22卒 本選考ES
メディカルアフェアーズ職
22卒 | 京都大学大学院 | 男性
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Q.
小野薬品工業のMA職で挑戦したいことを下記内容をふまえて1800字以内で記述下さい。 ・小野薬品工業のMA職で働く上で活かしていきたいご自身の強み ・あなたのことがよく分かるエピソード
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A.
薬の使い分けを明らかにするエビデンス創出を、様々な疾患領域で挑戦したいです。疾患領域ごとに処方候補となる薬剤は数多く存在し、患者層ごとにどの薬剤を使用すべきかを明らかにする事で患者様が本当に必要とする薬剤を提示できると考えます。患者様に最適な医薬品を選ぶことができずに治療が進められることにより、様々な問題が生じると考えています。余命が限られている場合は、治療を進められず命を落としてしまう事があると考えます。また慢性疾患の場合は治療効果の評価に長期間かかり、適しない医薬品で治療を進める間に重症化が進むことがあると考えます。この様に、患者様の治療の上で速やかに最適な薬剤を選択する重要性を強く感じ、薬の使い分けを挑戦したいという思いがあります。またこの活動の中では、数多くの試行錯誤が必要になると考えます。プロスタグランジン関連製剤やオプジーボの開発の中で培われた「困難でも粘り強く挑戦する」姿勢を持つ貴社であれば、私も社員様の粘り強い姿勢から多くのことを学び、試行錯誤を重ねることができると確信しています。 薬の使い分けに関するエビデンス創出にに挑戦する際、①様々なKOLとの交流を通した課題抽出②社内外の方とのチームワークが重要だと考えます。 ①については、どの様な患者層が存在しどの様な条件で薬の効果が変化するかを把握する必要があるため、様々な権威のドクターから意見を集め判断することが重要になると考えます。そこで、研究活動の中で培った「科学的なディスカッション能力」を活かしたいです。この能力は、新規研究テーマを立ち上げた際に成長させました。先生の協力を得ながら計画したテーマを進めるため、自身のテーマへの納得を得る必要がありました。その際、網羅的な文献調査を行う様に意識するだけでなく、研究の先の目標を十分に伝えるように意識しました。このような姿勢がドクターとの科学的なディスカッションを進める上でも重要であると考えています。 また、KOLとのディスカッションの中では潤沢な知識を持つことが重要だと考えますので、学部内成績を向上させる取り組みの中で培った「他者の視野を取り入れながら勉強を続ける姿勢」を活かしたいです。この際に特に難しいと感じた点は、膨大な勉強量を決まった期間内にこなす点でした。そのため意識したことは、努力を積み重ねるだけでなく仲間と助け合うことでした。私と友人の強みを活かし合い、お互いに講義の中で理解できなかった点の教え合いや試験に出題される問題を意識した勉強の優先順位に関する相談を進めました。この取り組みを通して、限られた時間のなかで効率的に勉強を進めることができ、学部内順位3位という高い成績を得ることができました。上記の様に、仲間の知識や考え方を取り入れ、効果的に勉強を続ける姿勢が潤沢な知識を蓄える際に重要だと考えています。 ②については、臨床試験を進める上では、様々な社内部署の方、そして様々な医療関係者の方と協働することが重要だと考えます。一人一人をまとめあげリードするため、学生団体での活動の中で培った「きめ細やかな全体の把握」および「信頼を大事にする姿勢」を活かしたいです。 〇〇という学生団体で理事長を務めた際、組織体制の効率化に取り組みました。 当時、課題として業務負担の偏りが存在したほか、業務の効率化が不十分でした。上記への取り組みとして、部局間での業務分配の整理および業務のデジタル化を進めました。前者の際にはまず一人一人がどの様な役割を運営の中で果たしているかを把握し、他部局でも担当可能 な業務を洗い出し部局間での再分配を提案しました。後者の際には、信頼関係を基に相談を重ねて運営メンバーが抱えるデジタル化における懸念点や対策を考え出した上で、各部局長と共にデジタル化の推進に取り組みました。結果的に負担の大きい部局から小さい部局に業務を再配分し、会議やパンフレットなどの電子化を進めることができ、効率的な組織の構築に貢献しました。上記の様に、一人一人の理解を深め信頼を築くことがチームをリードする上で重要だと考えています。 上記の様に、大学生活の中で培ったディスカッション能力やリーダーシップなどの強みを活かし、粘り強い挑戦を続ける貴社において全ての患者様が本当に必要とする医薬品を提示できるエビデンス創出に挑戦したいです。 続きを読む