【銀行の舞台裏を体験】【22卒】りそな銀行の夏インターン体験記（文系/総合職）No.11210（東京大学/男性）（2020/10/14公開）

金融業界について興味があり、どこかしら有名銀行のインターンシップに参加したいと思っていた。しかしメガバンクの選考はすでにほとんど募集期間を過ぎてしまっており、そのタイミングで就活サイト経由でりそな銀行の存在を知り、興味を持った。

まったくない。ただし面接があったので、りそな銀行がどういう銀行であるのか、最低限のことは調べておいた。

りそなでできることを学ぼう。

1日目にやったこと

りそな銀行の紹介。その後、事業継承に関するグループワーク。ある会社の社長が自分の肩書や資産を親族に譲ろうとしているが、経営方針をめぐって長男と次男、経営幹部の意見が対立。そこをどのように利害調整し資産を分配するか、ヒアリング等を通じて考えた。

2日目にやったこと

新規事業を自由に立案し、そこに対してりそながどのような支援が行えるのかをグループで考えた。その後講評と人事部社員座談会が行われた。座談会では社員の方のりそなにかける思いや、待遇など何でも自由に教えてくれた。

なし

私の所属する班についていた社員の説明が非常に分かりやすく、常に学生の意見やアイデアに対して複数視点（銀行、顧客、社会など）からコメントしてくださり、勉強になった。

初日の事業継承グループワークでは、事業継承や相続、資産分配をめぐる利害調整が難しかった。誰かが得をすると誰かが困る、という構図の内容となっており、実際の場面に近く、第三者である銀行員としての苦悩を味わうこととなった。二日目の新規事業立案はそもそもりそな銀行に何ができるのか詳しくないため、どのような新規事業が望ましいか考えつくのに苦労した。

日本で唯一信託業務を併営するりそな銀行の幅広い業務について知ることができ、金融業界に対する知見が深まった。また明るくお客様思いの社員の方が多く雰囲気がよい会社であると感じた。学生にも分け隔てなく接してくれる人が多く、明るい社風が伝わってきた。

特にないが、やはりある程度信託業務についての知識があるとよかった。インターンシップ内では具体的な信託関連の用語などの解説はなされなかったので、株の知識などがあるとよい。

現実に近い個人営業グループワークを通じ、実際のお客様対応業務がどのようなものであるか、イメージが湧いたから。ワーク内でヒアリングの時間が設けられており、実際の仕事に近い経験をすることができた。粘り強くお客様に寄り添い、ニーズを掘り起こし、どこまでも考え抜く仕事だと感じることができた。

インターンシップを通じて、やはりまじめで誠実、コミュニケーション能力のある人物が銀行員として求められていると感じたが、私はそうした条件を十分満たしていると感じるから。またりそな銀行としても多くの学生にアピールしていて、採用数も多いので、内定獲得は難しくないだろう。

りそな銀行がお客様に非常に信頼されている銀行であることが、業績・規模等からよくわかったから。また銀行として営業時間の延長など積極的な施策を打ち出しており、風通しのよさを感じたから。社員の方が明るく、待遇もよく、魅力的な会社だと思えたから。メガバンクと比べても劣っていないと感じた。

多くの学生がインターンシップに参加しており、人事部社員もいちいち学生一人一人を覚えていないであろうし、インターンシップに参加したことで何か優遇がある気もしないから。

商社と金融を志望していた。どちらも安定しており、給与面でも申し分なく、また自分の能力を発揮していけると感じているからである。金融業界は領域が広く、自分自身知識が十分ではないため、夏は積極的に銀行、信託銀行、証券、保険、カード、リース等の企業のインターンシップに参加し、自分の知見を深めつつ適性を探っていた。

銀行は採用人数が多く、入社の段階で金融の知識を問うことも多くないため、本選考においても狙い目だと感じるようになった。一方で自分にとってどこで仕事をすることがベストな選択であるのかがまだわかっていないので、今後さらに業界・企業研究を進めていかなければならないと感じた。銀行は依然として年功序列、風通しの悪さが問題であるとよく聞くので、ほんとうにそうなのかも自ら確かめねばならない。