17卒 本選考ES
総合職
17卒 | 京都大学大学院 | 男性
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Q.
設問1.学生時代に時間をかけて取り組み、やり遂げた重要な実績を2つ挙げ、 各実績について、あなた個人が創意工夫した点を含めて600字以内で述べてください。
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A.
大学院の授業にて社会人、留学生等8人と協力して花王の事業戦略の変遷について調査・分析する機会があった。発表の成果が直接授業の評価につながることから皆で一致団結し、充実した発表になるように心を一つにしていった。その中で私が主に果たした役割は2点ある。1点目はリサーチである。新聞、雑誌、社史などの膨大な2次データから取捨選択し有益な情報を探し出した。しかし収集した情報をミーティングの場で皆に共有を図ろうとするが周りのメンバーから説明が分かりにくいとダメ出しをされる機会が多かった。そこで気付いた事は相手に物事を伝える難しさである。事前にある程度情報を持っている自分と違い、他のメンバーにとってはその日初めて知る情報をいかに相手の立場に立って説明することの重要性を学んだ。2点目は些細な事でも気付いたこと発信したことである。特に留学生が議論や作業に遅れているのを察知し適宜支援した。例えば中国人の留学生には花王の商品に関する中国展開についての調査を依頼したりするなどそのメンバーが強みを発揮できるように提案した。また毎回ミーティングでは議論が停滞することが多かったのでその日の目標設定をしようと提案しチームとしての到達目標を意識するように働きかけた。チームで協力し準備を重ねたことにより私たちの発表は学年1位の評価を受けた。年次や国籍がことなる人達と協力出来た経験により自分に自信をもつことができた。 新聞社に所属し営業のアルバイトを3年間していた。顧客の分析を行った結果成績を向上させることに成功した。この仕事を始めたきっかけは海外旅行の資金を稼ぐためだった。給料が歩合制だったので自身の努力と工夫が結果に結び付くことから意欲が沸いた。しかし自身の成績を上げようと自分本位の営業が中心になってしまい、当初はお客様から相手にされず失敗と挫折の日々だった。そして私は自身の営業のスタイルを変える必要性に気づき自身の営業の方法を変えていこうと決心した。取り組んだのは以下の2点である。1点目は顧客との対話を通じて新聞に関する悩みを探り出し改善策を提供することだった。2点目は顧客分析である。顧客のセグメントごとに効果的なセールストークは何かを分析、検証、蓄積した。また同僚と勉強会を開きどのような話題が好まれるか情報共有を図り互いの向上に努めた。以上より新聞を購読することで得られるメリットや新聞自体の良さをお客様に効果的にPRでき、新聞業の本質である信頼でき価値ある情報の提供を達成できた。結果として1日の平均契約数を他の従業員の平均を2件上回る7件を達成した。この経験から学んだことはやりたい事の本質を相手の立場を考えながら戦略を立てていくことの重要性である。このことに気付いたおかげですぐに行動を起こすのではなく何事にも一旦思考を起こしてから最善のアプローチで行動できるようになった。 続きを読む
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Q.
あなたが国際協力銀行を志望する理由について800字以内で述べてください。 その際、入行後に取り組みたい仕事を挙げ、取り組みたいと考えるに至った理由や 自身が果たしたいと思う役割についても併せて記載してください。
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A.
私が貴行を志望する理由は大きく分けて2点ある。1点目はプロジェクトファイナンス(以下PF)に興味があり、実際にプロジェクトに自分も携わりたいと考えるからだ。大学院にて他行の銀行員が銀行業務について説明してくださる授業があった。その時初めてPFについて知ったのだが、扱う金額の大きさや、プロジェクトに関わる企業の多さ、ファイナンスのスキームの複雑さに驚いた。またPFにおいては海外におけるインフラ、プラント、資源に関する案件が多くなり、ビジネスの結果として世界の各地やそこで住む人々へ大きな影響を与えることが出来ることに憧れを持った。銀行の業務は主に国内がメインであり海外での大型案件は総合商社等が携わっているのだろうと思い込んでいたが、銀行にもそのような働きができると知り一層興味が沸いた。そして貴行のPFセミナーに参加した際にシンジケート団に貴行が参加することによって他行の参加を促したり、他行が負担できないリスクをカバーすることが出来ると知った。このようなことから貴行は他行よりもPFを主導出来る立場にあるのだなと感じ、その最前線でビジネスに携わりたいと考えるようになった。2点目は貴行が持つ使命に共感したからだ。特に貴行においては先進国日本として諸外国の発展に寄与することやそのような国に対する日本企業の進出を促進させるという使命である。そういった日本にも相手国にもメリットがある案件に注力するという方針に携わりたい。そのように考えるのは学部時代に様々な国々へ旅行した経験による。特に発展途上の国々では日本のようにインフラが整備されておらず、そのような地域へ日本企業の技術力を活かしたインフラを輸出できたら良いなと考えていた。貴行においてその思いを実現させ、海外における日本企業の活躍を促進させることや現地の人々の生活、地域経済の活性化を促したい。以上が貴行を志望する理由である。 続きを読む