【20卒】サイバー・バズの総合職の面接の質問がわかる本選考体験記 No.6715（上智大学/男性）（2019/6/25公開）

会話形式の面接の中で、私の意思や考えをしっかりと伝えることができた点が非常に良かったのではないかと思う。

非常にラフな雰囲気だ行われた。緊張感ある雰囲気というよりは会話形式で、非常に丁寧に私の話を聞いて下さった。

学生時代に頑張ったことは何ですか。

私は学生時代に頑張ったことは、体育会ワンダーフォーゲル部で〇〇として活動したことです。当部は主に登山を中心としたアウトドア活動を行っています。そんな当部では、登山の安全性が課題としてありました。私は〇〇としてその改善に取り組みました。改善策として「体力」や「技術」といった点の強化が考えられますが、私はそれに加えて内面的な「主体性」という点に注目して取り組みました。例えば、登山に必要な技術講習においては、それまで一斉教授型で行っていたことを少数精鋭型に変更し、教わる側の主体的な学び、教える側の責任と主体性の保持を可能としました。これらの取り組みによって、部員一人ひとりの主体性を高めることができ、部の安全性を向上させることができました。そして、これまでよりも高いレベルでの登山を可能としました。

学生時代に頑張ったことの中で最も苦労したことについて教えて下さい。

部員との認識の共有にとても苦労しました。特に、幹部内での共通認識の構築には非常に多くの時間を費やしました。私の部活動は体育会であるにもかかわらずサークル気質があって誰でも入部しやすい環境にありました。そのため、多様なバックグラウンドを持つ人が多く入部していたため、とても多様な考えや意見が存在していました。その中で、初めはお互いに意見が「ぶつかり合う」状態が続いていました。しかし、それでは埒が明かなかったため、「自分の主張を通すため」ではなく「部の為に方向性を決めるため」に議論を行うという認識に立ち返らせることを意識しました。その結果、それまでの「意見のぶつかり合い」から「意見のぶつけ合い」へと変化し、非常に発展性の高い議論を行うことができるようになりました。結果として幹部内での共通認識をつくり上げ、部員に示すことができました。これらのプロセスは非常に苦労した点でした。

前回の面接同様、自分の意思や考え方をしっかりと伝えることができたことが良かったのではないかと思う。それに加えて、自分の意思や考え方が会社の理念や求める人材像にマッチしていたことが評価されたと思う。

前回同様、会話形式で非常にラフな雰囲気で行われた。とても話しやすい雰囲気だったので、緊張せずに面接することができた。

社会人になってから取り組んでみたいことはなんですか。

私は将来、人々にとって「当たり前」で「ないと困る」ものに関わる仕事がしたいと考えています。そう考えるきっかけとなったのは、部活動で〇〇として活動したことです。部が抱えていた課題に対して正面から向き合い、改善に向けて取り組んだ結果、その後の部にとってなくてはならない仕組みを確立することができた経験から、社会人としてもこのような「当たり前」で「ないと困る」と言われるようなモノやサービスに携わりたいと考えるようになりました。御社はSNSという我々の生活にとって今や「当たり前」で「ないと困る」モノを活かしたインフルエンサーマーケティングを強みとしています。そのような事業に携わり、インフルエンサーによる広告をもっと「当たり前」のものとなるような仕事がしたいと考えています。

周囲の人からどのような人だと言われていますか。

私は周囲の人から「真面目で熱い人」だと言われることが非常に多いですし、自分でもそのような人だと思っています。ワンダーフォーゲル部で〇〇として活動した際には、部が抱えていた課題に対して正面から向き合い、改善することに努めました。その課題は、今まで部として避けてきたことでした。しかし登山という安全第一のスポーツを行ううえでは改善する必要があることであり、私は〇〇として課題に向き合うことを決め、改善に取り組みました。このような「目の前にある問題に対しては必ず向き合う」というスタンスと「向き合ったからには一生懸命に取り組む」という姿勢を部活動で多く見せてきたことから、「真面目で熱い人」だと思われていると考えています。

最終面接であったが、前回までと同様で、自分の意思や考え方おしっかりと伝えることができたことが良かったと思う。そしてそれが会社の理念や求める人物像とマッチしていたことで、評価していただけたのではないかと思う。

社長との面接であったが、面接というような雰囲気ではなく、会話をしているような感覚で行われた。非常に話しやすい雰囲気で緊張することはなかった。

就職活動の軸を教えて下さい。

私の就職活動の軸は、「本気で働ける環境であること」と「責任を持って働ける環境であること」の二点です。そのように考えた理由は、部活動での〇〇の経験にあります。主に登山を行っていた当部では、活動の安全性に課題がありました。そもような課題に対して本気で向き合い、改善に取り組みました。その結果、活動の安全性が向上したことに加え、その際に確立した仕組みがその後の部にとってかかせないものとすることができました。この経験から、自らのタスクに対して「本気で取り組むこと」、そして自ら「責任ある仕事」に身を投じることで、至上のやりがいを感じることができるのではないかと考えるようになりました。以上の理由から、私の就職活動の軸は「本気で働ける環境であること」と「責任を持って働ける環境であること」の二点になりました。

大手企業とベンチャー企業では大きく異なりますが、その辺りの心配はありませんか。

はい、その心配は一切ございません。私の就職活動の軸は、「本気で働ける環境であること」と「責任を持って働ける環境であること」の二点です。これらを達成するためには、ベンチャー企業の方が環境として適していると私は考えています。たしかに大手企業では事業規模も大きいため、大きな事業の中で成長することが可能だと思います。しかし、年功序列が厳しいことが多く、なかなか責任を持って働く立場になることが難しいと考えられます。それに対してベンチャー企業では、事業規模は小さいかもしれませんが、若手のうちからマネージャーなどの責任ある立場で仕事をするチャンスが大手企業よりも多くあると考えています。若手の頃からそのような立場を経験してスキルを習得することで、より一層「本気」で「責任感」を持って働くことを体現できるのではないかと考えています。

内定の承諾期限は設けられたが、基本的にはある程度満足がいくまで就活を続けて良いというスタンスだった。その間に社員訪問の機会も設けてくれたので、非常によく悩むことができた。

一つは「自分がどのような人物であるか」ということや「将来どのような働き方をしてどのようなことに挑戦したいか」ということを明確にはっきりと伝えることが重要である。そしてもう一つはベンチャー企業と大手企業の違いをしっかりと理解しておくことだ。一つ目に関しては、ベンチャー企業に入る以上自分の意思でどのようなことがしたいか考えることがより一層求められるため、面接からその点がしっかりできることをアピールする必要がある。二つ目に関しては、ベンチャー企業だからこそ将来やりたいことが実現できるということをしっかりと伝えることが重要である。

「自分がどのような人物であるか」「将来どのようなことに挑戦したいか」という自分ならではの意思や考え方をしっかりとつたえられない人は内定が出ないのではないかと思う。ベンチャー企業は採用人数も多くないため、その点で伝えられない人はスタートラインにも立てないし、入社できたとしても他の人に圧倒されて活躍できないと判断されてしまうと思う。

最終面接で社長が登場するが、社長だからと言って緊張する必要はない。すべての面接に共通することだが、非常にラフで会話重視の雰囲気で面接が行われるため、本当に一つ一つの面接を楽しむ気持ちで臨むことが重要だと思う。