【論理性と対応力が必要】【22卒】近鉄グループホールディングスの冬インターン体験記（理系/総合職事務系）No.13951（京都大学大学院/女性）（2021/4/17公開）

インフラを志望する中で、JRと私鉄の比較がしたかったため応募した。また、関西に住んでいるということもあり、なじみがあった企業であるからということも理由の一つである。選考に有利ではないと聞いていたが、業界理解がしたいことが主な動機。

近鉄グループホールディングスの中で使用したことがあるグループ会社のサービスなどを洗い出しておいた。実際に、近鉄グループホールディングスでの思い出のようなことも聞かれたため、考えておいてよかったなと思う。

私鉄の競合他社に比べ、論理性や整合性を求められていたと思う。また、突飛な質問も飛んできたため、その場での対応力も必要であったように感じた。どの私鉄にも言えることですが、業界や会社の理解も必要だと思った。

エントリーシート → WEBテスト → 最終面接

ゼミ・部活動・サークル・ボランティア・アルバイト・他社のインターンシップ経験等を教えてください。/志望動機・意気込み/自己PR

用紙を印刷して手書きで記入

郵送

手書きのESであるため、文字の綺麗さや体裁には気を付けた。また、写真を貼るなどして熱意を伝えた。

就活会議やワンキャリア等で過去の通過ESの項目をみた。また、同じく就活を行っている友人に添削を頼んだ。

就活会議、ワンキャリア

性格のみであったため、特に対策はしなかった。

企業オリジナルの性格

30分ほど

なし

入室後、開始

面接官の第一印象がハキハキした印象であった。面接官は非常に頭の回転が速く、次々に質問が飛んできたため、注意が必要。

面接では、自己PRなどを聞かれた際、「1点目は～2点目は～」のように構造化して話しました。このような話の分かりやすさが評価されたように思います。

志望動機を教えてください。

実務体験を通して、貴社で行われている業務を学びたいからです。私は、アルバイトやボランティアの活動において幅広い年代の人々と関わり、信頼を得ることでやりがいを感じてきました。この経験から、多くの人々の信頼を得て、生活を支える仕事をしていきたいと考えています。インターンシップにおいては、実務体験を通して自身の考えている貴社の業務と実際行われている業務間のギャップを埋めることを目標にしています。実際に業務に携わる社員の方々と交流し、今後のキャリア形成の糧にしていきたいと考えています。

学生時代に力を入れたことを教えてください。

学生時代に力を入れたことはサークル活動です。サークルでは、店を開いて商品を売っているのですが、販売数が伸び悩んでいました。そこで、SNSを用いたアンケートを実施することで原因を特定し、これを解決するための新しい企画を行いました。私が主導で行った企画により、売り上げが前年度の2倍となり、新たな取り組みを行う大切さを学びました。

電話で通過の案内があるが、軽く印象を伝えてくれた。

ワンキャリア、就活会議

事務系が配属される主な事業部の紹介とそれぞれについての30分ほどのグループディスカッションがあった。

1日目：到着→交通費の生産→説明→グループワーク→発表
2～4日目：入室→説明→グループワークの繰り返し

事務系の仕事内容について

近鉄グループホールディングスの事務系の仕事を知る

前半にやったこと

前半と後半で行ったことは同じです。例えば、運輸事業では社員の方々からクイズを織り交ぜながらの業務紹介がありました。その後、「新しくグッズを作るならどのようなものが良いか」といったグループワークを行いました。

後半にやったこと

前半と同様です。例えば近鉄リテーリングの社員の方に事業内容と業務紹介をしていただき、「ある場所に新しく出店するお店はどのようなお店が良いか」といった内容のグループワークを行いました。

人事2名

なし

インターンの時間が終了後も、人事の方が待機してくれ、気が済むまで質問をすることができた。21時頃まで質問をしている人もいた（残業を推奨する風土なのかが気になった）。

残って質問をしないといけない雰囲気になっていたことが少し気になりました。何人かが20時頃まで質問をするので、何となく全員いなければいけない雰囲気を感じました。また、時間が30分など限られた中でのグループワークはタイムマネジメントが要求され、大変でした。

グループワークでは毎回メンバーを変え、ほとんど全員と同じ班になることができるため、交流は多いと思う。

社員の方々が毎日長文でのフィードバックをくれるため、自分の立ち回りやグループで貢献できているかを客観的に知ることができ、非常に良かったと思います。また、インターンに参加しないとみられないようなホテルの1室を見せていただいたり、それぞれの苦労エピソードを知れたので働いている姿が想像できました。

他社のインターン等において、短時間でのグループワークを経験しておくことが大事だったと思います。長時間のグループワークはあったのですが、短時間を何度も行うインターンが少なかったのですごくせわしなかったです。

実際にそれぞれの事業部で働いている社員の方々と交流ができたことが一番大きい理由です。また、気になったことをあらかじめ人事に伝えておくと、インターン後に質問集としてまとめて送っていただくことができました。このようなことから、疑問が残ることは全くありませんでした。聞きにくい質問でもいいよ、と言ってくれるのもとても良かったです。

まず、インターンシップが本選考に全く有利にはならないということです。一方で、過去の体験談を見ていると「インターンシップに参加したことでESで落ちた」ということもあり、参加することでマイナスになることはあるようです。変に目立ってしまうとあまり良くないのかなと思いました。

業績の不振が一番大きな理由です。旅行客が減っている中での運輸事業や観光事業は赤字になっているとのことで、解決策を聞いたときに、「その対策を講じてもどうしようもないのではないか」と思うこともしばしばありました。また、最近ニュースでホテル事業を縮小したと言っていたことも理由の一つです。

インターンシップに参加したが、ESは通常と同じ時期に提出します。また、知人でインターンシップに参加してもエントリーシートで落選したという話も聞いたため、特に有利にはなりません。

ZOOMを用いたオンラインでの懇親会が開催されました。しかし、そこではほとんど学生同士で話していただけでした。

もともと私鉄にも興味があったが、今回のインターンを通して新型コロナウイルスの影響は避けられないと感じた。よって、志望度は下がった。また、JRと比べて様々な事業があり、転勤のリスクも避けては通れないと思った。逆に、1つのことをしていては飽きてしまうような人などはジョブローテーションの頻度が高い私鉄への就職を考えてみてほしいと思う。

もともと鉄道会社から発達した企業ということもあり、お堅いイメージがあった。一方で、参加している社員の方々は皆フランクで、同期が少ないこともあり別の事業部に配属された同期同士でも非常に仲のいい雰囲気が感じられた。また、社員の方々の過去の仕事を具体的に聞く中で、使命感や熱意をもって仕事をしていらっしゃる方が多いと思った。コロナウイルスの影響がぬぐえないため、業界の志望度としては下がってしまった。