16卒 本選考ES
総合職
16卒 | 一橋大学 | 男性
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Q.
設問1.学生時代に時間をかけて取り組み、やり遂げた重要な実績を2つあげ、各実績について、あなた個人が創意工夫した点を含めて600字以内で述べてください。
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A.
実績1 (全角入力50文字まで) 人前で堂々と話せないという自分の弱みを、ゼミを通じて克服したこと。 実績1の内容 私は主張力のある人間になりたいと思い、その実現のために毎週プレゼンを行うゼミに入った。しかし始めてみると、人前に立つと、極度に緊張してしまう自分がいた。そして、緊張のため、言葉に詰まったり、セリフが飛んだりすることが度々あった。そこでまず、人前で堂々と振舞えるようになる必要性を感じ、プレゼンの上手なゼミ生を観察し、口ぶりや目線などといった、細かい部分まで真似たり、教授やゼミ生からのフィードバックを漏れなくメモし、反省点を次週に必ず改善したりするようにした。すると、次第に発表中でも余裕が出てくるようになり、聞き手の表情や反応を見ることができるようになった。そして、プレゼンとは一方的な情報発信の場ではなく自分と聞き手双方のコミュニケーションの場だと気付いた。そこで、私はプレゼンの中で積極的に質問を投げかけたり、時には冗談を挟んだりして聞き手の注意をこちらへ向けることを意識するようになった。同時に、説得力を持って自分の主張を相手に通すためには、「相手を知ることが必要だ」といことも知った。こうして自分の弱みを克服した結果、ソウル大学での交流ゼミでは200人を前にして堂々としたプレゼンを行うことができた。そして、教授や向こうの学生から高評価を得ることが出来た。 (全角入力600文字まで) 実績2 サークルを執行部として運営し、みんなにとって楽しいサークルになるように尽力した (全角入力50文字まで) 実績2の内容 (全角入力600文字まで) 120人が在籍するテニスサークルの運営に力を入れて取り組んだ。私はサークル員の人柄や交友関係を把握し、それらを各種イベントの班決めや役割分担に反映させることでサークル員全員が楽しめるようにする役職に就いていた。サークルの規模が大きいのでキャプテン1人では全体的な統括で手いっぱいになると考え、各々のメンバーへ気配りをしてサークルを裏から支えることが自分の役割だと認識し、行動した。そのため、メンバーそれぞれに対応するには何より自分に対して心を開いてもらうことが大切だと思い、信頼を得ることを念頭において行動し、特に以下2つのことを常に意識した。1つ目は、サークル活動中は常に全体を観察し、皆が楽しんで活動に参加できているかを把握するために積極的にコミュニケーションをとるよう努めた。2つ目は、人から人間関係についての相談を受けることも多かったので、その際はどのような内容であっても決して馬鹿にしたり笑ったりせず、また誰にも口外しないようにしていた。 他に、役職柄サークルを辞めたいという相談を受けることも多く、その際には自分一人で解決するには力不足だと考え、幹部に呼びかけて幹部会議を開いた。会議では、辞めたいと言った人がなぜサークルに不満を持っているのかみんなで考え、対策を練った。こうして取り組んだ結果、私が役職を担当した2年間でサークルのイベント出席率は2割上がり、辞める人もいなかった。 続きを読む
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Q.
設問2.あなたが国際協力銀行で取り組みたい仕事を2つあげ、各仕事について、なぜ取り組みたいと思うか、あなたがどのような役割を果たしたいと考えているのかを含めて600字以内で述べてください。
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A.
