【未来を拓くエンジニアリング】【22卒】ＪＦＥエンジニアリングの夏インターン体験記（理系/エンジニア）No.13805（横浜国立大学大学院/女性）（2021/4/16公開）

環境に貢献する仕事がしたいと考え、まずプラント業界に興味を持った。プラント業界の中で、JFEエンジニアリングは総合エンジニアリング会社として、幅広い事業に携わっていたため、魅力を感じた。また会社説明を聞く機会があり、その際にスマートアグリ等、興味深い新規事業も積極的に行われているということを知り、インターンシップに参加したいと考えた。

JFEエンジニアリングに内定をもらった先輩に、インターンシップ選考がどのように行われるかを詳しく聞いた。一次選考でESがあるが、ほとんどの人が通過し、二次選考の面接で本格的に選考が行われるということを聞いため、ESはワンキャリアを見て仕上げた程度。面接の際も、ワンキャリアで何を聞かれるかという情報を収集して準備をした。また、元気に受け答えができていれば面接が通りやすいとのことだったので、ESに書いてある内容を簡潔に言えるようにすることだけ、しっかりと行った。

ESの内容より、面接のときに簡潔に自分のことを面接官に伝えることができるか、そして元気に会話ができるかといったところが重視されていたと感じる。とにかく第一印象を良くして、明るく必要最低限の受け答えができれば、選考は通過できると思う。

配属先の職種理解、業務体験

一週間社員と同じスケジュールで行動する。インターン配属先の部署で形式は異なるが、大体は仕事内容の紹介と体験をする。工場見学もある。最終日にインターンシップで学んだことを発表する。

プラント業界のエンジニア業務。どのような流れで見積もりから導入までするかを一通り学ぶ。

一週間の業務疑似体験

前半にやったこと

最初は講義で、それぞれの部がどのようなことをしているのかを学び、会社内を見学する。その後部署ごとに仕事理解、体験が行われる。担当社員がつき、お昼はいつも社員と食べる。

後半にやったこと

工場見学を行う。最終日はインターンシップで学んだことを部長クラスの社員の前で発表する。高いクオリティが求められるが、準備する時間は当日の午前中しか設けられないので注意。

プロジェクトリーダー、部長クラスの社員

特になし。

インターンシップ中は、担当社員の方とほとんど一緒に行動する。業務後もどこかに連れて行ってくれる。プラント業界で働くには、幅広い知識とコミュニケーション能力が必要であると教わった。

毎日しっかり定時に終わり、スケジュールが定められているので、最終日の発表準備をする時間が非常に少ない。クオリティが求められるので、短時間で発表を形にするのはとても大変だった。たくさんの社員の方と交流の機会があり、立場が上の方ともお話しするので、礼儀等はしっかりする必要がある。

同じ階に配属された他の学生が5名いて、一緒に工場見学等を行った。ご飯を一緒に食べることも多く、就職活動の情報交換ができた。

プラント業界で働くというイメージが明確になる。一週間を通して職場で実際の業務を体験するので、良くも悪くもその会社に対する理解度はとても深まる。このインターンに参加すると、業務の流れが詳細にわかるので、他のプラント業界の会社のセミナーに参加した際の理解度も高まる。

特に準備することは必要ない。インターンシップ中に学んだことを家で自分なりに調べてみることは有効。朝が早いので、生活リズムを整えておかないと、一週間きつい。

プラント業界のエンジニアとはどのような働き方をするか、明確なイメージを持つために参加したが、実際に工場見学等を通して、現場で働く姿までイメージできた。上司との関係も社員との交流を通して肌で感じることができたし、社員と関わる機会が多いのでいろいろと聞ける。

第一志望であると言い切れることができる学生を優先して採用するため。インターン生を見ても、プラント業界に絞って参加している人が多く、自分はメーカーやIT系もみていたことから、志望度に違いを感じた。逆に第一志望であると社員にアピールできれば、採用に有利である。

実際の業務を体験して、工場の現場は暑くて危険が多いし、出張は多いし、仕事自体も大変なことが多いと感じた。プラント業界は社会貢献度が高いが、仕事内容としては苦しいと思ってしまった。それに加えて、会社の雰囲気がなんとなく自分に合わないと感じた。

インターンシップ参加後に、参加者のみを対象にしたイベントがある。そこで志望度を確認されて、今後の選考案内をされるので、インターンシップ参加は早期内定に大きく影響する。

インターンシップ参加前は、IT、メーカー、プラントの三つの業界を中心に見ていた。志望度はプラント、IT、メーカーの順。プラント業界は環境問題の解決に大きく貢献できると考えて、一番に志望していたが、働き方としてはIT業界やメーカーがよいと感じていた。インターンシップに参加して、プラント業界で働く姿をイメージしようと考えていた。

インターンシップ参加前は、プラント業界のエンジニアは工場で実際に指揮をとるような仕事をするイメージを持っていた。また、社員の雰囲気については、フランクで体育会系が多いと聞いていた。インターンシップを経験して、意外にデスクワークが多いことや、会計等の仕事も自分でやらなくてはいけないと知った。また社員は体育会系というより、おっとりした人から活発な人までいろいろな人がいると感じた。