- Q. 志望動機
- A.
東京建物株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2020卒東京建物株式会社のレポート
公開日:2019年6月26日
選考概要
- 年度
-
- 2020年度
- 結果
-
- 内定入社
- 職種
-
- 総合職
投稿者
- 大学
-
- 上智大学
- 内定先
- 入社予定
選考フロー
企業研究
不動産デベロッパー業界は会社ごとにカラーが大きく異なるため、各社の違いをよく理解しておくことが必要だったと思う。特に東京建物の場合は、「人」という点で大きな強みを持っていることが一番の特徴であったため、それを確証するために社員訪問や社員座談会、あるいは企業主催のイベント等にできる限り参加した。インターンシップは夏だけ参加したが、2日間という短い時間の中でも、東京建物がどのような志を持って街づくりを行っているのかということが良くわかる内容だったため、チャレンジして良かったと思う。またインターンシップに参加したことで人事の社員の方も顔を覚えて下さるので、その点でも最終的にはいい効果があったと思う。面接に関しても基本的な質問を聞かれるという口コミが多かったので、とにかく基本に忠実に対策することに終始した。また、結果的に最も有効だったことは物件見学である。デベロッパー志望者は必ず志望する企業の物件を見に行くべきである。私の場合は東京建物の「大手町タワー」や「中野セントラルパーク」「オリナス錦糸町」などの物件を見に行ったことで、その時に感じたことをそのまま面接で話すことができた。自らの目で見て自らの身体で体感したことは非常に説得力のあるものになるので、必ずやるべきである。
志望動機
私が東京建物を志望する理由は、貴社の「お客様第一」「進取の精神」という理念を軸に街に新たな価値を創る御社の姿勢に共感したからです。私は将来、多様な人々の生活の中心として「ないと困る」空間を創造したいです。そう考える理由としてまず、部活動で主将として活動した際に、部の課題に自ら向き合い、部員を巻き込みながらリーダーシップを発揮して改善していく中で、部に欠かせない仕組みを確立できたことにやりがいを感じたからです。また、地元地域で再開発が進み、それを中心に人の流れが生まれ、地元住民だけでなく多くの人が集まる場所となり、その場が地域にとって「ないと困る」空間へと変化する光景を目の当たりにしてきたことから街づくりの影響力を実感し、自らもそのような事業に携わりたいと考えるようになりました。オフィスや商業施設の空間の必要性が問われ始めている中で、本当の意味で求められる空間価値を創造する必要があります。貴社は、「大手町タワー」のように新たな価値を創造する力があります。本当に人々にとって必要とされる空間価値を創ることができる貴社だからこそ、私の将来の夢に挑戦できると考え、貴社を志望します。
説明会・セミナー
- 時間
- - -
- 実施時期
- 2019年03月
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2019年03月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
ESの内容・テーマ
ゼミの研究内容(150字以下)/部活動の活動内容(150字以下)/アルバイトについて(150字以下)/その他の課外活動をご記入ください。(ボランティア、NPO、起業など)(150文字以下)/趣味や特技をご記入ください。(150文字以下)/インターンシップ経験/これまでの人生において「やり抜いた経験」、またそこから学んだこと(500文字以下)/『総合不動産デベロッパー』という業界を志望する動機・理由(400文字以下)/東京建物を志望する動機・理由(200文字以下)/ビジネスパーソンとして、成し遂げたいこととその理由(300文字以下)
ES対策で行ったこと
基本的な設問が多かったので、これまでに用意してきたエントリーシートの定型文を中心に書くことに注力した。また、就活会議等で掲載されているエントリーシートの内容も参考にした。
WEBテスト 通過
- 実施時期
- 2019年03月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
WEBテスト対策で行ったこと
玉手箱だったので、市販の参考書を一冊購入して取り組んだ。
WEBテストの内容・科目
玉手箱(言語・計数)
グループディスカッション 通過
- 実施時期
- 2019年05月
- 形式
- 学生50 面接官不明
- 時間
- 120分
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 即日
テーマ
与えられた土地に関して、そのような物件を立ててそのような再開発にするか考える。
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
グループ内でどのように人とコミュニケーションを取っているかということを特に注視しているように感じた。人グループあたり6人だったため、それぞれが役割を自然と持つようになることが多いが、その状況に応じて周囲をしっかりと見渡し、自らのやるべきでことをしっかりとできているかということが評価のポイントだったと感じた。
1次面接 通過
- 実施時期
- 2019年05月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 20分
- 面接官の肩書
