22卒 インターンES
研究開発職
22卒 | 横浜国立大学大学院 | 男性
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Q.
本インターンシップに参加しようと思った理由を教えてください。(200文字迄)
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A.
私が貴社のインターンシップを志望した理由は自分の中の仕事のイメージと実際のイメージのギャップを縮めるためです。私の将来の目標は世界中の人が少しでも笑顔になる商品を作り続ける事です。そのためには今後のより製品の需要が短いスパンで入れ替わるグローバルな時代に対応する必要があります。そこで企業としての商品開発までの一連の考え方や責任、役割を今の自分のイメージと擦り合わせてみたいと思い志望しました。 続きを読む
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Q.
現在所属している研究室の紹介とその研究室を選んだ理由を教えてください。(300文字迄)
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A.
現在所属している研究室では「洗浄学」を中心に、生活場面から各種産業に至る広範な分野で行われている洗浄について研究を行っております。そして私がその研究室を選択した理由は、自分の出来る事で他人から初めて感謝をされたのがこの「洗浄」に関する事だったからです。まだ将来の夢も何一つ決まっていなかった高校3年生の頃、化学の授業で習った知識を用いて自宅で問題となっていた落ちない水回り汚れを解決したことがあります。その時の母親の笑顔と感謝が当時の自分にとても響き、身近な場面で困っているものを自分の力でもっと解決していきたいと思うようになりました。そこで専門的な知識を身につけるために上記の研究室を選択しました。 続きを読む
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Q.
研究以外で力を入れたことを教えてください。(300文字迄)*
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A.
私は研究以外でもどんな事に対しても力を入れていました。その中でも1つ挙げるとそれは英語力です。大学2年生の頃海外留学を1カ月したのですが、現地の言葉が分からず友達からも馬鹿にされて悔しい思いをしました。そこからTOEICで900点を必ず取ると決め、半年間で510点から915点まであげる事が出来ました。これを達成するためには日々の生活を徹底的に見つめ直して、どんなに忙しい日でも4時間の勉強時間を毎日確保して継続しました。これをきっかけとして、他人に負けないように力を注いで、日常の生活内でも何でも目標を掲げて取り組む事を決めました。日々の生活で怠惰の時間を作らず行動するように力を入れております。 続きを読む
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Q.
学部時代に取り組んだ研究テーマと内容。専門外にもわかりやすく
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A.
学部時代に取り組んでいた事は主に酸を用いた無機物汚れの除去剤の開発です。無機物汚れといいますと、鉄さびや水垢など身の回りに数多く存在しています。しかし、その汚れ除去方法は実は確立されていないものが多いんです。特にそれが顕著なのが鉄さび汚れです。洗浄試験用のモデルがないために実際の鉄板を用いた非効率な洗浄実験が行われています。鉄さびというものは時間経過とともに状態がどんどん変化していくために同じ状態での洗浄実験を行って比較する事が非常に難しいからです。よって洗浄法がいまだに確立されておらず、環境面や人体面に問題のある酸を用いて洗浄されています。 そこでそれを改善しようと研究を行ってきました。現在までで主に私が行ったことは2つです。 まず1つ目ですが私は白い布を用いての鉄さび汚れの再現を試みました。白い布に汚れを薄く広げる事で、同じ状態の鉄さび粒子が広範囲に付着して効率の良い洗浄実験が見込め、上記の課題解決への基盤形成になると考えたからです。方法としては、白布に塩化鉄水溶液を添加させ、それを80℃の水酸化ナトリウム水溶液に浸漬させることで作成します。何年もかけて生成する鉄さび汚れを、これにより2日で再現できるようになりました。 2つ目は作成した汚れモデルの洗浄性を評価するために、VisualBasicというプログラミング言語を用いて洗浄性評価の専用アプリケーションも作成しました。これを作成した理由を今から説明します。私が作成した白布の鉄さび汚れの中にも汚れが均一に付着していない部分が若干量あります。洗浄性評価に用いる分析機器の解析範囲が基質全体より狭いために、測定箇所によって値が変わってしまうという課題がありました。そのため値の信頼性を上げるために測定回数を増やしていたのですが、さらに効率よく洗浄性を評価するために上記のアプリケーションを開発しました。このアプリでは解析範囲を自由に変更でき、基質全体の写真から汚れの付着度を定量化する事が出来るため、一度の解析で汚れモデル全体の汚れ量を測定することが出来るようになりました。これにより洗浄性評価に費やす時間が大幅に短縮できました。 現在まででこれから行っていく洗浄実験の土台が出来ました。作成した汚れモデルと、解析アプリを両方用いて洗浄実験をどんどん行っていき、私の研究テーマである鉄さび汚れの除去剤の開発をこれから進めていきます。 続きを読む