22卒 本選考ES
企画職
22卒 | 東京大学大学院 | 女性
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Q.
あなたの偏愛マップを描いてください。それを踏まえてあなた自身がおもしろいと思うもの・好きなものについて、それがどのようなものかを分析してください。
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A.
私がおもしろいと思うものは、良い意味で「裏切られた・してやられた感」のあるものです。ミステリー・サスペンス等のジャンルに始まり、クリストファー・ノーラン監督の作品に代表されるような「どんでん返し」のある展開が好きです。何故このような「裏切られた・してやられた感」がおもしろく感じられるのかというと、知識や過去の経験からくる自分の予想を、遥かに上回る知識、技術、演出で、「こんなこと思いつかなかった!」と、ある種悔しい思いをさせられる一方で、次はどう来るのか?というワクワク感に「面白さ」を見出しているからだと考えられます。そうした「してやられた感」には突拍子のない発想力だけでなく、知識や技術などの努力による裏打ちが必要な為、納得感を与えることができるのだと思います。 続きを読む
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Q.
あなたが「熱中して取り組んできた」「熱く語れる」という分野か、得意なことを教えてください。
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A.
骨への興味から始まった「人類学」程、人生を通して、こんなにも魅せられた学問はありません。生命の誕生から今日の人類に至るまで、果てしない進化の旅路の結果が、今目の前にあるヒトの骨から見てわかると思うとどうしようもなく熱くなります。例えば、肘を固定した状態で腕を表、裏、表…と自由自在に動かしことができるのはヒトだけと言っても過言ではありません。犬や猫、馬、爬虫類などの動物にこの動きはできません。道具を使用することが、自分たちの生存に役に立つと考え、人類は自らの腕の骨を固定せず、自在に動かせるように進化したのです。ご先祖様の進化の旅路の顛末が、自分の腕からも見て取れる、ということを知れたのは人類学のおかげです。大学で学んだ一般教養だけでは飽き足らず、現在は大学院にまで進学し、人類学を日々学んでいます。 続きを読む
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Q.
「できることと、やりたいこと」を述べてください。
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A.
私は、難しい物事を事細かに分析し、自分の中でかみ砕き、易しく説明することが得意です。大学時代、課題発表で、専門書について自作のイラストを用いて発表し、専攻代表に選んでいただいた経験があります。難しい専門書であろうと、自分の中に落とし込めるようになるまで勉強することが大切だと考えています。 私は、自分の知識欲、分析力、説明力をフルに用いて、自分が今まで経験してきたような「してやられた感」のあるゲーム体験をユーザー様に与えていきたいと考えています。例えば、熱中した分野に書かせて頂いた「骨」「人類学」の知識を生かして、人型にはできない挙動をさせることによる潜在的な違和感を利用した奇怪なキャラクターを作成してみたいという思いがあります。 説明会でお伺いしたSEKIROのマップ制作時の視点誘導や、「見る猿、言う猿、聞く猿、」の戦闘仕様など、貴社の作品には驚かされることが多く、私自身も貴社で、「してやられた~!」とユーザー様を思わせられるような作品制作の担い手になりたいと思っております。 続きを読む