- Q. 志望動機
- A.
三菱ケミカル株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2023卒三菱ケミカル株式会社のレポート
公開日:2022年7月7日
選考概要
- 年度
-
- 2023年度
- 結果
-
- 内定入社
- 職種名
-
- 総合職
投稿者
選考フロー
選考情報
- OB・OG訪問
- 実施していない
- リクルーター
- なし
選考時の新型コロナ感染症対策
選考は最初から最後までオンラインで行われました。
企業研究
他の財閥系の化学メーカー(三井化学や住友化学)や信越化学などもある中で、何故三菱ケミカルなのかという部分について詳しく説明できるようにした。実際にHPのIRや中期経営計画を見ることや、自分は行わなかったがOB訪問をすることで違いを明確化するといいと思う。三菱ケミカルは、現在石油・炭素事業を徐々に切り離し、EV向け素材など、カーボンニュートラルに則した新事業を展開する方向に舵を切っている。持続可能な「KAITEKI社会」を目指している三菱ケミカルだが、自分は、そういった変化を肯定的に捉えており、未来に向けた投資に魅力を感じていると語ったところ高評価を得ることが出来た。会社の方向性をしっかり理解して、やりたいことまで示せるとよいと感じた。
志望動機
私は、モノづくりを通じて人々の生活を根底から支えたいと考え、志望する。私は、東日本大震災を経験したことや地球温暖化をはじめとした環境問題によって、現在の生活の豊かさは不変のものではないと痛感した。祖父が産業機械の経営者であったこともあり、日本のモノづくりの技術力の高さに触れて育った私は、日本モノづくりこそが、こういった社会問題を解決できると考えている。そういった中で、0から1を作ることによって社会に革新的なソリューションを提供出来る化学業界で働きたいと考えている。特に、貴社の「KAITEKI」社会を目指し常に成長と革新を続けている姿に魅力を感じ、志望する。貴社の一員として、新たな価値創造に挑戦したい。
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2022年03月 下旬
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
ESの内容・テーマ
志望理由 200
学生時代頑張ったこと 400
その取り組みが上手くいかなかった場合どうするか 200
ESの提出方法
企業サイト
ESの形式
Webで入力
ESを書くときに注意したこと
通過率がかなり低いということは聞いたことがある。ESの項目数も少ないため、論理的かつ簡潔に書くことを意識した。
ES対策で行ったこと
就活の軸は何か?何故メーカーか?何故化学か?などどんどん深掘りをしていって志望理由にあらが出ないように気をつけた。
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
WEBテスト 通過
- 実施時期
- 2022年03月 下旬
- 実施場所
- 自宅
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
WEBテスト対策で行ったこと
他企業で、Webテストを複数回練習した。ESとの総合評価だが、こちらもボーダーは高いと思われる。
WEBテストの内容・科目
玉手箱
WEBテストの各科目の問題数と制限時間
言語非言語の通常のもの
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
1次面接 通過
- 実施時期
- 2022年04月 上旬
- 面接タイプ
- オンライン面接
- 実施場所
- 自宅
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 20分
- 面接官の肩書
- 若手の人事社員
- 逆質問
- あり
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
会場到着から選考終了までの流れ
オンラインで接続して開始
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
淡々とした感じで進んだため、少し緊張してしまった。しかし、自分の言葉でしっかりと語ることが出来た点が評価されたと感じた。
面接の雰囲気
淡々と聞きたいことについて質問される感じ。雰囲気は和やかだが、時々鋭い質問もされる。ただ、基本的にはネガティブチェックっぽいのでしっかり対策すれば大丈夫だと思う。
面接後のフィードバック
なし
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
1次面接で聞かれた質問と回答
なぜメーカーのなかでも化学なのか?