- 不明
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 即日
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
基本的な質問というよりは、変化球が多めの面接官であったため、面接の段階では何を評価されているのか正直良くわからなかった。
面接の雰囲気
面接官は非常に温厚な人で、面接の雰囲気も非常に和やかだったと思う。面接官との距離も比較的近かったため、会話している感覚で行うことができた。
1次面接で聞かれた質問と回答
あなたの強みと弱みを教えて下さい。
私の強みは、「一つのことに対して本気で取り組むことができること」です。部活動では主将として部が抱えていた課題に対して正面から向き合い、その改善に向けて本気で取り組み
続けました。その中でも、反発する部員も多くいたので、部員とも本気で向き合うべく「対話」や「コミュニケーション」を多く行いました。一方で私の弱みは、「熱くなりすぎてしまうこと」です。物事に対して本気で取り組むことができるがゆえに、周囲よりも熱くなってしまい、周囲との温度差が生じやすいです。周囲との温度差を解消するためにはやはり「対話」や「コミュニケーション」が重要だと思い、部活動でも特に重視して取り組んでいました。「対話」や「コミュニケーション」によって周囲の人と熱量を互いに合わせられるようになりました。
何かこの面接で伝えたいことはありますか。
私は小売店でアルバイトをしているのですが、そのアルバイト先が御社が開発した商業施設内にあります。実はその商業施設は私の地元地域にあります。私が幼い頃にその商業施設は開発され、よくそこへ遊びに行っていました。そして私は成長し、その商業施設内でアルバイトをするようになりました。つまり、私という一人の地元住民にとって「なくてはならない」空間となりました。他の地元住民にとってもそうだと思います。いまや多くの人々がその商業施設に遊びにきます。アルバイトをしている肌感としては、多くが地元住民です。日々のお買い物や食事などで利用することが多く、まさに地元住民にとって「ないとこまる」「あって当たり前」の空間となっています。そのような空間を私自身も創りたいので、御社を志望しております。
2次面接 通過
- 実施時期
- 2019年05月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 20分
- 面接官の肩書
- 不明
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 即日
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
前回の面接と同様で雑談ベースで行われたため、どのような点が評価されていたのかはっきりと認識することができなかった。
面接の雰囲気
前回の面接と同様に面接官の雰囲気が非常に和やかであったため、終始落ち着いた雰囲気だった。非常に話しやすかった。
2次面接で聞かれた質問と回答
部活動以外で頑張って取り組んだことについて教えて下さい。
私は登山用品店でアルバイトをしています。このアルバイトを通じて私は「お客様のニーズを汲み取る力」と「お客様のニーズに応える力」を身に付けることができました。一つ目に関しては、私の店舗には初めて登山を行う方からベテランの方まで、幅広い登山者のお客様がご来店されます。とくに初めて登山を行う方が多く、その事情は様々です。特に予算は非常にシビアなので、ある程度のお話を聞いた段階でお客様のニーズに即した商品案内をすることを意識して接客することを意識した結果、その場でお客様のニーズを汲み取ることができるようになりました。二つ目に関しては、多様なお客様のニーズに応えるために、自ら店舗の商品を積極的に購入して使ってみるようにしました。そうすることで商品の説明を実体験に基づいて行うことができるので、お客様からも良い評価をいただけるようになった。以上のことを私はアルバイトで学びました。
アルバイトの経験に関連して、私が驚くような情報を一つ教えて下さい。
私がアルバイトをしている店舗は、登山を初めて行う方から登山上級者まで、老若男女問わず幅広いお客様がご来店されます。特に多いのが「小学生のお子様」と「若手の社会人」です。「小学生のお子様」は、学校で実施される林間学校などで登山を行うため、レインウェアや登山靴を買うように指示されることが多いようです。近年の林間学校で行われる登山のレベルは非常に高く、それ相応の装備が求められるということのようです。また「若手の社会人」の方の多くからは、上司や接待で登山をすることになったという声を多く耳にします。私のイメージでは接待と言えばゴルフというイメージがありましたが、近年ではその形にも変化が生じているんだなということがわかりました。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2019年06月
- 形式
- 学生1 面接官3
- 面接時間
- 20分
- 面接官の肩書
- 役員
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 即日
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
緊張してこれまでのようにスラスラと答えることができなかったため、どのような点が評価されたのかはっきりとはわからなかった。
