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- A.
東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2020卒東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)のレポート
公開日:2019年6月25日
選考概要
- 年度
-
- 2020年度
- 結果
-
- 内定辞退
- 職種
-
- ポテンシャル採用
投稿者
- 大学
-
- 上智大学
- 内定先
- 入社予定
選考フロー
企業研究
鉄道会社を志望する際に重要なことは、JR旅客各社と私鉄各社の違いを認識することである。JR旅客各社や東京メトロなどは売上における鉄道の占める割合が多いのに対して、私鉄各社は売上における非鉄道が占める割合が多いということが最大の特徴としてあげることができる。JR東日本に関しては今年度の採用から鉄道と開発で区別した採用をやめていたため、鉄道でも開発でも自分は活躍することができるということをしっかりとアピールできるようにすることが重要だと考えて準備していた。私は開発業務志望であったが、鉄道会社であるので、「なぜ鉄道会社で開発業務に携わりたいのか」という点もしっかり準備した。選考の質問内容などについては就活会議などで情報を収集して予習するようにした。
志望動機
それぞれの地域にとって「当たり前」で「ないと困る」空間や生活サービスを提供する仕事がしたいと考えています。。特に、人々の日常生活を支える「駅」をこれまで以上に「ないと困る」ものとすべく、「駅」を中心とした街づくりや生活サービスの提供とそれに伴う沿線価値の向上に取り組みたいです。その理由は主に二つあります。➀体育会ワンダーフォーゲル部で、主将として部の課題に自ら向き合い改善していく中で確立した仕組みが、今や部に欠かせなくなったことから、「ないと困る」価値を創造する仕事がしたいと考えるようになったから、➁私の地元地域で「駅」を中心にその周辺各所で再開発事業が行われ、その街や人の流れが変わる光景を目の当たりにしたため、「駅」という場所を活かした街づくりやサービスに携わる仕事がしたいと考えるようになり、「駅」を持つ鉄道会社に興味を持ったから、です。その中でも貴社ならば、首都圏にとどまらない東日本エリアの広範囲において地域に根差した事業を行ってきた実績があり、だからこそ「駅」と、その「駅」を中心とした魅力的な街づくりができると考えているため、御社を志望しています。
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2019年03月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
ESの内容・テーマ
自己PRのタイトル(30文字以内)/あなたがこれまで挫折や困難を乗り越えた経験を交えて自己PRしてください。(400文字以内)/JR東日本だからこそあなたが実現したいことはなんですか。また、その実現のために、あなたのこれまでの経験を具体的にどのように活かしますか。(800文字以内)
ES対策で行ったこと
就活会議などで模範となる回答を確認していた。設問は基本的な内容が多かったので、これまで準備してきた定型文をもとに書くことを意識した。
グループディスカッション 通過
- 実施時期
- 2019年04月
- 形式
- 学生60 面接官不明
- 時間
- 120分
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 3日以内
テーマ
30年後のJR東日本のあるべき姿について考える。
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
その場の状況で必要な役割をこなせているかということをよく見ていると感じた。自分中心になるのではなく、周囲を強力して一つの考えを導き出すことにしっかりとアプローチできているかどうかということが重要だと思った。
1次面接 通過
- 実施時期
- 2019年04月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 20分
- 面接官の肩書
- グループディスカッションの選考官
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
グループディスカッションの振り返りえを中心に話が進んでいったので、それに対して自らがしっかりと意思を持って参加できていたことを伝えられたことが良かったと思う。
面接の雰囲気
グループディスカッションのが終わった後にその会場ですぐ行われたため、全体的にざわついていた。また「面接」ではなく「意見交換会」と案内されていたため、全体的にどのような意図がある面接なのかわかりにくかった。
1次面接で聞かれた質問と回答
グループディスカッションで非常に場をうまく回していたように感じられましたが、今日のグループディスカッションで意識していたことを教えて下さい。
