【深堀研究、堅調伝達】【23卒】キヤノンの総合職の1次面接詳細 体験記No.25816（非公開/女性）（2022/5/19公開）

入ってすぐ面接開始

研究内容についてとても深堀された。ここにしっかり答えることが大事だと思いました。わからなくても答えるべきだと思います。

人事の方は最初の説明で緊張しないでいいですよ，言葉が詰まってもしっかり伝えていただけば問題ありませんといってくださいました。しかし雰囲気は堅かったです。

なし

unistyle

研究内容について発表してください。

（事前に提出していた技術面談資料を用いて10分間のプレゼンを行いました。そののちに研究内容の深堀を行いました。)
私の研究テーマは変動の大きいモータのパラメータ推定を用いた高効率制御です。まずは研究背景から説明します。近年，電気自動車の需要増加や高効率モータの開発などからますますモータの需要は増えております。求められているのは高性能，高効率，小型，軽量といった特徴があげられます。これを満たすモータとして埋込磁石同期モータがあります。このモータを高効率に制御する課題としましては，モータ内部の情報であるパラメータが変動してしまい，制御点が見つけにくいということです。そこで私の研究としましては，変動の大きいモータのパラメータを同定し，高効率制御となるシステムの構築です。

先ほどの研究内容の深堀について。一番研究で大変だったことはなんですか？

従来では変動しやすいと言われていたモータパラメータに加え，もう一つパラメータが変動していたことを発見することです。当初は変動しやすいと言われていた○と○の推定を行ったのちに，高効率となる制御システムの構築を行いました。しかし効率が思ったよりもよくなりませんでした。そこで原因を考えるときに苦労しました。

以下深堀。
質問「どのようにしてもう一つのパラメータが変動していることをつきとめたのですか？」
回答「推定していたパラメータの一つの○の推定精度が悪いところに目を付けました。そして，制御しているゲインなどの設計ポイントを確認しましたが，影響は見られませんでした。そこで，○と関係が近く，影響を与え合っている○に目を付けたところ，そのパラメータも変動していた，という流れになります。