【21卒】森トラストの冬インターン体験記（理系/総合職）No.9896（東北大学大学院/男性）（2020/7/13公開）

ベンチャーキャピタルの方向性を理解できた。最近は流行り物ではあるが、オフィスビル＋地方ラグジュアリーホテルという2軸で進めているデベロッパーがどのような企業と関係性を持っているかを学べた。また、ラグジュアリーホテルブランドとのリレーションが強いことも学べた。

VCでどこの企業に投資しているかを事前に見ておくと良い。また、地方観光業の課題感なども持っておくと取り組みやすい。

私の志向性に対して、事業領域の狭さが気になった。オフィスビルとホテル事業のほぼ2軸でデベロッパー業を行っているため、街づくりの方法が限られていると感じた。興味があった地方開発に関しては、海外の有名なラグジュアリーホテルブランドありきの事業形態なので、本当に文化や歴史を汲み取った開発をしているのかが疑問に思った。

志向性が合わないことを最終までに見透かされるだろうと思ったから。住宅や商業開発もキャリアの中で携わっていきたいと思う一方で、この企業はほとんどオフィスとホテルのみなので、ミスマッチが生じていた。ベンチャーキャピタルにも元々興味があって志望理由の一つだったが、他の企業ではなく志望する理由が見つからなかったため、見透かされるだろうと思った。

若手〜中堅社員の方と話したが、個々の目標を持って働いている人間が少ないと感じたため。会社の流れになんとなく合わせながら働いている印象を持ってしまった。他のデベロッパーと比べて、ガツガツした印象が薄く、チャレンジャー気質な人が少ないように感じたため、自分の志向性と合わないと感じた。

インターンシップ参加者は早期選考や社員面談に誘われるため。社員面談でも、雑談をしているだけだったので、ネガティブチェック程度の選考しか行われていないように感じた。1次面接まではほぼ無条件で進める可能性が高い

フィードバックのメールを個々に対して送ってもらえる。その後、電話がかかってきて社員面談をしないかと誘われる。そこでネガティブチェックが行われ、突破すれば一次面接に進める。

総合デベロッパーのみを志望していた。「仮説検証の結果、他の業界は合わなかった」という実体験に基づいた理由づけのために様々な企業を受けた。総合デベロッパーを志望する上で、スマートシティを推進したい思いを推して総合デベロッパー業界を受けつもりだったので、それに関わる業界を中心に受けていた。インターンに参加したのは、ITベンチャー、ITコンサル、自動車、鉄道、インフラ、通信、デベなど。

志望業界ではあったが、志望企業からは外れた。理由は上記で書いてきたとおりで、オフィスビルとホテル事業の2軸にこだわっている点や、それら事業の強みに魅力を感じなかったため。しかし、不動産業界の働き方や、他の企業との差別化を学ぶことができたので、業界理解という点で、その後の選考や面接での武器にはなった。