評価いただきありがとうございます。今回のグループディスカッションでは、同じグループのメンバーが比較的おとなしい学生ばかりであり、最初にグループディスカッションが始まった時点で「自ら話し始めようという人が少なかった」ように思いました。自分は普段のグループディスカッションの時から「必ずリーダーをやろう」ということや「書記をやって常にディスカッションの軸を掴めるようにしよう」といったことは考えていません。その場で必要だと思った役割や立ち回りをこなそうと思って臨んでいます。今回も、その場でグループのメンバーの様子などを見て、自分が少し引っ張る形だとうまく議論が進むと考え、積極的に話を回すことに努めました。またそれと同時に書記も務め、そこで議論の軸を掴みつつ発言が少ないメンバーに発言を促すなど、チームとしての議論の活性化ができるように努めました。結果としてうまくグループディスカッションの方向性を導き出すことができたのでよかったと思います。
グループディスカッションでなぜ今日のような立ち振る舞いができるのでしょうか。
私は大学で体育会ワンダーフォーゲル部の〇〇を務めておりました。サッカー部や野球部などといった他の体育会部活動とは異なり、登山というスポーツはいつでもだれでも始められるスポーツであるため様々なバックグラウンドを持つ部員が入部してきます。これまで登山をやってきた者、初めて登山を始める者、これまで何かスポーツをやってきた者、全くスポーツをやってこなかった者と、とても多様です。そのため、本当に多様な意見が部内に存在し、それゆえに部としての方向性を導き出すことが非常に難しいです。そのような環境下で〇〇として部をマネジメントしてきたので、多様な意見の中で議論が上手く進むような立ち振る舞いを常に意識して行動してきました。それが今回のグループディスカッションでも発揮されたのではないかと思っています。
2次面接 通過
- 実施時期
- 2019年04月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 20分
- 面接官の肩書
- 人事部課長
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
自分がこれまで経験してきたこと、その中でどのような意思を持って行動してきたか、ということを明確に伝えることができたことが良かったのではないかと思う。
面接の雰囲気
貸会議室で、同じ部屋の中で複数の面接が同時に行われていたため、少し騒がしい中で行われた。そのためか、そこまで緊張せずに行うことができた。
2次面接で聞かれた質問と回答
学生時代で最も頑張ったことを教えて下さい。
私は学生時代で最も頑張ったことは、体育会ワンダーフォーゲル部で〇〇として活動したことです。当部は登山を中心としたアウトドア活動を行っています。その中で、登山の安全性が課題としてありました。私は〇〇としてその改善に取り組みました。改善策として「体力」や「技術」といった点の強化が考えられますが、私はそれに加えて内面的な「主体性」という点に注目して取り組みました。例えば、登山に必要な技術講習においては、それまで一斉教授型で行っていたことを少数精鋭型に変更し、教わる側の主体的な学び、教える側の責任と主体性の保持を可能としました。これらの取り組みによって、部員一人ひとりの主体性を高めることができ、部の安全性を向上させることができました。そして、これまでよりも高いレベルでの登山を可能としました。これらの取り組みが学生時代で最も頑張ったことです。
学生時代に頑張ったことの中で最も苦労したことについて教えて下さい。
最も苦労したことは、部員との認識の共有です。特に、幹部内での共通認識の構築には非常に多くの時間を費やしました。私が所属していた部活動は体育会であるにもかかわらずサークル気質があって誰でも入部しやすい環境にありました。そのため、多様なバックグラウンドを持つ人が在籍しており、とても多様な考えや意見が部内に存在していました。その中で、初めはお互いに意見が「ぶつかり合う」状態が続いていました。しかし、それでは埒が明かなかったため、「自分の主張を通すため」ではなく「部の為に方向性を決めるため」に議論を行うという認識に立ち返らせることを意識しました。その結果、それまでの「意見のぶつかり合い」から「意見のぶつけ合い」へと変化し、非常に発展性の高い議論を行うことができるようになりました。結果として幹部内での共通認識をつくり上げ、部員に示すことができました。これらのプロセスは非常に苦労した点でした。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2019年04月
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 20分
- 面接官の肩書
- 役員
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
