17卒 本選考ES
技術系総合職
17卒 | 電気通信大学大学院 | 男性
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Q.
自己PR(400文字以内)
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A.
目的を持った行動が出来る事が私の強みだと考えています。私は、研究室内で初めての物質を扱っています。そのため、試料作りを一から始めましたが、表面が荒くなってしまうという問題に直面しました。この問題の解決法は、どこにも書いていません。最初は、何も考えずに同じ実験を繰り返しては失敗を重ねていましたが、これでは実験を次に繋げることができません。そこで、表面が荒くなる原因を考えられるだけ列挙して、一つずつ着実に検証しようと考え、PDCAサイクルを回して目的意識のある行動をするようにしました。この行動を心がける事で、原因が「溶液の撹拌条件」と特定でき、ついに表面が均一な試料ができました。この能力は試料作りだけでなく、あらゆる計画の立て方や物の考え方、特に考察に対しても力を発揮しました。その結果として学部卒業時に研究最優秀賞を授与致しました。今後ともこの強みを活かし、仕事を着実に進めたいと考えております。 続きを読む
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Q.
学生時代に最も力を入れたこと(400文字以内)
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A.
人を笑顔にさせたいと始めた大道芸の公演活動です。私はある時、市民ホールでの公演メンバーに選ばれることになりました。最初は「自分には無理だ」という不安に襲われ、やる気を失っていました。しかし、その不安は自分の能力への自信の無さから来ていると感じ、自信を付けるためにまず自分の能力を上げようと決意しました。 そのためには自分の動きを見る事が重要だと感じ、リハーサルの様子をビデオカメラに収めました。また、メンバー全員に演技の改善点を聞く等、主体的に動き、練習しました。そうして演技に磨きがかかり、自信と実力を得ることが出来ました。そしてついに、大ステージに堂々と立ち200人を超える観客を楽しませることが出来ました。この経験から、「できるか」「できないか」という基準で今後の行動を決定するのではなく「まず、やってみる」ことが重要だという事を体感し、可能性に挑戦する重要性と楽しさを学びました。 続きを読む
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Q.
これまでチームで成し遂げた経験と、その時あなたが貢献したこと(400文字以内)
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A.
私は、研究室のメンバーと協力し、進捗報告会の形式を変えました。今までは下級生からの意見が少なく、活発な議論が生まれなかったのです。私は、先入観の無い下級生の意見も大切だと感じていたので、どうにかして解決したいと思っていました。そこで私は、研究室の学生全員を集め、改善策について話し合う場を作りました。議論の結果、「発表を聞いている全員が、実験結果に関する意見や疑問に思ったこと等をメモに書き止め、そのメモを発表者に渡す」という提案が生まれました。紙に書くことで疑問を書き出しやすくなり、下級生が積極的に意見を言えると考えたのです。その後、ここから生まれた提案を教授に持ちかけ、実行に移す事で活発な議論の環境を創り上げる事が出来ました。この経験から、私は、より良い環境を創るには、一人で疑問を抱えこまず、皆と共有する事が大切だと学びました。 続きを読む
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Q.
今までの人生で一番苦労したこと(辛かったこと)と、それを乗り越えた経験(400文字以内)
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A.
研究で成果が出なかった事です。その時の私は、報告会に間に合わせるという目的の為だけに実験をしていました。ある時、学会発表の為に今までの成果をまとめていると「この研究は何を目的として、何が新しいのか」が書けない事に気が付きました。結果的に、半年に1回しかない学会への登壇を諦める形となり、自分を何度も責めました。ひどく落ち込みましたが、この失敗を無駄には出来ないと思い原因を考えました。原因は、自分の研究に対する視野が狭く、ゴールを見失ったまま走り続けていたことです。これに気づき、自分は今までの行動を改めました。そして、目的意識を持ち、意義のある行動をする事が大事であると学びました。その後はこれを心がけ、学会にもコンスタントに出ることができ、国際学会への登壇も果たしました。目的をしっかり持ち、確実に行動する「実行力」は社会人基礎力の一つであり、入社後も大いに役立てていきたいと考えています。 続きを読む