【イオンが変える未来】【22卒】イオンの冬インターン体験記（文系/イオン大学）No.13233（上智大学/男性）（2021/3/19公開）

カンボジアに滞在していた頃、首都プノンペンにイオンモールがあり、生活インフラとして機能
しているのを目の当たりにした。日本の企業が海外の首都の生活インフラとして活躍している点に魅力を感じ参加を決意した。

インターンシップの選考に特別な知識は一切用意しなかった。しかし、動画選考があったので、そこではイオンの強みを意識して話した。

イオンリテールのスポーツ商品の売り上げを１０年間で１０倍にするための施策を考えよ。

前半にやったこと

週の前半ではイオングループの4社についての理解を深めた。具体的にはイオンディライト、まいばすけっと、イオンリテール、ミニストップだ。また初日にイオングループ全体の戦略についての講義があった。

後半にやったこと

週の後半では、イオンリテールの発表に向けての準備、最終日にはその発表があった。グループごとにどの会社の課題を取り組むかが割り当てられる。最終日には全体に向けて発表があった。

イオンリテールの役員と中堅社員

イオンの商品の詰め合わせ

サービスを考える時に、そのサービスはどの範囲で定義付けするのか、実現可能性はいかほどかなどを考えるべきだというフィードバックをされた。期間も定められていたので、その中で実行可能なものを絞っていく必要があると実利的なアドバイスもいただいた。

最終日の発表に向けて毎晩夜遅くまで班で残って作業しているときはかなり苦労した。2日目と3日目の間は２週間間があり、ワークの準備としての期間だったと思われる。しかし、私は他のインターンシップも間に入っており、チームへの積極的な参加は難しかった。

私は金融業界を中心に見ていたため、視野をものすごく広げることができた。イオングループの強みである、小売だけでない事業展開という点で、様々な業界を見ることができた。また単価の低い商品の戦略を考える難しさというのもグループワークを通して学ぶことができた。

もっとイオンの商品について詳しければ、グループワークの理解が捗り、円滑に進行できたのかもしれないと感じた。

学ぶことは非常に多かったが、単価の低い商材を扱おうと思うことができなかったから。特にコンビニに近い業態であるまいばすけっととミニストップは、グループワークが単純であり、解説をしていた社員の方もそこまで優秀そうには見えなかったから。自分には物足りなかった。

学生のレベル感だけを見れば、内定は十分に取れるレベルであると思った。ただ、イオングループに対してエントリーはできず、イオンモールやイオンリテール、イオンフィナンシャルグループなど、グループの子会社からの入社ということで、自分には志望動機が作れないと思ったから。

イオングループに直接入社して働くことができないと聞いた時点で意欲が下がった。また例えばイオンリテールなどは、どんなに頑張って出世してもスーパーの店長らしく、キャリアの限界が低い点でも意欲が下がった。会社のトップまで目指したい私には向いてないと感じた。

インターンシップ参加者限定への早期選考の結果が来ないので、なんとも言えないが、かなり力の入ったインターンシップであり、社員との交流の場も多かったので、参加したと伝えれば多少は有利になると思う。

夏のインターンシップでは、金融機関とインフラを中心に見ていた。多くの銀行のインターンシップに参加したが、どの企業も融資の体験ばかりである上、融資の面白さにあまり魅力を感じることができなかった。インフラ面では、インフラを作っているメーカーなどのインターンシップに参加した。（ダイキン工業など）。グローバル企業に魅力を感じた。

秋のこのインターンシップを通じて、志望企業や志望業界の変化などは一切なかった。自分の体験を元にイオングループに魅力は感じていたが、実際に体験して見ると、各子会社ごとにできることはある程度制限されており、大きなことはすることができない印象だった。経済に対して大きな影響を与えることが軸の自分には合わないと思った。