【未来を拓く漢方研究者】【23卒】 ツムラ 育薬研究の通過ES(エントリーシート) No.88861（非公開/非公開）（2022/6/8公開）

肺がんの治療薬探索研究を行っている。日本人の死亡数第一位であるがんの中で、最も死亡数が多いのは肺がんである。肺がん患者の約50％には有効な治療薬は存在せず、平均余命は約2年と予後不良である。研究の目的は、有効な治療薬のない肺がんに有効な薬剤を開発することである。そこで肺がんの臨床検体に多く発現するITGA5とPVRL2という遺伝子に着目した。ITGA5は先行研究によりがんの特徴である細胞増殖・細胞接着・細胞の移動と関連して再発の増加が示唆された。そのためITGA5を標的とした薬剤の濃度や投与期間の条件を検討している。PVRL2は機能解析を行うべく、遺伝子を強制的に多く発現した細胞を作成している。ITGA5やPVRL2を多く発現しているがん患者を対象にこれらの遺伝子を標的とした薬を投与することで、患者の予後を改善できると考える。また既存の治療薬に抵抗性を獲得した患者の治療選択肢ともなり得る。 続きを読む

私は育薬研究職として、漢方製剤が特異的に効果を発揮する疾患における「漢方の科学的根拠確立」に貢献したい。私は臨床実習で現存する医薬品の限界を目の当たりにした経験から、有効な薬をいち早く患者さんのもとへ届けることで世界中の人々の健康とその先にある笑顔に貢献したいという強い思いがある。私は貴社インターンシップに参加し、漢方の西洋薬治療で効果がなかったものに効果が見られることがある点、１人１人の体質や症状に合わせた治療を行うことができる点、1つの薬で複数の症状に対応できる点に強く魅力を感じた。そして漢方ならば冒頭に述べた自分の思いを実現できると考えた。 そこで貴社では漢方の作用機序を明らかにするなどエビデンスを構築することで、より多くの医師に漢方を処方していただけるようにしたい。また漢方の国際化を進めていくために、海外の方々の体質に合わせたエビデンスも構築し、世界中の人々の健康に貢献したい。 続きを読む

「目標に向け妥協することなく努力を継続する最強のコツコツタイプ」 私は自ら高い目標を設定し、その実現に向け妥協なく努力を継続することで結果を出すという強みを持つためである。実際に強みを発揮した経験として、学部4年次に最先端の癌ゲノム研究がしたいと考え国家試験と卒業研究の傍ら、東京大学大学院受験に挑戦した経験を上げる。この経験において「PDCAサイクルを回すこと」と「友人との競い合いによる切磋琢磨できる環境づくり」に取り組み、妥協なく努力を続けた。その結果全ての試験に合格した上で研究も最後までやり遂げることができた。今後も向上心を持ち妥協ない努力で常に最先端の技術を吸収し、日々成長を続けたい。 続きを読む

私がプレッシャーを感じる時は、チーム全体の期待を背負った時や責任が大きなことを担う時である。その際に私は事前にできる限りの準備や練習を行うことで、プレッシャーを「自信や成長の原動力」に変えるようにしている。実際の経験として弓道部の団体戦での経験を上げる。私は高校1年次に1年生ながら団体戦のメンバーに選んでいただき、チームの期待を背負って試合に出場することが決定した。そこで私はこのまたとない機会での活躍に向け、筋力トレーニングや朝練習などの自主練習を主体的に行い、自らのスキルアップに努めた。その結果本番では自信を持って試合に出場することができた。またこの試合に向けた一連の経験を基に、スキル面とメンタル面の両面において成長に繋げることができた。この経験において私は自分ができる最大限の努力をすることで、プレッシャーを自信や成長の原動力に変えることができた。 続きを読む

私は「常に前向きに小さなことにも喜びを見出すこと」を大切にしている。理由は日常の些細なことにも幸せを感じることで、人生が実り多いものになると考えるためである。人生において、思い通りにならないことや少し嫌な思いをしてもやらなければならないことは多くある。それにより、暗い気分になることも少なからずあると考える。その際に些細なことにも幸せを感じてプラスの気分になることは、次の日への活力となると考える。 続きを読む

私は「客観的立場からチームに必要なことを提案・実践する役割」を担っている。役割を果たすために、チームメンバー1人1人の話を聞き真意をつかむことを心掛けている。実際に上記に述べた役割を担った経験として、軽音サークルでの経験を上げる。私の所属バンドは1年で最大ステージの出場が決定したにもかかわらずメンバーの意見がすれ違い、解散の危機に陥った。その際私は一致団結に向け一人一人から話を聞きまだバンドを続けたい気持ちがあると感じたため、先輩からかけていただいた言葉や思い出話を伝えるなど感情に訴える工夫を行った。またすれ違う両者の意見を交えた具体的な改善策を講じた。その結果全員が一致団結しステージ成功に向け切磋琢磨することができ、本番のステージで成功を収めることができた。この経験において私は傾聴力という強みを活かし1人1人の意見を聞きそれぞれの意見に寄り添い、チームを一致団結させる役割を担った。 続きを読む

私は「同じ目標を共有し、信頼関係が構築できているチーム」が良いチームだと考える。前半の理由は個人の実力がどんなに強くてもそれが同じ目標に向かっていない場合、力が分散してしまいチームとして最大限の力を発揮することができないと考えるためである。また後半の理由は同じ目標に向かった上で、コミュニケーションを密にとりお互いに信頼関係を構築することで個人では乗り越えられない難題も解決できると考えるためである。 続きを読む

私はチームの一員として、周りに競い合いの雰囲気を作るなどチームの士気を上げるように働きかける。具体的な経験として、弓道部での活動経験を上げる。弓道部では創部初の1部リーグ昇格を目標に掲げ日々練習していた。リーグ戦は5人制の団体戦であったためチーム全体の底上げが不可欠だった。しかし部員間で練習への熱意が異なりチーム全体としての練習量が足りないと感じた。そこで私は部員の多くが負けず嫌いな性格であることを利用し、的中数を記録し可視化することを提案し互いに競い合える雰囲気作りに努めた。その結果、部員の自主練参加率が上がりチームが同じ熱量でリーグ昇格に向け練習に励むようになった。最終的に1部リーグ昇格を果たすことができ、同じ目標に向けてチーム一丸となって励まし合い、切磋琢磨しながら乗り越えていく大切さとやりがいを学んだ。この経験においてチームの士気を上げるよう働きかけることで、リーグ戦勝利に貢献した。 続きを読む

就職活動において「企業とのマッチング」がとても大切であると考えている。自分を偽って企業に入ることができたとしても、会社に入ってから常に等身大で自分らしくいることはできないと考える。そのため自分が自分らしくいることができ、その自分らしさを受け入れてくださる企業に入ることが、企業側と学生側双方にとって最も良い形であり、お互いの価値を最大化できると考えている。 続きを読む