【21卒】楽天グループの夏インターン体験記（文系/エンジニア）No.13485（2021/3/24公開）

元々web系自社サービスを運営しているメガベンチャー が第一志望郡であり、企業の雰囲気をインターンを通じて感じてみたかったのが一番の動機。基本的に大学生であれば何年生でもエントリーが可能であった他メガベンチャー の開発系インターンシップに対し、楽天では卒業を2年後に控える1学年のみの募集だったことを前々から認識していたため、エントリー募集が開始されたタイミングで直ぐに応募した。

コーディングテストがcodilityという海外のサービスで実施されることは事前に認識していたので、実際に無料の問題を数問解くなどしてシステムに慣れておいた。
また、楽天にサービスをほとんど使ったことがなかったので一つでもある程度認識しておくべきだと思い、「ラクマ」をインストールし色々と触ってシステムを理解した上で、どこに改善点があるかなど自分なりのアプリに対する意見などを一応考えておいたり、実際に自分が技術的に携わりたい領域や、将来的なキャリアプラン、自分の好きな技術についてなど予め整理しておいた。

自分のやりたいことやキャリアプランなどの芯の硬さ、または技術に対する好奇心が主に評価されたと思います
実際にコーディングテストではテストケースを全てクリアできず不甲斐ない結果に終わったものの、自己分析の準備がしっかりしていたので通過できたと思っています。
ある程度技術力に不安があっても、楽天に入って自分のしたいこと、将来的なキャリアプランなどがしっかりとしていれば選考に通過できるのではないかと思います。

応募 → エントリーシート → 筆記試験 → 最終面接

各技術のレベル(5段階)
志望理由はなんですか？

webで入力

採用サイトのマイページから提出

倍率が高いことは分かっていたので、あまり他の学生が使っていなさそうなワードを選ぶよう意識したり、抽象度の高いことはあまり書かないようにしていた。
例)就活の軸は？という質問に対して、
「成長できる環境 」といったような抽象度の高い回答ではなく、「コードを実際に多く書かせてくれるような環境 」といった言い回しを使うようにしていた。

それまで一切楽天のサービスを使ってこなかったことから、楽天のサービスや経営ビジョンなどについて調べ、自分の関わりたい分やビジョンの共通点などを考えた。

なし

基本的なアルゴリズムの問題。
問題は全て英語

問題数：１問
回答時間：90分

コーディングテストに用いられるcodilityの無料問題を数問解くなどして、システムを事前に理解するようにしていた

なし

zoomでの実施

面接官がお二方とも想像以上にフレンドリーに接してくれたためリラックスして面接に望めた。技術的な話で盛り上がったが、面接を通じて現段階での技術力を図られているような気はせず、むしろ並以上のコミュニケーション能力があるかどうかをみられているように感じた。

これまでのエンジニアとしてインターンやアルバイト経験、または1年間の留学や現地での法人設立経験があったことが、実際の技術力よりも評価されたのではないかと感じています。

楽天の企業理解に関して深堀られかけたときには、嘘をつかずに正直にわからないというと、自分がもっと話したかったこれまでの経験に関して話せた上、殆ど印象を下げているようには感じなかったので、正直にわからないことはわからないというべきだと思いました。

本インターンシップの志望動機を教えてください。

技術のスキルアップ、企業の雰囲気を知る、学生エンジニアとの繋がり増やす
という3つが志望理由であり、
これまで磨いてきたスキルを短期間で更にのばせるいい機会だと思ったこと、
web系メガベンチャーでの就職を志望しているためその中の代表格でもある楽天の雰囲気や自分が働く姿の解像度が、本インターンシップを通して少しでも上げられればばいいなと思ったこと、
自分が文系在籍だったため周りにエンジニアを志す仲間が少なく、楽天のような国内を代表するIT企業のインターンで集まる優秀なエンジニアの方とつながって自分の成長につなげたいと思った
というようなことを話しました。

最近注目している技術は？

マイクロソフトのPowerApps。
面接が行われた月の日経新聞の記事で特集されており、一度触ってみたときにそのあまりの手軽さに感動しました。
コーディング自体は好きではあるが、あくまで物事を為すための手段でしかないと捉えているので、このような開発がより効率的にするノーコードの技術には今後もより注目していきたいです。

<管理職の方>
経験豊富であり、現場をよく見ているなという印象。
それだけでなく、現場から自分自身のロードマップを的確に思い描いている点は、学生とは到底思えないほど、非常に高評価。
また、これからの技術の動向の着眼点や神学部にも関わらず積極的にコンピュータサイエンスを学べているところもとてもいい。
キャリアプランは今後の経験において変動していくものだと思うので、今後も柔軟にキャリアプランを考え続けるといいでしょう。

<3年目中国国籍のエンジニアの方>
現場での経験だけでなく、留学やNPO法人の設立など、非常に多様な経験を持っている点は本当に感心した。
ただ、成果物を見せる際はもう少し自信を持ってもいいと思います。

なし

1チーム 4,5人、全6チームで
「人と人をつなげる」というテーマを元にオリジナルアプリの考案、開発のコンペを行う。

初日にインターンの流れの説明があり、
二日目からチームに別れて開発がスタートする。
最終日にそれぞれのチームの開発アプリのプレゼン大会を行い、順位が発表される。

チームでの0からのアプリ開発経験

1チーム 4,5人、全6チームで 「人と人をつなげる」というテーマを元にオリジナルアプリの考案、開発のコンペを行う。

1週目にやったこと

チームメンバーの中で得意な領域ごとに役割分担した上で、
開発テーマに沿ってどのようなアプリを開発するのかについて話し合い、決定後には開発に必要となる要件定義を全員で行った。

2週目にやったこと

１週目に決定した役割ごとタスクに基づいて、メンバーがそれぞれ開発に取り組んだ。
わからない部分をそれぞれ助け合うなどしてアプリを無事完成させた後
プレゼンスライドの作成を皆で行い、最終的に楽天社員の前で発表した。

楽天全社員の中の有志参加者

Amazon Kindle

1チームに2人のメンターが常につき、業務に関することから日常会話までインターンシップを通じて非常に密接に交流があった。
その後本選考に進むに当たって、個人的に1対1での面談にも応じてくださったり、今でも偶に連絡をとっている。

チームで考案した開発予定のwebアプリケーションが殆ど就業時間内に終わりそうになかったことから毎日夜遅くまで皆で開発していたため疲労がとても蓄積した。
だが、チームの皆もそれを望んで行っていたので結果的にいい成績が残せてよかったと思っている。