【技術と創造の融合】【23卒】ハイマックスのシステムエンジニア（SE）の本選考体験記 No.24800（お茶の水女子大学/女性）（2022/4/24公開）

選考時期が非常に早かったため、受かればラッキーくらいの感覚で、力試しのつもりで対策を受けずにテストを受けた。

一般的なSPI

言語系と非言語系。問題数や制限時間も一般的なSPIと同じ。

なし

動画提出のみ

SEという仕事内容への理解があるかどうか、自己分析ができているかどうか、自信を持って話しているかどうか、といった一般的な部分が見られていたと思う。

動画面接だったため、社員の方の雰囲気などは不明。事前に録画した動画をアップロードして提出が可能だったため、何度も撮り直しができる。

なし

なし

学生時代に力を入れたこと

私が学生時代に力を入れたことは、所属していた合唱サークルにおいて、コロナ渦での活動を維持するために試行錯誤したことです。
私は、80名程度の団員が所属する合唱サークルで２年間学生指揮者を務めました。
学生指揮者就任直後、新型コロナウイルスの流行により、大学から対面での活動を制限され、新入生の勧誘や演奏会に向けての練習ができなくなりました。そこで、対面活動が再開できるようになった時のために、今できることは何かを考え、様々な提案をし、実行しました。
具体的には、まだ誰も行っていなかったオンライン練習をいち早く取り入れたり、新入生の勧誘のために団の魅力を発信する動画を作成したりしました。
実際にオンライン練習を始めてみると、いくつもの課題に直面しました。
自宅の通信状況が悪く、練習に参加できない人のために、練習の様子をすべて録画し、YouTubeを使用して団員全員に共有しました。これによって、普段は研究や仕事の都合でなかなか参加ができなかった大学院生や卒業生もオンデマンドでの練習に参加ができるようになりました。
また、オンラインで練習をする場合、双方向の練習が困難なため、団員がどの程度歌えているかを把握することが難しい状況でした。そこで、画面に映る参加者の表情をよく観察し、何に不安を抱えているのか、どれだけ自信を持って歌えているかなどを読み取り、最適な練習方法を選択できるよう努めました。
しかし、オンラインのみの活動期間が長くなると、演奏会開催の見通しが立たないことから、団員一人一人の活動へのモチベーションが徐々に低下していきました。そこで、オンラインでの座談会を定期的に開催したり、楽曲の解釈を議論したりする時間を多く設けるなど、団員同士のコミュニケーションを促進しました。
このように試行錯誤を繰り返しながらコロナ渦での活動を維持した結果、対面活動を再開した際には、団員の基礎力が圧倒的に向上しており、12月に開催した定期演奏会では、例年の３分の１以下の練習時間しか確保できなかったにも関わらず、観客からは、これまでの演奏会の中で最もレベルの高い演奏会だったとの評価をいただきました。
さらに、他大学の多くの合唱団が活動停止の危機に瀕していたため、全国の学生指揮者のコミュニティを作り、情報共有や練習見学会の企画など、大学合唱団という文化の維持にも貢献しました。

志望動機と将来どんなSEになりたいか

私は、専攻外ではありますが、大学でJava言語を学ぶ機会があり、その中で、いくつものエラーを解消し、自らが作成したプログラムが正しく作動したことに喜びを覚え、システムエンジニア職に興味を持ちました。
また、実習の一環として行った、センサーを用いた便利グッズの開発では、自分としては納得できるアイテムを作り上げることができなかったのですが、他のグループの作品の多様性に、プログラミングを用いたものづくりの可能性を大きく感じました。
さらに、 建築設計の課題をこなしていく中で身につけた、利用者のニーズや要望を正確に捉え、実現するために工夫を重ねていく力や、作品を完成させるために努力を惜しまない姿勢は、システム設計に相通ずるものがあり、この力を大きく活かせる職に就きたいと考えております。
御社には、６つの業種における高い技術力があり、人材を会社の財産として捉え、技術力向上に向けた会社の支援制度が充実している点を魅力的に感じ、御社でプログラミングを基礎から学び、自らが設計・プログラミングしたシステムで、社会の仕組みを支えられるようなエンジニアを目指します。
私は、飲食店で接客のアルバイトをしておりましたが、コロナ禍での外出自粛の影響を大きく受け、経営が厳しくなり、閉店してしまいました。
当時は、レシートの控えをもとに1日の売り上げを全て手作業で入力していたため、データの入力が滞ることが多く、３ヶ月以上のデータが未入力となっていることもありました。
他にも、在庫の管理や発注などにかなりの時間を要していましたが、従業員は皆、それが当たり前だと考えていました。これまで手作業で行っていたものを、自動で管理できるシステムがあれば、無駄な時間やコストを削減でき、コロナ禍でも閉店せずにお店を維持することができたのではないかと悔しい思いをし、同じような思いを抱く人を1人でも少なくしたいと考えております。
私の強みである周りを巻き込んでチームを引っ張ることができるという点を活かし、将来はプロジェクトマネージャーとして、社会の役に立つシステム開発に貢献したいです。

オンラインのため、ネットに繋いでいる間のみの面接。

言葉に詰まることなく、聞かれた質問に対して、淡々と回答できていた点、話の筋が通っていた点が評価されたと感じる。

初めに「緊張しているか？」と聞かれ、「面接が初めてで緊張している」と回答したところ、「緊張していると損をするだけだから、できるだけリラックスして挑んだほうが良い」とのアドバイスをいただいた。

過去のエピソードを話す時は、数字など具体的なイメージを相手にも共有できるようにしたほうが良い。

なし

システム設計の流れについて説明してください

「まず初めに、お客さまへのヒアリングをもとにシステムの計画を立て、要件定義を行います。
その後、定義したものに基づいて設計を行い、プログラムを書きます。それらが正常に動くかどうかをテストし、問題がなかったから、納入します。お客さまにシステムをお渡しした後は、運用・保守などを行います。」
システム開発やシステムエンジニアの仕事への理解があるかどうかを見られているという情報を面接前に得ることができていたため、会社説明会動画の中で社員の方が説明されていたシステム開発の工程に関して、自分でノートにまとめた。面接中に緊張で頭が真っ白になっても大丈夫なように、システム開発の工程をまとめたノートを手元に置いておいた。

なぜ同業他社ではなく当社なのか

独立系のシステムインテグレーターであるため、親会社の意向やグループ会社の製品の売り込みなどにとらわれることなく、お客さまに寄り添って最適な課題解決をすることができる点が非常に魅力的であると感じています。
「他の独立系のSIerではなく当社を選んだ理由は？」
御社には、特定の分野に特化した高い技術力があります。私は、高い技術をもつ会社で働きたいと考えております。
「何をもって技術力が高いと判断しているのか？」
どんな会社と取引をしているのかを見て、大手の優良企業と取引をしている御社は、大手からの信頼を得られるだけの技術力を持っていると判断しました。
「具体的に印象に残っている取引先は？」
NTTデータさんや伊藤忠テクノロジーさんなど。

他社に内定が決まったため。