仕事1 (全角入力50文字まで) 中堅・中小企業の海外展開の支援に取り組みたい。 仕事1の内容 (全角入力600文字まで) 日本はマーケットが成熟している上に、将来的には人口減少によってマーケット規模は増々縮小していくと考えられる。このような日本の情勢の中、中堅・中小企業が海外展開を行うのはそれらの企業にとっての新たなビジネスチャンスへとつながるし、日本経済にとっても芳しいことだと言える。ところが、このような企業の海外展開は海外投資環境や金融面などの問題から容易なものだとは言い難いが、国際協力銀行が支援することで国際競争力を向上できると考えた。民間企業では収益性やリスク許容性の問題点があるため、支援しきれない部分があるが、「日本および国際経済社会の健全な発展への貢献」を目指す政府系銀行の立場から援助したい。 私がここで果たしたい役割は、中堅・中小企業の海外展開における現地でのノウハウを伝えることだ。そのような役割を果たすために私は、提携する現地銀行との関係構築に力を入れたい。私は以前、ゼミのグループ研究にて、モチベーション・価値観の異なるメンバーをまとめて、チームを引っ張った経験がある。このような「周囲をまとめて一つの目標に向かって頑張れる力」を十分に発揮して、現地銀行との関係を構築し、日本の中堅・中小企業に現地でビジネスを行う上で必要な情報提供支援を行いたい。 仕事2 (全角入力50文字まで) 日本における資源の長期的安定確保に貢献したい 仕事2の内容 (全角入力600文字まで) 日本にとって重要な資源の海外における開発、及び取得の促進に貢献したい。エネルギー自給率が低い日本にとって、資源の安定的な確保は国民生活の維持に必要不可欠である。東日本大震災以降の日本の化石燃料への需要増加、新興国のエネルギー需要の増加、中東諸国の情勢、ロシア向けの制裁など、エネルギーを巡る情勢は日々変化している。このような情勢の中で日本がいかにして安定的かつ長期的に資源を得るかという問題は、重大な問題である。このような情勢の中、国際協力銀行は資源供給国や資源メジャーとの強いパイプを持ち、さらには日本企業が海外で資源開発プロジェクトを推進するうえで必要となる、長期かつ巨額のファイナンスを供与できる。国際協力銀行ならではの強みを生かすことで、資源の安定的確保や供給源の多角化に寄与したいと考えている。 私はこの仕事の中で、相手国政府、日本の企業、他金融機関といった資源プロジェクトに関わる当事者間の適切な合意形成を行いたい。私はサークル活動で培った、「コミュニケーションによって信頼を得る力」、「傾聴力」を生かして、違った利害を持つ関係者の中で、信頼関係を構築し相手の言い分を理解し、また自分の考えも確実に伝えることを続けることで互いの妥協点を探りたい。 続きを読む
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Q.
設問3. あなたのこれまでの人生における喜・怒・哀・楽を象徴する出来事について、それぞれ150字以内で述べてください。
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A.
「喜」について(全角入力150文字まで) 大学の学園祭の「部活・サークル対抗 歌ダンス合戦」にサークルで出場したのだが、そこで見事優勝できたこと。ダンスの振りつけや曲決めと編集、衣装づくりなどを自分たちで0から考え、作り上げた。苦労したことは多かったが、だからこそ優勝したときの達成感は大きく、うれし涙を流すことができた。 「怒」について (全角入力150文字まで) ゼミの国際大学との交流ゼミで、執筆した論文を発表したのだが、そこで失敗したこと。発表中に極度に緊張して頭が真っ白になってしまい、何も話せない時間があった。準備してきたことを相手に上手く伝えられなかったことが悔しく、自分に腹が立った。緊張しないための工夫を考えるきっかけとなった。 「哀」について (全角入力150文字まで) アメリカで、自分をアピール出来なかったこと。私は小学校2年生のときに父の仕事の関係でアメリカに引っ越した。当初は日本とは全く異なる風土文化の土地に戸惑いを感じたことや友達が一人もいなかったことから心細さを感じる日々だった。そのような新しい環境の中で自分の言いたいことが言えないことが最も苦しかった。 「楽」について (全角入力150文字まで) 大学時代に海外に一人旅に出かけたこと。中学高校のときに歴史や地理の授業で学んだものを自分で実際に足を運んで見てみたり、日本に閉じこもっていては出来ないような人生経験をすることができたりしたのは刺激的で楽しかった。また、この旅は海外の魅力だけでなく、外から日本の魅力を見つめなおす機会になった。 続きを読む