【グローバル都市開発、挑戦の舞台】【23卒】三菱商事の総合職の本選考体験記 No.34016（非公開/非公開）（2022/7/20公開）

英語が解き切れないので、速読練習を何度も行った。

言語・非言語・英語・法則性

一般的なSPIと同様

「これが本当のSPI3だ！」講談社

これまでに挙げた実績を４つ記入。その中から２つを具体的に記入。
三菱商事でやってみたい事は？

企業のマイページから提出

web入力

短く簡潔に書かなければいけなかったので、言葉選びは慎重に行なった。

企業説明会で言っていた三菱商事が求める人材を意識した内容を書いた。
※面接前の追加設問だったので、選考要素は一切なし。　

なし。

複数の社員との座談会

本人確認の後すぐに面接が開始。

結論を言って、その後に理由を話す。そして1回の受け答えを1分以内に収める事を徹底した。面接官が理解しやすいワードのチョイスも心がけた。

ESをかなり深ぼられた印象。ただ、詰められるというよりかはこちら側の意見を引き出そうという雰囲気だった。時々笑いもあり、終始和やかだった。

なし

なし

今、その当時に戻って過去の自分に何かアドバイスできるとしたらどのように声をかけますか？

相手に具体的に伝えるようにアドバイスをする。自分がわかっていたとしても相手が理解しているわけではない。その認識がなかったため、当時は相手との「言った・言っていない問題」が発生してしまっていた。これは私の伝え方があまり良くなかった事が原因であると考えている。また、文面に残していなかった事も理由として挙げられる。相手に察してくれる事を期待するのではなく、まずは具体的にわかりやすく説明する。このぐらいは分かるだろうという主観的な憶測で話さないように今は心がけており、専門用語の使用も控えている。そうする事で業務が円滑になった。こうした経験から当時の業務が後ろ倒しになって切羽詰まっていた自分に対して、伝える事の重要性を教えたい。

コロナ禍で新しく始めた事は？そこから何を得られた？

読書の機会を設けた。コロナ禍で家から出られなかった期間、何か新しい事を始めたいと考えていた。その中で、本を読む事を親から勧められた。本の内容自体に指定はなく、自己啓発本や資格、著名人のエッセイなど、興味のある本を少しずつ読むようにした。特に私は心理学に関する書籍を購入し、どのような考え方で行動すれば感情の起伏を抑える事ができるのかを学んだ。本を読む中で意識した事は、「途中でやめても良い」「良いと思ったことのみを吸収する」という2点である。ある本を読み始めたら読み切らなければいけないと考えると気が進まないが、途中でやめて他の本を読んでも良いと考えると、本を読むハードルが下がった。共感した内容や取り入れてみようという内容だけインプットした。上記の積み重ねによって、大勢の目の前で話す際にも緊張しすぎる事がなくなり、自身の考えを言語化する力もついた。

本人確認の後、ケース面接を実施した。

ケース面接は新規事業の立案だった。ここで、新規性はあるものの利益の出にくい事業を立案してしまった事が全ての原因だと思う。商社だからこそ、いかに利益が出るのかは非常に見られていた。

片方の面接官は穏やかな印象だったが、もう一人は厳しい印象だった。何か論理性のない発言をするとすぐに詰められた。

なし

なし

今までの大学生活で心残りな事はあるか？

留学に行く予定が白紙になった事である。大学2年生においてアメリカの大学に留学する予定だった。受け入れ先で求められている成績基準や書類審査を突破し、英語の試験も受け終わっていた。あとはパスポートとビザを取得すれば9月から渡米できるという状況だったが、コロナウイルスが発生した。これによって渡航禁止となり、海外留学の予定が無くなってしまった。その後、留学が徐々に解禁されるようになったが、就職活動のタイミングとバッティングしてしまった。一度はモチベーションが大きく下がってしまったが、留学はいつになっても行く事ができる。仮に社会人になったとしても時間を捻出すればいけるわけで、心残りではあるが、悲観的にはなっていない。

首を縦に振ってくれないクライアントがいたらどうする？

双方が納得のいく妥協点を模索する。クライアントに対して説得する人が多くいるが、説得するという時点でこちら側の言い分を受け入れるようにしてしまっている。大事なのはクライアントが納得する事であると考える。クライアントが何を求めていて、相手先がどこまで資金を捻出できるのか。こういった部分を理解していないと議論は平行線のままである。まずはこちらから歩よる。相手に対して理解する姿勢を見せる。信頼関係を徐々に構築して本音を引き出す。言葉で言うのは簡単だが、これらは非常に難しい。しかし、こうした事が必要だと考える。そうして妥協点を見つけ出し、納得する部分を作り出していく。商社マンとして利益を出すのは言わずもがなであるが、中長期的な付き合いをする事が多いからこそ、徹底的に話し合うというのは大事である。