【金融専門性を磨く興奮】【20卒】三井住友信託銀行の冬インターン体験記（文系/総合職）No.5976（早稲田大学/女性）（2019/7/8公開）

信託銀行の業務の幅広さを知ってみたかったことがインターン参加動機。調べていくうちに信託銀行のほうが普通の銀行よりも金融の専門性を磨きやすいと思ったので自分の就活の軸に合うと思ったことがきっかけで信託銀行を見始めた。

どのような選考フローかわからなかったので特にこれといった対策はしなかったが、面接があったときに備えて普通の銀行と信託銀行の違いであったり、信託銀行業界の研究は軽くしておいた。

テーマは信託銀行業務ほぼ全て。講義とワークを交互にやっていくスタイルなのでそのときどきで課題は異なる。

1日目にやったこと

はじめに信託銀行業界と三井住友信託銀行の説明。そのあとリテール業務の講義とワークをした。その後は将来のキャリアについて考えるワークをして内定者の方と座談会をした。

2日目にやったこと

2日目は受託・証券代行・不動産の業務についてそれぞれ講義を受けて、グループワークとその発表をひたすら繰り返していた。その後には現場社員さんとの座談会が開かれた。

3日目にやったこと

3日目は法人営業業務についての講義とワークをした。それまでのワークと比べて時間は長かったし発表のあとに社員さんからフィードバックをもらった。その後はインターンの振り返りをして人事社員と座談会。

人事

なし

法人営業業務のときに「お客様に提案するときは何がメリットで、どのように三井住友信託銀行が役立てるのかを一番に伝えなければならない」と言われたことが印象的だった。

もともと金融の知識が薄かったのでワークが少し難しいと感じた。グループのなかに詳しい子がいたのでどうにかなったがいないと結構議論も難しいと思う。インターンを通してグループでは仲を深めることができたが、他の学生と触れ合う機会はほとんどなかったので残念だった。

信託業務に関してはほぼすべての業務を講義とワークでしっかりインプットアウトプットできたのでかなり理解が深まったと思う。また、インターンを通して三井住友信託銀行の強みや特徴を知ることが出来たし、内定者や社員さんを通して人の雰囲気といったものも掴むことが出来たと思う。

事前に金融の知識があるとかなりワーク自体は進めやすいと思う。あとは他のインターンなどに参加してグループワークに慣れておくといいかもしれない。

企業の規模がそんなに大きくなく、社員さんの雰囲気も穏やかでフレンドリーに感じたので自分にとっては働きやすい環境だと思った。また、業務の疑似体験ワークをしていくなかで金融の専門性が身に付くと感じたので自分の就活の軸に合う企業だという再確認ができた。

インターンに参加しているから有利ということではないが、業務のことを深く知ることができる機会だったので自分が将来入社してどのような仕事をしたくてどんなキャリアパスを歩みたいのかなどのイメージが湧きやすかった。そういう面では他の学生よりは面接などで有利になると感じた。

思っていた以上に業務を楽しいと感じることができたため。それまで金融の業務自体には魅力を感じていなかったが、インターンでいろいろなワークを体験してみて面白いと思える業務を見つけることが出来た。また、専門性の高さも感じたので自分の就活の軸にうまくマッチすると思った。

インターンシップに参加したからといって必ず有利になるというわけではないが、業務や企業について理解を深めることができるのでその点ではインターンに参加したほうが有利。また、その後のイベントの案内もあるのでより多くの機会を得られることは間違いない。

インターン参加前は食品、消費財、電気機器のメーカーやITに惹かれていたため、味の素・ライオン・ソニー・NTTデータ・セールスフォースドットコムなどのインターンに応募していた。この時点ではまだ完全には業界を絞り切っておらず、様々な業界のインターンに参加したいと思っていたので金融業界や不動産業界なども幅広く見ていた。

このインターンシップに参加して「将来必要とされる専門性の高い知識やスキルを身に着けたい」という自身の就活の軸は固まった。それと同時に金融のように形のない商材を扱うのかそれともメーカーでものづくりに携わるのかどちらがよいのか、海外業務に携われる機会が少なくてもよいのかもう一度考えるきっかけにもなった。