【未知なる製薬の世界へ】【20卒】大塚製薬の冬インターン体験記（理系/開発職）No.4708（岐阜薬科大学/男性）（2019/4/4公開）

希望していた職種の一つに関するインターンシップであったことが参加の1番の動機である。製薬業界の中でも名が知れており、研究力も高いことが知られている企業である。そんな企業で働く自分の姿をイメージできればと思い、応募した。

選考はなく応募だったため、選考通過のために特別に行ったことはない。ただ、応募にあたってどのような医療にしていきたいかという応募課題があるため、病院・薬局実習で感じた医療の問題点を踏まえて記述した。

大塚製薬と臨床開発職について理解する。

1日目にやったこと

大塚製薬に関する企業説明があったのち、現在の製薬業界に関するレクチャー、そして臨床開発職に関する説明があった。インターンシップという名前を冠してはいたが、実質説明会やセミナーのようなものだった。

なし

フィードバック等は特になかった。基本的には受動的に聞くシーンがほとんどであったため。質疑応答に関しては10分ほどあり、質問を希望する人全員が質問できたわけではないが、比較的踏み込んだ質問等もあり、社員の方も誠実に答えてくださった。

実際のところ説明会という形のインターンシップであったため、自らアクティブに動く機会が皆無であった。従って大変だったことなどは特にない。強いて挙げるならば、インターンシップという気持ちで言ったにもかかわらず、説明会という形で終わったことに肩透かしを食らった気分であった。

大塚製薬の臨床開発職インターンシップに参加したことで、大塚製薬における臨床開発職の職務であったり現在臨床開発職に求められている責務について深く理解することができた。それだけでなく、海外での仕事の内容、詳細や社員になった後の海外登用に関することまで聞くことができたので非常に参考になった。

特に自分から働きかける機会が少なく、企業及び職種についてはきちんと説明していただけるため、特に準備等は必要ないように感じた。よりしっかりと質問をしたいなら企業HP等で勉強しておいた方がよいかなと思う。

今回は職務体験という趣旨のインターンシップではなく説明会型のインターンシップだったため、自分が仕事している姿についてはあまり想像ができなかった。質問タイムで海外の話などが出た時に、どういうことを目的に海外勤務するのかなど漠然に考えることはできる。

内定が出ないと思った理由は人の多さ。現在業界全体で縮小傾向にある開発職のインターンシップにかなりの人数が集まったため、単純な倍率が非常に高そうであると感じた。また、今回のインターンシップからはどういった人材が欲しいか、具体的な話があまりなかったので自分が受かるかどうかについては想像が難しいと思った。

思ったよりも自分が開発職に魅力を感じていないことに気づいた。決して志望度が下がったわけではないが、企業側が求める人材についてあまり具体的な話を聞けなかったことと、職務体験型インターンシップではなく説明だけで分かりにくかったため、自分の進路がぼやけたためではないかと思われる。

選考に関して特に有利になるといった話は聞かず、またその他就活支援HP等でも選考には関係ないという記載を見たため。参加するしない問わず、しっかりと選考を受けていく必要がある。より開発職について話を聞いて参考にすると言った点はメリットがあるかもしれない。

就活を始める前、薬剤師を視野に入れて将来については考えていた。就活を始めるにつれて徐々に製薬企業の志望度が上がり、薬剤師での就活はしない方向に進んでいた。別の薬局インターンシップに参加し、報酬面やキャリアプランからいいなぁとは思ったが、やはり志望する職種についてはメーカーに限定され、新薬開発のどこかで携わりたいと思っていた。

志望企業に関しては複数あったため、志望企業の変化についてはそこまで影響はなかったように感じる。しかし、職種についてはどちらかというと開発職よりも研究職を志望するようになった。その背景として、開発職は確かに新薬上市に向けた働きをする、やりがいのある職種だと思っている。しかし、どちらかというと研究職の方がルーティンワークが少なく成長できるかもしれないと考えるようになり、志望職種が変わった。