覚えました。また、成果が製品化に繋がっていくと、さらに研究にやりがいを感じられるであろうことが容易に想像できます。そのため、消費者視点に立ち製品化を目指しながら研究開発を行う企業で、大学で学んだ化学の知識を生かして研究を続けていきたいと考えました。将来は急速に移り変わる市場ニーズの変化の先を見据え、多くの人々が使う新製品や新素材を生み出し、会社の新たな柱を作れるような研究者になりたいです。 続きを読む
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Q.
花王について興味を感じること(300)
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A.
私は、貴社について2点興味を感じています。1点目は、研究室の大部屋制を採用し、領域を越えた幅広い知の交流が日常的に行われている点です。私は分野の異なる別の研究室の人と会話している中で、自分の実験的な結果を計算的にサポートする発想が生まれたという経験があります。そのため、この制度には共感するところがあり、貴社の強みである個の力の結集を体現しているところに魅力を感じています。2点目は、容器に使われるプラスチックの削減やバイオIOSの開発など、環境負荷低減に注力している点です。そのような、業界最大手の企業でありながら、健全な危機意識を持ち事業持続のために前進を続ける姿勢が魅力的に感じました。 続きを読む
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Q.
自由記入欄(自己PRや研修に関する質問など)(300)
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A.
貴社は、共に成長し、次世代へバトンを繋いでいこうという意志を持ったチャレンジ意欲あふれる人財を求めているとのことですが、私にはそういった一面があると自負しております。というのも、高校時代に所属していたマンドリン部では、入部から半年後に、人数比の問題から当初の担当楽器から他の楽器に誰かが異動せねばならない状況になりました。その際、多くの人は半年練習を重ねた楽器を続けたいと考えていたようですが、私は他の新しい楽器を演奏できる機会だと捉え、異動を買って出た経験があります。このように、新しいことにどんどん挑戦する精神が私の強みです。この強みを生かして、インターンシップで活躍できればと考えています。 続きを読む