20卒 本選考ES
研究開発職
20卒 | 名古屋大学大学院 | 男性
-
Q.
研究内容
-
A.
パーキンソン病は、60歳以上において100人に1人が発症し、脳神経の異常により運動障害が起こる疾患です。しかし、発症メカニズムが解明されておらず、根治する方法はありません。近年、「パーキンソン病患者さんの便をマウスに移植すると運動機能が低下する」「パーキンソン病発症前の患者さんに便秘などの消化器疾患が多い」という報告があります。そこでパーキンソン病と腸内細菌との関連を検討すべく、患者さんの糞便から腸内細菌の組成の変化を解析しています。更に、特徴的だった細菌が身体へ及ぼす影響を検討し、新たに便中の代謝物も測定しています。また、初回の糞便採取から2年後の糞便も解析する予定です。経時的な変化を追うことで、腸内細菌叢の変化とパーキンソン病の進行との関連を評価します。 脳の病気を腸という新たな切り口で研究を行うことで、パーキンソン病の発症や進行との関連に迫り、原因解明への寄与を目指しています 続きを読む
-
Q.
志望職種において何を実現したいか記述してください(400文字以内)
-
A.
革新的な医療の変化を、患者さんの未来の変化へと結ぶ挑戦を臨床開発職でしたいです。私は、技術革新により生まれた腸内細菌学を研究していますが、未解明な部分が多く、先端技術を価値として社会に還元することの大切さや難しさを痛感しました。同様に新規の作用機序を持つ医薬品や漢方の臨床試験においても、その価値を高める道の想像が必要であると考えています。このことから、患者様の元へ科学の発展の成果を届けるということがどれ程大切で困難なのかを肌で感じ、患者さんの為に、確実に医療を提供するという貴社のぶれない軸に共感を覚えました。 その為、私は医療の進歩を正確に医薬品や漢方に伝えることを行いたいです。薬の種がどの医療ニーズを満たす為に開発されているのかを正確に捉え、研究の成果を最大限維持する開発をしたいです。医療ニーズの多様化や技術の進歩など激しい変化に応え、患者さんの明るい未来を切り開きたいです。 続きを読む
-
Q.
あなた自身にキャッチフレーズをつけ、その理由も記述してください
-
A.
「仲間と積極的に関わり合い、巻き込む人」 組織を巻き込み、目標へ向かう力がある為です。 アルバイトをしていた回転寿司屋の年末年始は、お寿司のテイクアウト注文の需要増加に対応できず、毎年予約注文を制限していました。お寿司を全員に届けられない悔しさから、予約の全受注に挑戦しました。 この困難な目標に挑戦する為には、アルバイトがお金を稼ぐだけの場所であるというスタッフの意識を変える必要があると考えました。そこで、「学年関係なくコミュニケーションを取る機会を設ける」、「作業出来るポジションの数やスキルを競わせる」ことで、仲間やライバルなどチームワークの実感を与えました。帰属意識の向上により、組織全体でお寿司作成の戦略を立てることが出来ました。 結果、年末年始では全受注と全国500店舗中テイクアウト売上2位を記録しました。加えて、考えた施策は全店舗の年末年始のテイクアウト用マニュアルに採用されました。 続きを読む
-
Q.
あなたの一番の挫折はどんなことでしたか。また、それをどう乗り越えたか記述してください(400文字以内)
-
A.
職業選択の壁にぶつかったことがあります。 私は臨床検査技師を目指し大学に入学しましたが、臨床検査学の知見を深める中で、臨床検査技師の役割である病気の発見よりも、病気の治療の面で多くの健康に貢献したいと考えた為です。しかし資格を活かし、病院に就職することが一般的であり、この挑戦に不安を覚えましたが、やりたいことを諦めたら後悔すると思い、臨床検査技師の枠を飛び出すことを決意しました。フィールドを広げても活躍する為には、研究する上でのスキルを高める必要があると考え、大学院では医師などが在籍する研究レベルの高い医学科の研究室に挑戦しました。また事前に研究室見学を行った際、留学生の多さや英語での発表があることを知り、TOEICの勉強も入学前に行いました。 決められたレールをやりたいことの為に抜け出すということが自己成長に繋がり、目標に対して必要なことを考えてそれを得る為に挑戦する大切さを学びました。 続きを読む
-
Q.
あなたが理想のリーダーになるために改善すべき点がありましたら、記述してください(400文字以内)*
-
A.
上司を頼る必要があると感じています。私の力不足で、学科の複数人を悲しませてしまった経験がある為です。 学部生時、学科の40人が研究室を選択する機会があり、私は研究室選択のルール作りのリーダーを務めました。その際、「大学院進学希望者の優先」を考慮することを教授に頼まれました。中間希望状況や全員の意見を聞く場を設けるなど行ってきましたが、どの程度「優先」するのか意見は割れました。投票や議論の結果、定員が溢れた場合平等に抽選となりました。しかし、抽選により希望する研究室に進めず、泣いてしまう学生もいました。学生だけで議論を進めるのではなく、先生達も交えた場を設けて、実際に学生の意見を生で聴く機会を設けることで、双方の想いを伝えるべきだったと後悔をしています。 この経験から、もっと積極的に上の方と密に関わりながら作業を進めて行く必要があると感じ、研究室では積極的に教授へ相談するなど取り組んでいます。 続きを読む
-
Q.
現在の就職活動について思うことをご自由に記述してください(400文字以内)*
-
A.
私は、不安との戦いがあると考えています。選考を進めて行く中で、志望する企業から落選を通達されることは珍しくはありません。その際、悲しい気持ちになり、やがてそれは私が就職できる企業はあるのだろうかと不安に変わります。 不安を少しでも和らげる方法はないかと考えると、書類選考などが通過した場合、次の選考に学生を進ませたいと思って頂けた理由を聞ける場面があったら良いなと思います。 企業が私のどのようなところを求めているのかを知ることが出来、前向きな気持ちになります。加えて、学生がその企業で挑戦したいことに対する企業との考えを合致させることで、入社後のミスマッチも減らすことが出来ると考えます。 しかし、このような不安を経験することで自己と向き合う時間が増えて、自分自身を見つめ直し成長する機会になることも考えると、この不安を必要な要素なのではないかとも考えます。 続きを読む