- Q. 志望動機
- A.
株式会社アイティフォーの本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2018卒株式会社アイティフォーのレポート
公開日:2017年12月12日
選考概要
- 年度
-
- 2018年度
- 結果
-
- 内定辞退
- 職種
-
- 営業職
投稿者
選考フロー
企業研究
学生には聞きなれない会社かもしれませんが、日経新聞にしょっちゅう広告を出したり東証2部に上場していたり、無名企業ではありません。この会社は地方銀行向けのシステム開発が主な仕事なので、そのことに関して面接で多く語れると良いでしょう。具体的には、近年地方銀行の収益が悪化する中で金融庁が地方銀行の再編や統合を進めている中、地方銀行の基幹システムの統合などの需要が増えると予測され、そのことを理解して面接に臨むと良いと思います。地銀向けシステム以外にも公共性の高い仕事をこの会社はしていますが、詳しいことはホームページの「導入事例」か「IR情報」を見ると良いでしょう。ともに、学生にもわかりやすい内容で具体的な会社の姿を見ることができます。
志望動機
私がこの会社を志望した理由は、⑴ICTの技術を用いて公共性の高い仕事ができると考えたため、⑵長く働く環境が整っているため、の二つの理由からです。⑴に関しては、業界大手ほどの規模はなくても、この会社は地方銀行向けや地方自治体向けのシステムの開発に大きなシェアを持っており(地方銀行に関しては7割ほどらしい)、多くの人のためになる仕事ができると考えました。地銀の統合再編や地方の復興は今とてもホットな話題であり、こうしたことに関われることは楽しそうだと考えました。また⑵に関しては、この会社はほとんどの仕事を一次受けとして受託していることや、独自のパッケージ商品を開発したりしていることから、業態的に他のIT企業ほど劣悪な環境で働くことにはなりません。加えて面接の際には長時間労働の抑制に関する取り組みも聞かされました。
説明会・セミナー
- 時間
- - -
- 実施時期
- 2017年03月
筆記試験 通過
- 実施時期
- 2017年03月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 3日以内
筆記試験対策で行ったこと
とくにない。常識テストは普段ニュースを見ていれば分かるし(見てなくてもわかるかも)、数学は算数に近いものです。
筆記試験の内容・科目
前半は常識テストと、簡単な数学。後半はITに関する知識。前半はとても簡単だったが、後半は文系の私には文字通り一問もわからなかった。
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2017年03月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 3日以内
ESの内容・テーマ
志望動機など極めてオーソドックス
ES対策で行ったこと
この会社のホームページの「導入事例」と「IR情報」を見て、ある程度具体的な事業内容やサービスの概要について理解を深めておいた。
1次面接 通過
- 実施時期
- 2017年03月
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 人事2名
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
落ち着いて話したこと。IT業界の会社なので、説明会の会場で見かける学生も話が下手そうな人が多かった中、普通に話せたことが高得点?
面接の雰囲気
とても和やか。説明会をしていた方々が面接官だった。突飛な質問はなし。面接終了後、職場を案内していただいて、長時間労働抑制に関する取り組みなどの話を聞いた。
1次面接で聞かれた質問と回答
良い大学に通っているけど、本当にうちに来る気があるか
東芝ですら潰れかけている時代(当時東芝は監査法人との喧嘩真っ只中で、上場廃止になるというのが市場のコンセンサスだった)に、企業の知名度などの肩書きではなく、本当にやりたいことができるかどうかを基準に決めたいと考えていた。そのため、自分は仕事において何を大切にしたいかを考えたときに、仕事をしながらやりがいを感じられるかどうかを大切にしたいと感じ、さらに自分がやりがいを感じるのは多くの人の役に立ったときだと学生時代の経験などから考えた。そこで自分にとっては、これからより社会にとって欠かせないものになっていくICTの技術を用いて、地方銀行や地方自治体に関わる公共性の高いシステム開発ができる、この会社を志望しました。
どこでこの会社を知ったか
日本経済新聞の一面によく広告が出ている会社だと、昔から名前だけは知っていた。就職活動が始まって、自分はとりあえず新しい技術を使ってビジネスや社会の基盤を作るICT業界に興味を持っていて、いろいろな会社を調べていた。SC◯Kやユニ◯ス、N◯Tデータなど誰もが知っている大企業であれば当然自分のやりたい公共性の高い仕事ができることはわかっていたが、よりニッチなニーズに応える企業を探していて、この会社を知った。最初はあまり大手でもないので受ける気もしなかったが、ウェブサイトを見たりすると具体的な仕事のイメージがわき興味を持ち始めた。17年3月当時、堅調に株価を上げていたことからも、この会社にポジティブなイメージを持つようになった。
2次面接 通過
- 実施時期
- 2017年04月
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 部長だったきがする
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
筋が通っていた?一回目の面接から、就活に関する軸や志望理由などをぶれずに、呼吸をするようにサラサラと答えたことが高評価だったのでは。
面接の雰囲気
前回と変わらず。緊張する必要もないです。前回と違い、面接後に会社を案内されることもないので、予定も詰めて平気。
2次面接で聞かれた質問と回答
現在の就活状況について
