
23卒 本選考ES
技術系
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Q.
研究内容
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A.
私はSm-Fe系磁石膜の開発を行っています。現在、電気自動車をはじめとした、あらゆる製品の内部にはネオジウム磁石が多く使用されています。既存のネオジウム磁石では、高温下で使用する際に、磁石としての性能が劣化するため、ジスプロシウムを添加することで性能の劣化を抑制しています。 しかしながら、希少元素であるジスプロシウムは産出地域が偏在しているため、資源リスクが高いことが課題となっており、ジスプロシウムフリーな新規磁石の開発が求められています。そこで、ネオジウム磁石よりもキュリー点が高いことから、高温下において優れた磁気特性が期待されるSm-Fe系磁石に着目しました。本研究では、紫外線レーザを利用した成膜手法であるPLD法を利用し、Sm-Fe系磁石の開発に取り組んでいます。現状では、Sm-Fe系磁石を開発する際に、Co添加が重要であることを見出しており、国際学会での発表に向けて研究しています。 続きを読む
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Q.
神戸製鋼で実現したいこととその理由
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A.
私が貴社で実現したいことは、環境に配慮したものづくりで社会に貢献したいということです。私の父は漁師をしており、環境問題に悩まされているのを近くで見てきました。その経験から、環境問題改善に携わることができる仕事に就きたいと日々考えていました。現在、世界中でSDGsに注目が集まっており、中でも二酸化炭素削減が大きな課題とされています。貴社では、2050年までにカーボンニュートラル達成に向けた挑戦として、MIDREXといった新たな製鉄プロセスの導入を行っており、環境保全に向けて積極的に取り組んでいると思いました。こういった姿勢や取り組みは、今後欠かせないと感じ、貴社で働くことで、地球の未来を守ることのできる技術者になりたいと考えました。更に、私は剣道部に所属していた際の経験から、自身が構想したものを形にすることにやりがいを感じました。貴社では、工場設備の改造や新設備の導入等の業務を企画から設備稼働まで一連して行えることから、ゼロから構想し実現する一連の業務にやりがいを感じることができると考えました。貴社の設備管理職では、幅広く業務に携わることができ、自分の目指す技術者になれると思いました。 続きを読む
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Q.
学生生活でのチャレンジ、行動したこと
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A.
私は研究室へのIoT導入により、「コロナ対策」と「実験効率の向上」の2点に取り組みました。一つ目の「コロナ対策」として、研究室への入退室を管理するシステムの導入を行いました。私の所属する研究室には、20人を超えるメンバーがいます。そのため、研究室での密防止が求められていました。そこで、先生と話し合い、私がティーチングアシスタントを行う、学生実験のテーマの一つに入退室管理システムの作製を提案しました。期間は半年間でしたが、学生やスタッフの協力もあり 、作製したシステムは、私の所属する研究室だけでなく、多くの部屋に設置され、大学のコロナ対策に貢献しています。二つ目の、「実験効率の向上」として、オンラインツールによる実験装置の予約表を導入しました。従来は実験装置の予約表が存在しないため、いざ実験をしようとした際に他の学生が使用している状況が多々ありました。そこで、オンラインツールを利用することで、実験装置の使用状況をパソコンやスマートフォンで登録・確認できるようにしました。これにより、コロナ渦における密防止や、実験効率の向上につながり、多くの学生が国内外の学会で発表することができました。 続きを読む
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Q.
クラブ・・サークル活動,アルバイトなど 課外活動での集団行動の経験 (名称/役割, 活動概要, 成果など)
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A.
私は剣道部での活動で、チームの目標である全国大会出場に向けて、朝練の導入を提案しました。当時のチームは、毎年、あと一歩のところで全国大会への切符に手が届かない状態でした。目標の全国大会出場に向けて、チームに足りない部分を分析した結果、「技の打ちの強さ」や「体力不足による試合中のパフォーマンスの低下」というフィジカル面に課題があると分析しました。そこで、私は朝練を導入し、フィジカルトレーニングすることをメンバーに提案しました。話し合いの結果、普段の稽古の中ではできない筋トレや体幹トレーニング、ランニングなどを週2回、朝練として取り組み、弱点の克服に取り組みました。更に、朝練を行うことで、個々の意識が向上し、メンバー間でのコミュニケーションの増加や、メニューからメニューに移る際の体系移動が素早くなり、チーム全員が目標に向かって一致団結することができました。その結果、目標としていた全国大会出場を達成することができました。この経験は貴社で働く際も、「常に問題意識を持ち、改善に向けて考え、行動する」姿勢を活かし、継続して業務に取り組んでいきたいと考えています。 続きを読む