【名前を知り、興味を持つ】【22卒】オリックスの夏インターン体験記（文系/総合職）No.14948（明治大学/男性）（2021/5/21公開）

オリックスがリース事業を主たる事業としていることはあまり知らなかったが、プロ野球を通して名前を知っており、就活サイトなどで高給で且つホワイトと取り上げられていたことから興味を持った。そしてESとWebテストだけで応募できることを知り参加を決意。

事前にインターンシップ選考の内容を調べた。その上でES(ガクチカのみ)とWebテスト(玉手箱)のみであることを確認し、ガクチカは他社インターン選考へ向けたブラッシュアップと同時並行で対策し、玉手箱も受験期限1週間前から対策本を1周回した。

ES(ガクチカ)は文字数が少なく、その内容で他の学生との比較は困難だと感じ、玉手箱の結果をかなり重視して選考しているように感じた。

オリックスの主要事業である企業支援・事業投資に関する課題解決・新規事業立案型ワーク

配布資料を参考にしながら、グループで議論を行い、最終的に社員に対して結論を発表する。

オリックスの事業内容・企業経営や事業投資への考え方

DAY1:顧客企業の課題を見つけ、社長にプレゼンを行い契約を勝ち取れ DAY2:企業の成長性を踏まえた上で、5年間で最も事業成長の可能性がある企業を1社選定し投資せよ

1日目にやったこと

前半はリース業界・オリックスに関する説明、及びワークの概要説明。
その後ワーク本番。
まずは顧客企業の経営戦略室に担当者変更の挨拶へ行く。次に社内及び社外の関係者へのヒアリングを行い顧客企業の社長への提案を練る。最後に社長へのプレゼン、FD。

2日目にやったこと

前日の振り返りを行ったのち、早速事業投資ワークへ移る。
グループ内で資料の読み込みを行ったのち、各社の財務諸表や事業内容を確認しながら企業を選定する。
その後、オリックスとしてどのような方針で企業価値の向上を目指すのかを含めたプレゼンを社員へ向けて3分で行い、FD、まとめ。

人事部

なし

DAY1では1グループにつき1人の人事部社員が付き、困ったときは常にフィードバックを貰うことができた。ヒアリングやプレゼンに関するフィードバックにおいて、要点をまとめ簡潔に、ロジカルに、といったFDや自分の言葉をアウトプットしようといったFDがあり、実務的なFDで印象的だった。

最初にインプットの説明があるものの、グループワークにおいては人事部社員から常に高いレベルのものを求められ、9月という時期においてはまだまだ経験不足な点も多く、求められているレベルまで達することが非常に困難だった。また、オリックスが非常に事業領域の広い会社ということもあり、ヒアリングの内容や前任者からの引継の資料などが膨大で、午後だけで処理するには困難なものであった。

高学歴ということもあるのか、全員が主体的に前のめりにグループワークに参加できていた。他の業界に関する情報なども休憩時間に共有できた。

ハイレベルな学生、そして人事部社員からハイレベルなクオリティのプレゼンを要求されていたからこそ、切磋琢磨し、常に多方面へ考えを巡らせる姿勢を持つことができたと思う。
また、グループワーク自体が非常に実践的で、礼儀作法といった面もしっかりとみられていたので、オリックスにおけるリアルな仕事を体感できたこともよかった。

オリックスの大まかな事業内容を企業のホームページ等で軽く確認しておくこと、また財務諸表なども資料として与えられるため、そういった資料の見方も勉強しておくとかなり役立つはず。

オンライン(Zoom)でのグループワークが中心だったとはいえ、実際の仕事と同じく、担当者変更の挨拶から始まり、そこから多くの部署の担当者の元を駆け巡り情報を収集し、その上で社長へ提案をするという流れで、その中での動き方について人事部社員から常にフィードバックを貰えることから、非常に実際の業務に近いワークであったから。

ESとWebテストという非常に簡易的な選考で、かつ多くの日程が用意されていたことから、このインターンシップに参加している学生は非常に多いと感じていたこと。そしてその学生たちのレベルも非常に高く、中には東大生もいるといったものであり、このインターンシップに参加したからと言って内定が出るとは到底思えなかったため。

インターンシップのグループワークを通じて、オリックスはリースという主たる事業から事業領域を幅広く展開していっていることに加え、その広範な事業領域を武器に顧客企業に対して柔軟なコンサルティング営業を行っていることを実感し、その点に面白みを感じたから。
また、人事社員のフィードバックも懇切丁寧で、入社後も手厚いフォローがあると感じられたから。

インターンシップ参加者の中から選抜され冬のAdvancedインターンシップへ招待された。
Advancedインターンシップに参加すれば早期選考にチャレンジできる。

インターンシップに参加する前は、金融業界や不動産業界を幅広く見ていた。
その中でも、不動産業界、特に不動産仲介業界については当初はあまり志望していない業界だったが、夏にインターンシップに参加し、人間力が問われる業界であると感じ志望度が上がった。また、カード業界については当初から志望をしており、夏のインターンシップに参加し、より志望度が上がった。

このインターンシップに参加する前までは、リース業界について知らないことが多く、所詮物貸しだという風なイメージを持っていたが、このインターンシップに参加することによって、大きく覆された。具体的には、顧客企業の経営や業務に関する全般的なコンサルティングをすることができ、その点において相手のニーズを捕まえる力や相手に寄り添う姿勢が重要だと実感し、非常に志望度が上がった。