「御社であれば活躍できる」という強い意思を明確にはっきりと伝えることができたことが良かったのではないかと思う。最終面接だったので、思いっ切りできたことが評価されたのではないか。
面接の雰囲気
これまでの選考とは異なり、非常に緊張感のある雰囲気で行われた。役員が面接官であることから最終選考に近いことを察したため、余計に緊張した。
最終面接で聞かれた質問と回答
開発業務を志望とのことですが、弊社の総合職に採用された場合、配属として鉄道業務に就く可能性もあります。その辺りは認識されておりますでしょうか。
はい、もちろん承知しております。私としてはむしろ鉄道業務を経験できる機会があるとしたら嬉しい限りです。もちろん、最終的に御社で取り組みたいことは、駅を中心とした街づくりや生活サービスの拡充に携わる業務に就くことです。その業務に就いた際に最も重要なことは、「ユーザーのニーズをいかに汲み取り反映することができるか」ということだと私は思います。そのようなスキルを身に付けるためにも、「どのような人がどのような時間にどのように駅や鉄道を利用しているのか」ということを知っておく必要があります。そういった点からも、鉄道業務に身を置きユーザーに近い立場の視点を養うことができることは、開発業務に携わるうえでも非常に重要な経験だと思っているので、とてもポジティブに考えております。
弊社の「変革2027」を読んだ感想を教えて下さい。
私が御社の「変革2027」を読んで最も印象的だったことは、地方創生に関する内容です。御社の事業エリアには、都市部だけでなく地方部も多く含まれています。御社は人々の生活を支える交通インフラを担っており、その責任があると私は考えております。その中で、地方の人口が減少していくことも踏まえ、どのような生活、そのような街の在り方が望ましいかということを考えていくことが重要だと思います。コンパクトシティを目指すことだったり、交通インフラのシームレス化を図ることであったり、移動手段と生活サービスのシームレス化など、交通インフラを担い、それに加えて生活サービスまで事業を行う御社ならではの強みを活かした取り組みができると私は考えています。そのようなことに言及されてたいことが非常に印象的でした。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
面接では第一志望であるということを伝えていたにも関わらず、内定を頂いた後も自分が納得するまで就活を続けることを容認してくれた。その中で内定者懇親会や社員質問会の機会を設けていただき、しっかりと迷うことができた。
内定に必要なことは何だと思うか
鉄道会社を志望するのであれば、必ずJR旅客各社や東京メトロと私鉄各社の違いをしっかりおさえておくことが重要といえる。その中でもさらに、JR西日本、JR東海との違いをまたしっかりと認識しておくことが必要だと思う。選考に関しては、「面接」は「面会」と案内されるし、「グループディスカッション」は「ワークショップ」と案内される。とても分かりにくく、選考の進捗状況がつかみにくいが、その都度雰囲気で察することが重要だと思う。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
鉄道会社を受ける上で重要な各社の売上のセグメントの違いをしっかりおさえたえうえで、「JR東日本でないとやりたいことができない」ということをしっかりと伝えられるかどうかが重要だと思う。鉄道会社の差別化は非常に難しいが、はっきりと差別化しておかないとすぐに指摘されてしまうため、要注意すべき点だと思う。
内定したからこそ分かる選考の注意点
「面接」を「面会」や「社員との意見交換会」といい、「グループディスカッション」を「ワークショップ」と案内する。そのため、選考の進捗状況が非常にわかりにくい点は注意すべきだと思う。最終選考においても、それが最終選考であったことは結果が来てから初めて知ったので、雰囲気などで察することが必要だと思う。
内定後、社員や人事からのフォロー
内定者懇親会や社員質問会の機会が設けられた。内定承諾の判断をするうえで非常に有意義なものであった。
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東日本旅客鉄道(JR東日本)の 会社情報
会社名 | 東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本) |
---|---|
フリガナ | ヒガシニホンリョカクテツドウ |
設立日 | 1987年4月 |
資本金 | 2000億円 |
従業員数 | 70,887人 |
売上高 | 2兆7301億1800万円 |
決算月 | 3月 |
代表者 | 喜勢陽一 |
本社所在地 | 〒151-0053 東京都渋谷区代々木2丁目2番2号 |
平均年齢 | 38.6歳 |
平均給与 | 725万円 |
電話番号 | 03-5334-1111 |
URL | https://www.jreast.co.jp/ |
採用URL | https://www.jreast.co.jp/recruit/new-graduate/ |