自分は当時ICT業界に絞って就職活動をしていた。そのため、どうしてICT業界なのか、この業界の中でもどのような企業を受けていたかを答えた。具体的には、新しい技術を用いて多くの人々に関わるシステムを作るICT業界の中でも、特に公共性の高い企業を受けていると答えた。そして、ほかの企業の面接等の選考の通過状況については、正直に答えた。この回答に対するフォローアップとして面接官から「ほかに受けている企業の具体的な名前を知りたい」と言われたので、大手企業の名前を答えたところ、「ユニ◯スとかN◯Tデータに受かったら絶対そっちに行くよね?」と笑いながら聞かれたので、肯定した。このように、正直に答えて全然平気です。
大学・学部を選んだ理由
先ほどの質問はバカ正直に答えたが、これに対しては少し大人な回答をした。正直を言えば入学試験で受かった以外の理由は特になかったが、大学の特色(キリスト教精神、国際的、人文教育で有名、都心にあるetc)をつらつらと並べ、「こういうところが良かった」といった。学部に関しては、私の所属する学部はあまり専門性がなく幅広く学ぶ学部だったので、回答に困った。専門性がないことを逆手にとり、「入学後にも学習できる分野の幅が広かったから」を理由として答えた。こうした回答に対し、「この学部でIT業界を目指すのはめずらしいですね」と言われた。これに対して簡単な志望動機を言い返したら、納得していた模様。文系でITと関係ない学部でも、心配無用だと感じた。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2017年05月
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 不明
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
ありのままで臨んだこと。とくに緊張を強いられることもなく答えやすかったのだが、そうした中で素直に聞かれたことに返せたこと。
面接の雰囲気
前回と変わらず、和やかな雰囲気。ほとんど意思確認であり、落とす気がないと思われる。質問も簡単なものばかり。
最終面接で聞かれた質問と回答
卒論のテーマについて
一番聞かれたくないものだった。私は文学という役に立たない学問を卒論で取り扱っているため、IT業界の面接では答えにくかった。そのため、簡潔に自分が研究対象としている作家、作品、選考研究とそれに対する自分の考え、そしてどのような手法で研究を進めているのかを答えた。この話の途中で私は自分の研究している作家はホモセクシュアルであったことを話したが、話終わった後に面接官の手元のメモをみるとただ一言「ホモセクシュアル」とだけ書かれてあった。あまり私の話をちゃんと聞いていなかったようであるが、このことを裏返して考えてみると、面接官は別に学生の研究内容を詳しく知りたいわけではなく、きちんと勉強内容を語れるか、卒論がすすまず留年することはないか、ということを知りたいのではないかと考えた。
本当に入社する意思があるか
この時は他社の選考も順調に進んでおり、内心はこの会社を滑り止めか何かだと考えていた。しかし私は大人なのでこのことはバカ正直には語れず、曖昧なことを答えた。具体的には、「確かに某大手企業群の方が仕事も大きく給料も高いが、貴社でも公共性の高い仕事ができるため、入社を前向きに考えている」と答えた。この回答に対するフォローアップとして、2回目の面接と同様に、他社の選考状況を具体的に聞かれた。これに対しては素直にありのままに答えた。全体的にはたから見ればあまり入社意思の感じられない回答をしていたのだが、面接官も話半分で聞いていた。このことから、あまり強い入社意思を示さなくとも内定を出していただいたようである。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
内定承諾書は出さなければならない。しかしとくに厳密な期限があるわけではなく、なあなあにできたので、あまり拘束はされなかった。
内定に必要なことは何だと思うか
⑴業界に対する志望理由、⑵その中でもなぜこの会社か。どのような質問も、結局はこの二つのどれかに行き着くことが多いので、この辺りをはっきりさせること。一度決めてしまえば、他の企業でも使い回せると思います。また私は文系なのですが(しかも一番世捨て人に近い文学専攻)、とくに専攻が理由で苦労した思いもないので(これはこの会社だけでなく他のIT業界の企業でも)、私のような人でも志望動機がはっきりしていれば内定をいただけるでしょう。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
結局はコミュニケーション能力だと思います。この会社はIT業界の中でも特に上流工程を中心にやっている会社なので、カタブツの独りよがりの技術者、という感じの人よりも人に的確な指示を与えられるような人がいいのか?
内定したからこそ分かる選考の注意点
注意点、なんてたいしたものはないでしょう。強いて言えば緊張しすぎないこと?変な課題を与えられたり変な質問をされることなどないので、とにかく質問の意味を読み取って、相手が聞きたそうな答えを返す、ということができればいいでしょう。
内定後、社員や人事からのフォロー
私の場合は、早いうちに辞退の連絡を出したので、ありませんでした。
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アイティフォーの 会社情報
会社名 | 株式会社アイティフォー |
---|---|
フリガナ | アイティフォー |
設立日 | 1959年5月 |
資本金 | 11億2400万円 |
従業員数 | 592人 |
売上高 | 206億5200万円 |
決算月 | 3月 |
代表者 | 佐藤恒徳 |
本社所在地 | 〒102-0082 東京都千代田区一番町21番地 |
平均年齢 | 41.2歳 |
平均給与 | 706万円 |
電話番号 | 03-5275-7841 |
URL | https://www.itfor.co.jp/ |
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