面接の雰囲気
これまでの面接とは大きく異なり、面接官との距離も遠くなり、とても厳かな雰囲気であった。非常にやりにくかった。
最終面接で聞かれた質問と回答
今後の目標を教えて下さい。
大学を卒業するまでにやりたいことがたくさんあるので、とにかくやりたいことをやり切ることが目標です。やりたいことの多くは「今しかできないこと」「今だからこそできること」「今だからこそやる価値のあること」です。最も挑戦したいことは、フルマラソンで3時間30分を切ることです。就職活動が終了してすぐに「乗鞍天空マラソン」というフルマラソンに挑戦します。しかしこのフルマラソンは高低差が900mもあるコースを走るため、タイムが他のフルマラソンよりも遅くなってしまいます。そのため、このコースでは公認記録にはなりません。今後の指標にするためにも公認記録が欲しいので、公認記録が出る大会に出場して目標タイムを切ることができるように頑張りたいと思っています。
地元住民に反対されながらも利益が出るマンションを建てるか、それとも住民の意向を尊重して利益の出ないマンションを建てるか、ああたはどっちをとりますか。
私であれば後者を取ります。その理由は、再開発地域の地元住民も大切な「お客様」であるからです。御社は理念として「お客様第一」という言葉を掲げています。ここでいう「お客様」は、その物件を実際に使う人だけでなく、その周辺に住む地域住民の方も含まれると私は考えています。その再開発が行われることによって周辺の住民ほ人々はそれによる影響を多かれ少なかれ受けることになるからです。「お客様第一」の精神で仕事に取り組む御社としては、前者を選んでしまうと理念に反することをすることになると私は思います。利益が出なくてもお客様の声をしっかりと汲み取ることで、その後のその物件のエリア価値が高くなるなどの利益に繋がるのではないかと私は考えます。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
面接は通過だが、内定を承諾すると決めてもらえるまでは内定を出さないと言われた。その代わり、他社と迷う時間を与えてくれた。
内定に必要なことは何だと思うか
東京建物という会社がどのような特徴のある会社なのかということを明確に理解することが非常に重要だと思った。不動産デベロッパー業界は会社によってカラーが大きく異なるため、その違いや特徴をしっかりと抑えることで、その企業を志望する理由なども見えてくると思う。また、面接においては「正直に素直に答えること」が非常に重要だと感じた。「人」が強みである会社であるがゆえに、他社よりもその人がどのような人なのかということをよく見ていると感じたので、とにかく正直に素直に話すことが大切だと感じた。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
どんなに緊張していたとしても相手に対してしっかりと伝えようとする姿勢を示せたことが良かったと思う。特に最終面接は非常に厳かな雰囲気で行われるため、相手に対して自分の意思をしっかりと伝えられるかということをよく見られていたように感じた。しっかりと伝える意思を示せたことで内定がもらえたのではないかと思う。
内定したからこそ分かる選考の注意点
1次面接及び2次面接と最終面接では方式や社員の人数、雰囲気が全くことなるため、それに対応する必要があると感じた。1次面接及び2次面接では非常に近い距離感で行われるため会話をする感覚が非常に重要だが、最終面接はとても距離感が遠かったため、緊張感に飲み込まれないようにすることが大切だと感じた。
内定後、社員や人事からのフォロー
一部の内定者と若手社員を交えての懇親会が開催された。非常に和やかな雰囲気で、会社の雰囲気そのものを感じることができた。
内定後入社を決めた理由
入社を決めたポイント
- 会社の事業内容・サービス・やりたいことが実現できる
- 給料・待遇
入社を迷った企業
東急不動産株式会社
迷った会社と比較して東京建物株式会社に入社を決めた理由
私が東急不動産よりも東京建物を選んだ理由は、東京建物が開発した物件の方が素直に「こんな空間を創ってみたい」と感じることができたからだ。デベロッパーの企業研究として各企業が手掛けた物件を見て回ったが、東京建物が開発した物件が一番「こんな物件の開発をしてみたい」と思うものであった。開発の規模感では渋谷の再開発を手掛ける東急不動産に分があると感じたが、本当にやりたいことを考えた時に規模感はそこまで大切ではないと思った。
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東京建物の 会社情報
会社名 | 東京建物株式会社 |
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フリガナ | トウキョウタテモノ |
設立日 | 1896年10月 |
資本金 | 924億5100万円 |
従業員数 | 4,879人 |
売上高 | 3759億4600万円 |
決算月 | 12月 |
代表者 | 野村均 |
本社所在地 | 〒103-0028 東京都中央区八重洲1丁目9番9号 |
平均年齢 | 41.8歳 |
平均給与 | 1023万円 |
電話番号 | 03-3274-0111 |
URL | https://www.tatemono.com/ |
採用URL | https://recruit.tatemono.com/recruit/shinsotsu/?iad2=tatemono |