他企業で、鉄鋼やプラントエンジなどのBtoBメーカーも受けていたので深掘りされた。
2点あります。1つ目に、0から1を作り出せる化学や素材の魅力に惹かれたからです。鉄は、作り方は変われど、素材自体は変化しないと考えられています。その反面、化学は新たなものを作り出せるという点に魅力を感じ、そちらに携わりたいと考えたからです。
2つ目に、環境問題など、持続可能な社会の構築により交換出来ると考えたからです。御社が作っている生分解性プラスチックなどは、世界で注目されています。私の夢も、持続可能な社会の構築を目指すことであり、化学を通して「カイテキ社会」を目指す御社で働くことが最もやりがいになると考えたからです。
就活の軸について教えてください。
私の就活に軸は2点ある。1点目は、社会を根底から支え、産業や社会の持続的な発展に貢献出来ることだ。母校の〇部で、学生コーチとして活動し、人のサポートをすることにやりがいを感じた経験があるからだ。就職し、社会人になるにあたっても、人々の生活を根底から支えられる仕事に就きたい。2点目は、幼少期より日本のモノづくりに憧れがあったため、モノづくりに携われる業界であることだ。私は、祖父が産業機械の経営者であったこともあり、日本の技術力の高さに常に触れて育った。そういった中で、社会問題を解決し、持続可能な社会を実現していくには日本のモノづくりが必要不可欠だと考えている。そのため、直接モノづくりに携われるメーカーを志望している。
2次面接 通過
- 実施時期
- 2022年05月 上旬
- 面接タイプ
- オンライン面接
- 実施場所
- 自宅
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 人事社員と志望部署の技術系のベテランの方
- 逆質問
- あり
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 3日以内
会場到着から選考終了までの流れ
オンラインで接続
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
学生時代に頑張ったことに対しては様々な角度から深堀りされた。それでも、的確に会話のキャッチボールを意識しながら答えたのが良かったと思う。
面接の雰囲気
一次面接の時よりも穏やかな感じで始まった。技術系の方がベテラン社員であったが、緊張しないよう、和ませてもらった。
面接後のフィードバック
なし
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
2次面接で聞かれた質問と回答
学業について教えてください。
私の学業で頑張ったことは、ゼミでの生産管理、ビジネスモデル研究である。生産管理研究は、主にMBAの教科書を使い、グループ毎に教科書の内容を要約し発表している。その後、各議題に対してディスカッションを行うという方式で学びを深めている。私は、特にサプライチェーンマネジメントや、プロジェクトマネジメントについて興味を持っているため、これらを卒業論文のテーマにしようと考えている。ビジネスモデル研究では、ビジネスモデルの理論を学ぶことに加えて、自らビジネスモデルを創出する力を身につけることを目的としている。更に今後は、ビジネスモデルのシュミレーション研究を行っていく予定である。ビジネスモデルの創出から検証までを行うことの出来る素養を身に付けることによって、不確実性の高い世の中においても先を見通せる力を得たいと考えている。
強みと弱みについて教えてください。
私の強みは、常識を疑い既成概念にとらわれないアプローチが出来ることだ。この強みは、高校時代の〇部の経験から得ることが出来た。入部した際、40〜50人ほどいる部活で3番目に下手であった。しかし、人と同じ行動ばかりせず、常に常識を疑い練習やトレーニングを変化させていった。その結果として、レギュラー入りを達成出来た。学生コーチとしての活動でも、選手から「新しい視点から考えることが出来ました」という評価を貰うことが多い。この点、常識に良い意味で囚われてないところが良い点だと考える。逆に、常識を疑うことや違った見方をしようとするあまりに、考えすぎて行動が遅れてしまうことがある。迷ったらまず行動を信念に、この弱みを改善していきたい。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2022年05月 下旬
- 面接タイプ
- オンライン面接
- 実施場所
- 自宅
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 人事の方と技術系の部長の方
- 逆質問
- あり
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 1週間以内
会場到着から選考終了までの流れ
オンラインで接続
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
いつも通り、会話のキャッチボールを意識して話すように心掛けていた。また、志望部署に対する適性を見せることも心がけた。
面接の雰囲気
今までの面接に比べて年次が上だったため、緊張したが、話しやすい雰囲気を作ってくれたためありのままで望むことが出来た。
面接後のフィードバック
なし
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
最終面接で聞かれた質問と回答
学生時代に力を入れたこと
私は学生コーチとして、母校の全国大会出場の達成に貢献した。○○○○が目標の本校だが、5年連続で逃し続けていた。総合力が高まらない原因について、指導能力・体制の不足だと考えた。そこで、指導力を強化するために、以下の2点の施策を行った。1点目に、自らバイオメカニクスや解剖学を学び、チーム内にそれらの知識を活かした練習を取り入れたことだ。これにより、強豪校に比べ練習時間の短い本校において、効率的かつ個々に合った指導を行うことが可能になった。2点目は、練習に参加可能な中学3年生や、新入生の指導を強化したことだ。これまで、新入部員の指導が疎かになっている状況が続いていた。私は、それが選手の強化に繋がらないと考え、○○○○を始める上での基礎となる、指導マニュアルを新しく作成し、指導を行った。結果として、例年に比べ層の厚いチームが完成し、5年ぶりの全国出場に貢献することが出来た。
一問一答形式で学生時代頑張ったことの深堀り
解剖学やバイオメカニクスはどうやって学んだのか?
