【金融力を体感、未知への挑戦】【20卒】日本政策投資銀行（DBJ）の冬インターン体験記（理系/1day）No.4573（大阪大学/男性）（2019/4/3公開）

様々な企業について調べていくうちに政府系金融機関というものがあることを知った。そもそも、政府系金融機関と聞いて民間の金融機関と何が違うのか明確にイメージできなかったため、詳細を知りたいという思いで応募するに至った。

ESの提出を求められており、分量も多いため、DBJについてナビサイトや公式サイトなどを用いて調べるなどした。

DBJの金融力を知る

1日目にやったこと

午前中はDBJの説明が行われた。昼は社員さんに連れられてランチへ行った。私の班は入社3～4年ほどの女性社員で海外で投資案件をしているとのことだった。午後は金融ソリューション体感ワークを行った。

なし

金融ソリューションワークを行っているときに時間がないのに細かい数字にこだわりすぎていたことに対して、「大枠を整理してから初めて計算の意味がある」と言われたこと。

インターンシップで大変だったことは、金融の知識がないことが原因で、DBJの説明の時に話についていくので精いっぱいだったことです。また、後半の金融ソリューションを体感するワークでは、返済の見通しも立てるということで、企業の売り上げの伸びなど多面的に計算が求められて苦労した。

政府系金融機関ということで、メガバンクなどと同じようなことをしているとイメージしていたが、実際はそうではなく融資よりも投資の業務の方が多く、どちらかというと証券会社の投資銀行部門に近い業務が多いとわかった。また、融資やアドバイザリーだけではなく、投資もしておりスカイツリー建設の際など公益性の高い事業に投資するなどしている。

インターンシップ参加前に準備しておけばよかったことは、金融機関の業務内容を理解するために、金融の知識を付けておくことである。

社員さんに質問で「出来れば仕事で自分が正しいと思えるようなことをしたいです」と伝えると「うちは政府系というのもあって自分の中の正義を実行したいと考えている人が多いよ」と答えてくださった。これがきっかけで、自分と同じような人がいるかもしれないと自分が企業で働く姿が少しイメージできた。

新卒採用人数が少ないこと、高学歴の人を積極的に採用していることで、東大京大でほとんどの採用枠が埋まってしまうのではないかと懸念しているため。更に、ナビサイトや先輩の話を聞いて、DBJを志望する人は志望度が高く、徹底的に対策などを行ってくる人が多いのではないかと感じているため。

まず、前提として、金融機関は融資、投資などそれぞれの会社によって、役割分担されているのが普通であるが、より適切なソリューションを提供するためには、投資も融資もM＆Aもすべて検討できる状態であるのが理想だと考えている。そこで、これらの役割を一社で担うことができるDBJは私の考えに合った企業であると感じたため。

1dayインターンシップでは、インターン後のフォローなどは存在しなかったため有利にはならないと考える。ただ、インターンシップ中の行動、あるいは参加したこと自体が評価される可能性はあると考える。

インターンシップ参加前は、コンサルティング業界、証券会社の投資銀行部門などを志望していた。これらの業界に共通することは仮に転職することになった時に、自分の市場価値が比較的高く転職に有利であると想定される点である。更に、企業の意思決定に携わることができる可能性があり、やりがいのある仕事だと考えている。

このインターンシップに参加したことで今までの志望業界に加え、政府系金融機関、特にDBJの志望度が大きく上がった。そして、他の政府系金融機関についても調べるようになり、公平性、中立性といった言葉に魅かれている自分に気づいた。よって今後は公平中立といった性質を持つ他業界が存在しないか調べていきたいところである。