- Q. このインターンに興味をもったきっかけ・参加した理由・選んだ基準を本音ベースで教えてください。
- A. 化学系の業界を多く見ていたが、金属材料を扱う業界も知りたいと思い、参加した。事業内容もあまり調べられていなかったので、ワークショップを通して知ることができると考えた。また、ワークだけでなく社員座談会もあり、対面開催だったことも参加を決める一因となった。続きを読む(全126文字)
【未来を切り拓くエンジニア魂】【22卒】AGCの夏インターン体験記(理系/技術系総合職)No.12828(東北大学大学院/男性)(2021/2/16公開)
AGC株式会社のインターンに参加した理由や選考フロー、実施期間、当日の形式や具体的な内容、インターン参加後の感想など、体験記の詳細を公開しています。ぜひ、先輩の回答をインターン対策に役立ててください。
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2022卒 AGCのレポート
公開日:2021年2月16日
インターン概要
- 卒業年度
-
- 2022卒
- 実施年月
-
- 2020年9月
- コース
-
- 技術系総合職
- 期間
-
- 2日
投稿者
- 大学
-
- 東北大学大学院
- 参加先
- 入社予定
インターンシップ参加前
このインターンに興味をもったきっかけ・参加した理由・選んだ基準を本音ベースで教えてください。
材料系の研究を行っており、専門性を生かせる業界・職業理解を深めたいと考え、素材メーカーという括りで企業を調べていた。数ある素材メーカーの中でもAGCは、少数精鋭で優秀な社員が多い、給料が高いと噂があり、興味を惹かれ、応募に至った。
このインターンの選考に受かるために行った対策・準備・勉強したこと・調べたことを教えてください。
2点ある。1点目に、新卒採用ページを見て、企業の理念や求める人物像を把握し、それに因んだ自身の経験を言語化・整理し、面接準備を行った。2点目に、自分の研究内容を専門外の人にもわかりやすく伝えるために、専門用語をかみ砕いて説明する練習を行った。
選考フロー
エントリーシート → WEBテスト → 最終面接
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2020年06月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
WEBテスト 通過
- 実施時期
- 2020年06月
- WEBテストの合否連絡方法
- 未選択
- WEBテストの合否連絡までの時間
- 未選択
最終面接 通過
- 実施時期
- 2020年07月
- 形式
- 学生3 面接官1
- 面接時間
- 50分
- 面接官の肩書
- 10年目の採用担当人事
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
・面接官からの質問に対して、①結論から答える、②簡潔に答える(話し過ぎない)
③声の抑揚を意識する、以上の3点を意識して受け答え行った点。
・事業内容に関する質問を自分の研究分野に紐づけて回答した点
・企業規模に対する社員数が少なく、少数精鋭であり、若いうちから裁量や責任が大きい仕事を任せられる企業である。ゆえに、そのような環境でも活躍できるポテンシャルを持っているか否かという点は、選考を通して評価されていると考えられる。
面接で聞かれた質問と回答
学生時代に力を入れたことは何ですか?
昨年から継続している研究活動に力を入れています。私は小・中学校の時ボーイスカウトを経験しており、その頃から環境問題に漠然とした関心がありました。ゆえに学部3年次で環境問題の解決に貢献できる研究室を選択しました。しかしそこで選択した研究テーマには既存でない実験系を用いるものであり、先行研究が少なく、論文による調査で仮説を設定することが難しいという課題がありました。そこで私は大別して2点の工夫を行うことで課題解決に努めました。まず現象の発現原因と考えられるものを複数検討し、実験によって真の原因を絞り込むことに注力しました。また実験だけでなく解析面からのアプローチも行うことで、現象を多面的にとらえることを意識して行いました。以上の工夫が功を奏し、卒業研究では新規性のある知見を得ることができました。またこの研究を通して現状分析から仮説を設定し、仮説の検証・修正の重要性を学ぶことができました。
AGCの取り扱う中で、一番興味のある事業・商品は何ですか?
産業用ガラス生産の高効率化に興味があります。私は、卒業研究を通して、燃料電池触媒の生産のためには作製条件(温度、担持)・プロセスの最適化が重要であるという知見を得ました。ラボスケールからプラントスケールまでの実験・生産の最適化や、生産現場へのIT技術の導入は、工場の生産性を、飛躍的に向上させる可能性を秘めていると私は考えています。貴社は、高度なシミュレーション技術を有しており、製造業におけるIT技術導入に関して深い知見を持っていると見受けています。
逆質問の時間
- はい
- いいえ
インターンシップの形式と概要
- 開催場所
- オンライン
- 参加人数
- 40人
- 参加学生の大学
- 旧帝大の理系院生が多かった。ガラスを研究している院生も一定数存在した。
- 参加学生の特徴
- チームメンバーは積極性や論理的思考能力の高い学生ばかりでした。ワーク中も、議論が逸脱することなく、スムーズにかつ活発に行われました。
- 報酬
- なし
インターンシップの内容
テーマ・課題
新規事業戦略立案のためにM&Aすべき工場を選択せよ
1日目にやったこと
会社説明→講義→社員座談会
会社説明では、事業や職種説明だけでなく、研修制度やキャリアパスなども詳しく知ることができた。講義では製造業の仕事の進め方を体系的に学ぶことができた。
2日目にやったこと
ケーススタディ講座→ワークショップ→振り返り→社員座談会
ケーススタディでは、過去の事例をもとに、エンジニアに求められる素養を演習を交えつつ、学んだ。ワークショップは、新規事業のために、M&Aすべき工場を各メンバーに与えられた資料を基に選定するというものであった。ワーク終了後、代表者がグループ成果を報告し、上位3チームが発表された。
発表会はありましたか?
