【17卒】ゴールドマン・サックス証券の冬インターン体験記（証券部門）No.126（2017/12/14公開）

GSが唯一インターンにIBDがなく、第一志望部門IBDへの影響を残さないまま、インターン時期に第二志望部門である証券セールスを見られると思ったから。

証券部門でも職種によって人材要件や社員像が大きく異なる。私はセールス志望だったため、GSセールス女性について徹底的に調べた。会社の部門紹介のページやインタビュー記事を読んだり、説明会での立ち振舞や会話の仕方を見て真似た。また女性特有であるが、服装や髪型、メイクの仕方も「外銀セールスっぽく」なるように似せた。

筆記試験 → 最終面接

家で性格検査とテストセンターで能力検査（計数・言語・英語）

受験の前日に大学の就職支援室にてSPI問題集を流し読み。苦手な計数については、問題パターンと解法のコツを一通り頭に入れた。ただ正直、時期的に多数の外資系のWebテストを受けていた時期だったため、他社のが練習にもなったと思う。

前半後半で20分ずつの面接であった。終始和やかな雰囲気で進められたが、後半のトレーダーからの質問は次から次へと計算問題が出されて淡々とした雰囲気であった。面接人数が多すぎるのか、ぼーっとしている社員さんが多かった印象。

あなたが日本で自分が1番だと思うことを教えて下さい。

"ビリギャル的に日本の底辺層から這い上がった度合いが大きい"かつ"東南アジアでのビジネス人脈"を持った"大学3年生"。この3つを掛け合わせた人物は3年間で全く会わなかったし、そのような人物がいるという情報も入ってこないの、日本で1番になると思います。（"粘り強さです！"等抽象的なものでは突っ込みどころ満載でセンスが無いと思ったし、実際にそのような解答をした人は理詰めされていたので、自分の強みを掛けあわせた解答をしてかつ後の質問にあると予測していた人生で1番頑張ったことや大学で頑張ったことへの解答の導線を張ることを心がけ、面接終始一貫性のある姿勢を心がけた。）

GS独自であったのはケース問題が多かったこと。単純な2〜3桁の四則演算や六本木ヒルズの高さのフェルミ推定。3,4問ほど挙手形式で進行。

1問も答えられなかった。しかし、トレーダー志望者用の質問だったようで、セールス志望の私は答えられなくても問題なかったようだ。ただし、トレーダー志望として参加した学生は皆答えられていたようなので、トレーダー志望の人は解答必須かと思う。

質問「2日に200名程の学生を面接しているようですが、これ程の短時間・流れ作業で学生を見抜くのは正直困難かと存じます。見抜くことは可能でしょうか。できるとしたら何を見ていらっしゃいますか？」解答「私たち自身もそう思う。トレーダーであれば頭の回転や数字に強いか等を見るが、セールスになると結果的にフィーリングが合うかといった雰囲気になるかと思う。」面接の待機から本番まで案内ミスや書類配布ミスなど社員さんがドタバタしていたので、社員さんも結構わからないまま面接してしまっている感じがして、面接の精度が低いと感じた。それを柔らかいニュアンスで伝え、その上何を見ているかを聞き出す質問をした。正直に向き合えたのが評価されたと感じた。

①株のトレーディングゲーム②融資提案③俵のトレーディングゲーム

前半にやったこと

部門・職種が大変多いので、それぞれの紹介Session。3つある課題のうちの2つの説明。ランチは社員さんが3~5人来て、ローテーションしながら昼食を食べる。課題1・2のグループワーク。ディナーまで1〜2時間ほど空き時間。毎晩特定の部門とディナー。

後半にやったこと

特殊な部門や通常新卒を取らない部門の紹介session。課題1・2のグループワーク。3つ目の課題の説明。4日目にセールス＆トレーダーの集団面接。ランチ・空き時間・ディナーは同様。

セールスMD・アソシエイト/トレーダー/リサーチ

社員と焼き肉

各グループに社員がつくことはなく、フィードバックタイム等もなかったので、印象的な発言・行動等は思いつきません。

5日間で3つも課題を出されたが、ディナーまで時間を拘束されているため、実質の作業時間がほとんどなく、5日間で2日徹夜作業をした。また株のトレーディングなど普段から慣れている人が居ないと、どのように進めていいかわからないので、知識のある人がいるかいないかでグループの進行が大きく変わる印象。