【未来を拓く医療メーカー】【18卒】ジョンソン・エンド・ジョンソンの冬インターン体験記（文系/総合職）No.2721（早稲田大学/女性）（2018/4/6公開）

多くの人々の日常生活の根底に携われる企業で就活を進めていた。銀行や商社と違い、民間企業の中でも「モノ」で顧客に貢献できるメーカーに興味を持ち始め、なかでも医療系や医薬系に興味があった。外資系の大企業ということで、より多くの世界の人々に貢献できる仕事なのではないかと考え、インターンに応募しようと思った。

18卒向けの就活が始まる直前期の１月だったので、比較的本選考にもからむのではないかと事前に考え、学生時代に頑張ったことには力を入れた。このインターンでは、1dayインターンだったためか、選考に面接はなくESのみでの審査だった。本選考を見据えて、志望動機でもなるべくJJで働きたい旨を書いた。しかしながら同時に、インターンの段階であるため、インターンでどんなことを学びたいのか、吸収したいのかについても触れた。提出から１週間後くらいにインターン合格の通知がきた。

ジョンソンエンドジョンソンの強みをチームで１分間にまとめて発表せよ

1日目にやったこと

JJの創業から今までの歴史を振り返りながら、発表テーマであった「JJの強み」をチームごとに見つけ出す。歴史を振り返る作業の中で、自然と企業研究や分析をすることができた。また、一通り歴史を振り返った後、発表との間に現役社員から様々な話を座談会形式で伺うことができた。皆、JJを選んだ理由や仕事のやりがい、社内制度などをざっくばらんに聞き、社員のみなさんも概ねオープンに答えていた。最後に、全８チームが1日で準備した模造紙やパワポを使いながら、発表を行った。最後に、学生・社員それぞれどのチームが良かったか投票した。

人事部新卒採用担当者３名/消費財、アイケア、医療機器、医薬品部門からそれぞれ営業職の社員が複数名参加

本選考でのグループディスカッションが無条件で合格になる権利（GDには参加する）

時間内にどれだけいいアウトプットが出せるかを重視しているようだった。また、「話し方」やプレゼンのパワ―ポイントの配色やデザインなど、勉強になるアドバイスをいただいた。

発表に向けてどれをJJの強みにするかで苦労した。結局多くのチームがJJの概念であるour credoを強みとして挙げていたが、私たちのチームはそれでは被ると考え、our credoに加えてJJの将来性についてをテーマに据えた。最終的に、全体で１位に慣れたのも、他チームとの差異化に努めたからだと考える。

参加してよかったことは、JJの企業形態や、どんなことをしている企業なのかを詳しく知ることができたこと。ここで、JJについて詳細な情報を得ることができたので、似ている他メーカーを受ける際も非常に情報が理解しやすくなった。同業他社の企業研究も比較的簡単に収集することができた。

今回のインターンは、ビジネスプランなどを考えるものではないので、テーマとしては難しくなかったと思う。しかしながら、グループ作業に必要な役回りや、短い時間でいい結果を出すにはそうしたらいいか、効率よく行動する必要があった。普段から意識していると、有利であったかもしれない。

私はJJの中でもMRという職種に興味を持ち、その後内定を得ることもできた。インターンで、JJが稼ぐだけでなく、救うということを第一に考えていたことを社員からも感じ取ることができたため、自分の働く軸と合致し、働くイメージを持つことができたと考える。

本選考の面接JJが初めてだったため、受かる自信はなかった。しかし、十分に面接準備をしたため、落ち着いて面接でも受け答えができたと感じる。JJへの理解度、全国転勤でもいいのか、働いてから具体的にどんな仕事をしたいのかなど、一般的な質問が多かった印象。

実際にインターンで社員さんや働いている人の雰囲気を感じ取ることができたので、志望度は上がった。社会への貢献性も大きく、女性社員の登用も進んでいる企業であったが、実際にそうであることはこのインターンを通してでしか得ることができなかったと考える。

先ほども述べたが、インターン参加者は一般選考とは違うルートなので、始まるのが早い。２月下旬に企業説明会があり、3月上旬にES提出、その後面接が三回あり、４月上旬に内定が出た。

志望業界はメーカーと政府系機関（JICAなど）を受けた。企業選びの軸としては、【海外で働ける機会がある」「稼ぐことよりも優先して人に貢献できる場があり、実際にそれを体現できている会社」を挙げていた。JJのインターンを通じて、医療用医薬品営業職（MR職）の存在を知り、自分の軸に合致していると感じたため、その後はメーカーのなかでも医療機器や医薬品を扱う企業を中心に受けた。

インターン参加を通じて、早めに内定を得ることができた。内定は４月上旬に出たため、その後はJJよりも志望度の高い企業や、同業他社を中心に就活を続けた。内定が１社でていたため、精神的に余裕をもって、他社選考に挑むことができ、緊張せず自分らしく受けられたことでそのほかの企業でも内定を得ることができた。また、JJの内定者と他社の面接で話すと、人事側も興味を持って聞いてくれた。