- はい
- いいえ
審査員の肩書き
人事、ガラス部門のベテラン社員
優勝特典
なし
インターンシップを通して印象的なフィードバックは何ですか?
「エンジニアとは、モノづくりを通してお客様のニーズを満たす仕事である」という言葉がとても印象に残っている。技術に傾倒するだけでなくマーケット視点を持ち、顧客のニーズを見極める「目利き力」が、これから求められると学んだ。
苦しい・大変だと思った瞬間は何ですか?
2日目のワークショップがかなり大変だった。時間制約が厳しい中で、利益計算や資料の読み込み、情報共有、意思決定を行う必要があり、最終結論まで辿り着くのにも苦労した。(全グループ中、3割程度は時間内に終わっていなかった。)また、オンラインならではの大変さも多々あった。(話すタイミングが被る、表情が読み取りずらい、通信状況が不安定...etc)
インターンシップを終えて
インターンシップで学んだこと
1日目の講義で、製造業界理解をかなり深められたことが、個人的に一番大きな収穫である。バリューチェーンに関する話は目から鱗だった。
また、2日目に行われた座談会を通して、現場社員一人一人が携わる業務に関して情熱的に話してくださる姿から、社員の方の仕事に対するモチベーションの高さを肌で感じた。
参加前に準備しておくべきだったこと
M&Aというなじみのないテーマであったため、前提知識の有無で、アウトプットに差が生じると考えられる。また、時間制約が厳しいため、タイムマネジメントをしっかりを行い、議論の流れをコントロールしながら進めていく事がより良い結果につながると考えられる。
参加してみて企業で働いている自分を想像できましたか?
- はい
- いいえ
インターンシップを通して、業界および各職種の働き方や求められる素養を深める事が出来た。一方、寮や工場の雰囲気等、実際の現場のスピード感は、あまり伝わってこなかった。(オンラインであるため、致し方ないとは思うが)
また、社員の一日のスケジュールなども座談会で聞いておけば、働くイメージがより想像できたと今になって思う。
本選考で内定が出ると思いましたか?
- はい
- いいえ
インターンシップ参加メンバーはコミュニケーション能力や学歴が高い人ばかりだった。また、倍率に関しても過去最高であったと採用人事の方が仰っていたので、選考では一定の水準が求められていると感じ、今の自分では確実に内定が出るとは考えにくいと感じたから。
この企業に対する志望度は上がりましたか?
- はい
- いいえ
大きく分けて2点ある
①職場環境
若手社員でも、気兼ねなく自分の意見が言える企業風土に魅力を感じた。また、座談会で話した社員の人柄が非常によく、一緒に働いてみたいと思えたから。
②待遇
他素材メーカーと比較して、給料や福利厚生が良い。また、海外勤務の可能性も高いと座談会を通して知ることが出来た。
この企業を本選考でも受験予定ですか?
- はい
- いいえ
インターンへの参加が本選考に有利になると思いましたか?
- はい
- いいえ
内定者座談会や部門別座談会等のインターンシップ生限定イベントに招待される。また、早期選考の案内がある。前年度は一部選考過程が免除されたらしいが、今年がどうなるかは現時点では不明。
参加後の社員や人事のフォローについて教えて下さい
選考時に受けた適性検査の診断結果がマイページ上で確認できる。また、インターンシップ生限定イベントや早期選考の案内があった。
参加前の志望企業・志望業界を教えて下さい
①自身の専門性が生かせる
②社会貢献度の高さ
③市場規模の大きさ
④待遇、(ワークライフバランス)
以上4点の就活の軸から、プラントエンジニア業界やIT業界、素材・自動車メーカーを志望業界としてみていた。
また、安定性や将来性、福利厚生も加味して、業界シェアや従業員数の多い企業が良いと漠然と考えていた。
このインターンへの参加がその後の就職活動にどう影響しましたか?
企業規模に対する社員数が少なく、少数精鋭であり、若いうちから裁量や責任が大きい仕事を任せられる企業で働くこともアリだと考えるようになった。理由としては、自身の成長ややりがいを実感できるため、より楽しく働けるのではないかといった感じである。しかし、裁量の大きさは仕事におけるプレッシャーの大きさと表裏一体である為、ワークライフバランスなども考慮すると、再考の余地があると最近思い始めた。
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AGCの 会社情報
会社名 | AGC株式会社 |
---|---|
フリガナ | エージーシー |
設立日 | 1950年6月 |
資本金 | 908億7300万円 |
従業員数 | 55,272人 |
売上高 | 2兆192億5400万円 |
決算月 | 12月 |
代表者 | 平井良典 |
本社所在地 | 〒100-0005 東京都千代田区丸の内1丁目5番1号 |
平均年齢 | 43.2歳 |
平均給与 | 863万円 |
電話番号 | 03-3218-5096 |
URL | https://www.agc.com/ |
採用URL | https://www.agc.com/recruiting/ |