【銀行提案の挑戦】【21卒】三井住友銀行の夏インターン体験記（文系/大企業営業編）No.7273（京都大学/男性）（2019/9/25公開）

自分の大学でSMBCグループが寄付講義を行っており、そこで三井住友銀行に興味を持ったのがきっかけ。同様に周りの友人も興味を持っており、インターンに申し込んでいたため、自分も申し込んだ。他社のインターンの練習にしようと思った。

このインターンのために特段行った対策は無かったが、ある程度はGDやウェブテストには慣れておく必要がある。

大企業の経営課題を解決するためにSMBCが行う提案を考えよ

前半にやったこと

初めにオリエンテーションと法人営業理解を兼ねてカードゲームを行った。その後、グループワークをするチームの発表があり、チームに分かれてそれぞれの担当企業に対する提案を考える作業を開始した。

後半にやったこと

主には発表の準備を行った。準備をするうえで、メンターの方から適宜フィードバックをいただいたり、大阪本店に出向いて営業部の方々に進捗を報告した後アドバイスをいただいたりした。

営業本部長、人事部長

高級筆記具、メモ帳

提案先の社員の立場になって考えること。どうしても銀行側の立場に立って提案を考えてしまい、提案先が真に必要とし喜ぶようなアイデア・方向性への指向性に対する意識が低いことを何度もご指摘いただいた。

神戸開催かつ通勤型のインターンであったため、遠方から電車等で通っているメンバーが多く、チームで終業後に作業をすることが難しかった。そして、日中も大阪への出張・メンターへの報告などがあり、チームで作業をする時間が予想していたよりも少なかった。

メガバンクなど日系の大手企業を目指す学生の現時点におけるレベル感がある程度知れたこと。また、事業立案においては取引先の本質的な課題が何で、どのように対処すべきかということに対する意識が重要であるということを座学としてではなく実学として知れたこと。

三井住友銀行の業務内容。インターン中はあまりSMBCのアセットや特徴についてあまり解説ないが、提案内容においてはそこの観点がある程度重視される。

私がインターン中に担当していた企業を実際に担当している社員の方と交流する機会があり、そこでの仕事内容について詳しく聞くことができたから。しかし逆に言うとそれ以外の時間は、発表準備に関わる時間であったので、それを考慮すると十分には働く姿を想像できなった。

このインターンに参加してる学生を見る限り、人気業界と比べるとどうしてもレベルに差があると感じたため。そして優秀だと感じた学生と話をしてみても、その学生の志望業界はやはりコンサルなどの人気業界であったため、本選考でこれ以上レベルが上がることはないと考えたから。

メガバンクが生き残りをかけて業務を変革させようとしていることは分かったが、その変革先がコンサルと競合になるようなところであると感じたため、結局は衰退業界になるのではと予想したため。しかし、三井住友銀行で働く社員の方は魅力的かつ知的な方が多く、人材アセットはとても素晴らしいと改めて実感した。

グループワークでは人事の方がメンターについてくださっていたので、グループワーク中に活躍したり、休憩時間中に積極的に話しかけたりすれば顔を覚えてもらえると考えたから。

若手のうちから自由にそして責任感を持って働き、世間一般の速度よりかは速い速度で成長したいと感じていたため、ファーストキャリアとしてはコンサルかベンチャーあたりに行こうと考えていた。具体的には、野村総合研究所や三菱総合研究所、経営共創基盤などの日系コンサルやサイバーエージェント、DeNAなどのメガベンチャーを志望していた。

このインターンに行ったことによる志望企業や志望業界の変化というものはなかった。しかし、このインターンで魅力的な社員の方と交流させていただいたことで、自分は社員の雰囲気も重視する人間なんだなということを実感することができたので、そういった点では今後の企業選びの軸ができて非常に意味のあるインターンとなった。