基本的には、本や論文を読むことで学びました。また、知り合いのトレーナーに直接聞きに行くことや、講習会等に参加することで学びを深めていました。
なぜ学ぼうと思ったのか?
スポーツをする中で、解剖学やバイオメカニクスはとても大事であるものの、組織の中に、そういった分野に詳しい人がいなかったからです。自分が勉強することで少しでもチームに還元しようと思って学びました。
それを学ぶ必要性はあったのか?
間違いなくあったと思います。このチームでは、怪我や動作障害を起こしてしまう人が多かったからです。それは、間違いなく動作や解剖学に詳しい人が指導していなかったことが原因でした。
内定者のアドバイス
- 内定時期
- 2022年05月 下旬
内定を承諾または辞退した決め手
職種や配属地が決まっており、安心できたため。
内定後の課題・研修・交流会等
今のところなし。今後ある予定。
内定者について
内定者の人数
30人ほどだと考えられる。
内定者の所属大学
早慶や旧帝大が多め。
内定者の属性
不明。
内定後の企業のスタンス
あらかじめ第一志望だったので、電話が来てすぐに承諾して、他社の選考を辞退した。入社する意思を聞かれただけで、おそらく選考辞退を強制させることはないと思う。
内定に必要なことは何だと思うか
OB訪問はしておけばよかったなと後悔することもあったが、自分は結局しなくても内定することが出来た。ただ、詳細な企業研究が求められることは間違いないと考えられる。財閥系の他社や、富士フイルム、旭化成、信越化学などがある中で、何故三菱ケミカルに入社したいのか、そこで何を成し遂げたいのかを明確にしておいたほうが良い。また、化学最大手ということもあり、面接に進むにはそれなりのスペックも求められる。スペックに自信のない人は、受けるだけ無駄なので、他社を受けた方がよいと思う。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
学生時代に頑張ったことはかなり深堀されたため、しっかりと濃い経験をして、それをアピールできるか内定が出るか出ないかの一つの要因だと考えられる。また、就活の軸と志望動機の一貫性を示せたことが、自分自身の内定の要因だと考えられる。
内定したからこそ分かる選考の注意点
1次面接は、ネガティブチェックのような印象を受けたが、鋭い質問も飛んでくる。選考の鬼門は2次面接だと考えられる。ただ、面接の雰囲気は和やかだったので、あまり構えずありのままを出すとよいと思う。最終も落ちている人がいるようなので、気は抜けないだろう。
内定後、社員や人事からのフォロー
内定者交流会を実施する予定らしいが詳細は未定。
内定後入社を決めた理由
入社を決めたポイント
- 成長市場で働きたい
- 会社の事業内容・サービス・やりたいことが実現できる
入社を迷った企業
日本製鉄株式会社
迷った会社と比較して三菱ケミカル株式会社に入社を決めた理由
三菱ケミカルに決めた理由は、2点ある。1つ目に、鉄鋼業界の将来性に不安を感じたことだ。それに対して、化学は現状不安はあるものの、将来に向けた事業を多く行えるという点に魅力を感じたからである。2つ目に、勤務地と職種が決まっていることだ。三菱ケミカルはジョブ型の採用を行っており、入社前から志望職種に付けることが確約されている点に魅力を感じたからだ。
以上の理由により、非常に選択に迷ったが、三菱ケミカルを選んだ。
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- A.
- Q. 志望動機
- A.
三菱ケミカルの 会社情報
| 会社名 | 三菱ケミカル株式会社 |
|---|---|
| フリガナ | ミツビシケミカル |
| 設立日 | 1933年8月 |
| 資本金 | 532億2900万円 |
| 従業員数 | 13,249人 |
| 売上高 | 1兆2907億2800万円 |
| 代表者 | 筑本学 |
| 本社所在地 | 〒100-0005 東京都千代田区丸の内1丁目1番1号 |
| 電話番号 | 03-6748-7300 |
| URL | https://www.mcgc.com/ |
| 採用URL | https://www.m-chemical.co.jp/saiyo/ |
