【自己肯定感を育む学び方】【23卒】 公文教育研究会 事務系総合職の通過ES(エントリーシート) No.82189（非公開/非公開）（2022/6/21公開）

日本舞踊で、80人のグループの主役を務めた。 2歳の時に一目惚れし、阿波踊りを日本舞踊の師範に6歳から師事した。運動が得意でなく、足を意識すると手が動かなくなるなど本番にすら出してもらえなかった。師匠の舞の軌跡を自分のものにし、主役を務めることが目標だった。 稽古中は、常に師匠のそばで手伝いをしながら、師匠の動きを一瞬たりとも見逃さないようにした。次に、同じ注意は2度とされないという目標を立て、13年間毎日朝5時から1時間、鏡を見ながら注意されたこと、観察した動きを指先だけ、足先だけと部位を絞って復習した。月に1度以上は歌舞伎を観劇し、所作を学ぶ機会を増やした。時間はかかったが目標を達成し、諦めずに努力できたことが自信につながった。 続きを読む

感染症拡大による実験禁止要請下で、子どもを対象に行った卒業研究。子どもの実験ができなくなり、学内関係者を対象にするように教授から提案された。同期は提案を受け入れたが、子どもを研究するために入った研究室で乳児を研究せずに卒業したくはなかった。この状況下で乳児を研究する方法を探るため一日に10本以上の論文を読み、ビデオ解析という手法を知った。ビデオ解析は時間がかかり、客観性を担保することが難しい。一人ではできない研究法のため、本当は子どもを研究したかった同期６人に協力を仰いだ。同じビデオを解析することで、各人の研究興味にあうデータになると説得し、研究協力体制を共に作った。解析基準を明確にするための定義を話し合い、ミリ秒単位の解析を進めた。指導教授から国際誌に掲載できる結果との評価をいただいた。 続きを読む

貴社に共感する点は2点ある。一つ目は学習内容を教えることを最終目標にするのではなく、教材を通じて自習する態度と方法を身につけることを目指している点だ。私は小学校3年生の時に勉強の出来る友達に憧れて、その友達が通っていた公文教室に通い始めた。当初は宿題をやらなかったが、友達の家にお泊りをした際に、家族で公文をやるタイムが定められていることに衝撃を受けた。そこから宿題をやるようになり、家でも1日10分程度は公文の宿題をやるということが当たり前になった。家で机に向かう時間が習慣としてあるということが、後々の学業で役立った。締め切りがなくてもルーティンとして学び続ける姿勢は大学院の研究活動にも役立っている。 2つ目は個々の生徒の学力に応じて、少しだけ難しい課題を提供し、繰り返し解くことで、学力だけでなく、「やればできる」の自己肯定感を育むことを目指している点だ。受験などの競争において大切とされている「根拠のない自信」は、この自己肯定感を持っているかどうかだと感じた。公文で、アルファベットやページ数などの目に見える形で努力が報われていく経験が、私の挑戦へ向かう心持ちを支えているように感じる。 続きを読む