17卒 本選考ES
グローバル職
17卒 | 徳島大学大学院 | 女性
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Q.
あなたの技術者としての専門(技術領域)は何ですか。 400文字以下
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A.
私の専門分野は有機化学です。その中でも有機光化学を専攻しており、「イミダゾ[1,5-a]ピリジン」という化合物の二量体構造の新規化合物の合成とその光物性についての研究しております。この化合物は二つの窒素を有し、そのうちの一つはピリジン環とイミダゾール環が接合する部分に位置する特徴的な構造をしております。近年ではユニークな発光特性を示すことから有機ELなどの新たな光機能性材料への応用が期待されております。有機ELはその省電力やフレキシブルな性質から世界中で研究が行われておりますが、大型化が難しいことや発光寿命が短いなどの課題もあります。また当研究グループではこのイミダゾ[1,5-a]ピリジンの二量体構造の合成に成功し、触媒反応の高活性配位子として寄与する事を見出しました。そこで本研究ではこの未開拓である二量体構造に着目し、新規化合物の合成とその光物性の調査を行い、新規光機能性材料への応用を目的としました。 続きを読む
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Q.
技術者としてTDK株式会社を志望する理由を、興味のある当社の製品・技術と関連付けてご記入ください。 300文字以下
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A.
私が貴社を志望した理由は、貴社の製品を支えている材料開発に興味を持ったからです。特にスマートフォンなどに使用される貴社独自の技術を駆使した機能性フィルムの材料開発に魅力を感じ、携わりたいと考えたからです。現在私は有機化学を専攻しており、新規光機能性材料の開発を行っております。貴社のITO透明導電性フィルムは無機材料を使用しておりますが、私が培ってきた有機化学の違った視点でのアプローチや材料設計・分析などを貴社の新たなものづくりに貢献できるのではないかと考えました。貴社の優れた製品の根本にあるのは材料開発であり、高付加価値な製品を提供し続ける貴社で働きたいと考え、貴社に志望いたしました。 続きを読む
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Q.
エンジニアとして大きく成長するためにどのような考え方で行動をしていきたいか教えてください。 300文字以下
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A.
私はエンジニアとして「困難なことにも挑戦」し、「人と関わり学んでいく」ことで成長していきたいと考えております。現在私は新規光機能性材料の研究をしており、自分の思うように実験がうまくいかないことが多くあります。しかし困難な課題にも諦めず挑戦し続けることで結果に繋げることができています。また会社に入れば幅広い年齢層の人や違う視点を持った人、国籍の違う人と関わることが多くなります。その中で自分の意見を持った上で様々な人と関わり、自分にはない思考や知識を吸収しながら学びたいと考えております。貴社において何事にも挑戦し、様々な人と関わりながら自分を成長させるエンジニアになりたいと考えております。 続きを読む
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Q.
あなた自身が伝わる、成功談、失敗談、嬉しかった、悔しかった経験などを教えてください。どのような考えからその行動をとったのか、その経験を通して何を学んだのか、などを含めて、ご記入ください。 300文字以下
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A.
私は大学4年間オーケストラ部に所属し、部活動を運営する執行役員として活動しておりました。先輩方の卒業演奏会を初めて運営した際、計画したスケジュールどおりに進まず片付けがホールの閉館時間ギリギリになるという事態になりました。先輩方は楽しかったと言ってくださいましたが、大変悔しい思いをしました。そこで次の定期演奏会に向けて反省点を話し合い、スケジュールを組み直し、部員たちと協力し問題が起きても対処できるよう入念に確認作業を行いました。その結果、定期演奏会は予定通り進み、1時間早く片づけを終えることができました。この経験から執行役員や部員と協力し、問題解決に向けて努力することの大切さを学びました。 続きを読む