【新製品開発の舞台裏】【22卒】第一三共ヘルスケアの冬インターン体験記（理系/研究開発職）No.14851（京都大学大学院/女性）（2021/5/18公開）

自分の専攻を活かせると考えていたため日用品・製薬メーカーに興味があった。なかでもOTCのメーカーは消費者に届きやすいうえにやりがいも感じやすいだろうなと思っていたため、第一三共ヘルスケアやロート製薬、大正製薬、小林製薬などに興味を持っていた。

研究概要などの項目が非常に長かったため、エントリーシートについては何度も読み返した。また、企業ホームページで大事にしていること等を参照した。

エントリーシートに加えて、動画選考もあったためハキハキ感や第一印象も重要だと思う。

第一三共ヘルスケアが新しく販売する新製品を提案

Microsoft　Teamsに入室→動画閲覧→グループワーク→各種連絡→解散

新製品を開発する際の考え方

会社の紹介とグループワーク

1日目にやったこと

まず社員の方々の紹介が行われた。その後、ナビサイトなどで紹介されていたと思われる会社説明会の動画を見る。その後、2チームに分かれてグループワークを行い、それぞれ発表を行った。

研究開発担当の女性2人

なし

2チームの考えた製品が同じようなものであったのだが、「それぞれ着眼点が違って面白い」というところが印象に残っている。自分が発表を聞いたときにはあまり気づかなかった点であったので、やはり実際に研究開発に携わる人の見る目は違うなと思った。

使い慣れているZOOMではなく、Microsoft　Teamsでのグループワークであった。全員の顔が見えにくく、画面の共有をしていたので誰が発言しているのかよくわからなかった。ZOOMでは顔が見えるため、不便に感じた。また、グループワークの1チーム当たりの人数も他社に比べて多かったため、意見をまとめることが難しかった。

チームの学生とはグループワークでかかわりがあった。それぞれ意見を肯定してくれるような協調性の高い人達だった。

インターンシップを通して、ブレスラボの開発事例などを伺った。このような事例の中で、第一三共ヘルスケアがいかにエビデンスを大切にしているかということを学ぶことができた。また、薬学科の学生のように専門性の高い人の優秀さを知ることができたので、今後勉強しないといけないなと思った。

インターンシップの中で、ナビサイトでの説明会動画を見ることができたので特に会社情報については調べておく必要はなかったように思える。

グループワークと会社の説明がメインであり、休日の過ごし方などプライベートな部分や福利厚生などについて突っ込んで聞けるということはなかった。実際に働く中で、仕事とプライベートの両立が大事だと思っており、働く姿を想像するうえで重要な事項だと思う部分が分からなかったので、いいえを選択した。

インターン参加学生の数が少なかったことや、インターン参加者が有利になる選考があると明言されたため。インターンに参加していた学生は非常に優秀であったが、その中でも対等に議論することができたので少し自信になったと思う。また、医療用医薬品を志望しているのではないかと思う人も多かったため。

開発期間はどうしても長くなってしまうものの、エビデンスの蓄積に非常に力を入れており、非常に好感が持てたため。OTCの医薬部外品やサプリメントなどは、しばしば目を疑うようなものや、データがしっかりしていないものも存在している。しかし、第一三共ヘルスケアのものは安心できるなと消費者目線でも思い、このような安心感を消費者に与えたいと思ったため。

インターンシップ参加者は、本選考の際に通常ルートに存在するグループワークをパスできるという風に、最後に人事が明言していた。今回インターンシップ参加者は少なかったということもあり、有利になるのではないかと思う。

インターンシップ参加前は、自分の専攻を活かすことができる研究を行っている食品メーカーや製薬メーカー、化学メーカー、化粧品メーカーなどを志望していた。その中で、今回のインターンシップに参加することでエビデンスの蓄積をしっかりしている製薬メーカーは非常に好感が持てるなと思った。志望業界について変化はなかったが、この後もエビデンス蓄積のしっかりした会社を中心に志望していこうと思った。

インターンシップ参加前は、OTC医薬品を製造しているイメージしかなかった。一方、インターンシップに参加することでエビデンスをしっかし蓄積し、長期間の開発期間をかけても強い製品を作るという意思を感じた。社員の方々は頭が良く、真面目でおとなしいというイメージを抱いた。小林製薬やロート製薬とは全く違う雰囲気だなと思った。