18卒 本選考ES
技術職
18卒 | 長岡技術科学大学大学院 | 男性
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Q.
志望理由(会社)
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A.
幅広い事業部門をグローバルに展開している企業であるためです。大学に入学時、周囲には留学生が多く私はそこでダイバーシティに初めて触れました。様々な文化背景を基にした留学生の考えは、日本人的思考に凝り固まった私には非常に新鮮であり、次第に海外勤務を夢見るようになりました。そのため、学部4年次に半年間スペインにある工作機械メーカでのインターンシップに参加しました。しかし、言語的・文化的に様々困難がありました。例えば、企業では拙い英語がなんとか通じるものの、日常生活ではスペイン語がわからないために買い物すらままならず、現地の寮は生活様式の違いがあり、適応するのに苦労しました。一方で、これらの困難を一つ一つ解決するうちに、海外で技術者として働き大成したいという思いが強まりました。経験したような様々な壁を乗り越えるには教育制度が充実している貴社こそ、技術者として自己実現できる企業と確信し志望しました。 続きを読む
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Q.
志望理由(部門)
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A.
二つあります。一つはお客様と綿密な相談を重ねて、ニーズに則したものづくりができるという点に魅力を感じました。学部時代、金型製造会社で加工や製品評価について共同研究をしていました。一般に「作れる⇒測れる」です。主に研削加工時の面粗さ・砥石摩耗の評価を行いました。研削加工は微小量加工であるため不良を目視で確認しづらく、測定機器を様々用いてかろうじて定量評価が可能となります。学部時代は知識に乏しく、測定結果の正誤や判断の難しさを強く実感しました。実際、企業も加工評価・測定結果の判断を求めて大学を頼ってきたということもあり、私はそこで、技術的に幅広い知識をもつゼネラリストがいればより良い評価を行えたかもしれないと感じました。貴社は、営業所等の拠点を世界各国に持つ企業です。そのため、綿密な相談のもとにものづくりができるということは非常に魅力的だと感じました。 また、今後世界的な利用増加が見込まれるCFRP材料の加工についてノウハウを持っていることも理由の一つです。軽量かつ高剛性化が容易に可能なため航空機から自動車までより一層の普及が望まれている一方、難加工材として知られています。そこで、CFRP加工可能な製品は将来性の観念から今後のさらなる需要増加が期待できると考えました。 綿密にコミュニケーションを取ることで他国の技術者と意見を交換し,お客様の加工業務改善や効率化を図り,信頼される技術者として働きたいと考えている私にとって加工部門こそが最も理想とする働き方ができる環境だと確信し,志望しました。 続きを読む
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Q.
頑張ったこと
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A.
私が学生時代に力を入れて取り組んだことは、大学の長期インターンシップ制度を利用してスペインの工作機械メーカで半年間の実務訓練です。実務訓練では、金属薄板の曲げ加工における加工力の解析について取り組みました。解析には欧州内外から来ていた実習生と共同で取り組みました。異方性材料の評価などは初めて取り組む内容が多く、更に資料が英語であったため、理解するまでに時間がかかりました。しかし、積極的に担当者に質問したり、ミーティングやゼミを開いて実習生と議論したりすることで材料の評価方法などについて理解を深めました。この経験を通じて得たのは、相手の立場に立って先を考えることが重要であるということです。また、他者に伝える際には論理的な道筋を立て、図や表を用いてわかりやすく伝えることも学びました。最終的に当初の目的の材料の加工力解析についても、研究報告書にまとめ、実りあるインターンシップになりました。 続きを読む
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Q.
最も悩んだこと
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A.
先述の実務訓練でのコミュニケーションです。実務で使う専門用語の語彙が足らず、加えて当時外国語で会話することに対して苦手意識を持っていたため、企業での業務報告やエンジニアとの会話で困難にぶつかりました。特に、英語の敬語表現など普段使わない表現は知らないことが多く、幼く拙い言葉を使っていました。また、企業では英語でしたが、日常生活ではスペイン語で会話する必要があり、些細な会話などに不便を感じることが多く、現状に不満を覚えました。この困難を乗り越えるために事前の準備や自発的に話しかけるに努めました。担当者と話し合う前に相手の知りたいことを考え、短時間で簡潔に話せるようにノートに内容をまとめました。また、語彙不足は議論で必要な単語を事前に想定することで補いました。一方で、スペイン語は語学学校に通い、現地の学生などに自発的に話しかけ、日常会話で必要な単語を実地訓練で補うように努めました。 続きを読む