【未知への挑戦、倍率3桁の興奮】【21卒】キーエンスの冬インターン体験記（文系/総合職）No.10461（青山学院大学/男性）（2020/7/17公開）

とにかく平均年収の高さに興味を持ったものの、どんな企業が実際は分からず、だからこそ参加した。このインターンは全て半日のインターン×三回を参加して、そこから初めて選考権を得てスペシャル1日インターンに参加できる。この試みは今回が初のようで倍率は3桁を超えると社員の方がおっしゃっていた。

まずそれぞれ半日のインターンを3回、それぞれ参加すること。そしてスペシャルインターンは15秒PR。これは本選考と同じものであり、必然的に本選考より倍率が高く、選ばれるのは関東で20人ほど。

企業理解の説明・カードを使いキーエンスの商品理解及び営業業務体験・実際に商品であるセンサーの体験・若手社員の座談会

1日目にやったこと

午前中に、企業理解を含めた社員のプレゼンを受ける。そして午前〜午後を通してカードを用いた商品理解、営業体験。そして実際に商品の触らせてもらえる体験やキーエンスの社員の模擬営業を見学できる。そして若手社員との座談会。

なし

カードを使っての営業体験と社員の方の模擬営業には一貫してお客様のニーズを引き出すことを求められていた。実際にこの会社ではそのままお客様の要望に応えるのではなく、いかにプラスアルファで提案することが求められる。

特段大変なことは無いが、実際社員の方が働いている部屋の隅で行う為、独特のプレッシャーがある。ただインターン自体は少数で特にプレゼンも無く、ただ体験するだけなのでそんなに気負わず参加できる。ただ良くも悪くも自己主張の激しい人が多いのでその圧に負けず積極的に参加することは大切。

ネットにはブラック企業や悪い噂が書かれていたけれども、実際の会社の雰囲気は穏やかであった。社員の方も穏やかであり、ただそれなりに体育会系や頭の切れるクレバーな人は多いなと感じた。座談会ではプライベートも充実してそうでネットの噂とは違った。だからこそネットの情報を鵜呑みにするのは良くないと感じた。

特別な対策はありません。ただ15秒PRという短い時間の中で自分をいかに売り込むか、他人と被らないオリジナルのPRを考える必要がある。

単純に商品そのものを売ることをやりがいというよりこの仕事は高収入ゆえに頑張れる仕事だと感じた。ひたすら営業しまくるスタイルでその分の成果は間違いなく収入に反映される。ただ自分はこれを20年間続けられる自信もイメージも浮かばなかったため。だからこそ体育会系が多いのかもしれない。

学歴も関係なく、その人自身の人間力で勝負できる。体育会系でも無い自分がなぜインターンに参加できたかというと、自分のコミュニケーション能力の高さと感じた。選考においても事前に何も対策をしてこないでありのままを見せてくださいと言っていた。だからこそインターンの倍率を勝ち抜いた自分は受かる自信があった。

単純に商品そのものを売ることをやりがいというよりこの仕事は高収入ゆえに頑張れる仕事だと感じた。ひたすら営業しまくるスタイルでその分の成果は間違いなく収入に反映される。ただ自分はこれを20年間続けられる自信もイメージも浮かばなかったため。だからこそ体育会系が多いのかもしれない。

そもそもこのインターンは初であったようで、このインターン自体の倍率を超えてきた意味がある。先行有利になるということはないと社員から言われたが、実際に二次面接まではスペシャルインターンに参加して落ちている人はいなかった。

そもそもキーエンスに参加する人の大半は業務も理解しておらず、ただ高収入に興味も持っているだけの為様々な志望業界の人がいる。実際自分も当時は旅行、広告、ITなど見ていたが、それでも就活中は視野を広げる意味でも体験してよかった。スペシャルインターンに参加した方は皆優秀で、インターン後もLINEのグループで就活の情報交換をした為、人脈を作る上でも高学歴が集まるインターンは有効。

良くも悪くもキーエンスのインターンに参加したことでメーカーは自分の選択肢に無いということを確認できた。またキーエンスの通常インターンはキーエンスの会社理解というより就活そのものの向き合い方や企業研究の見方を教えてくれる為、興味がなくても行く価値はあると思う。就活はまず興味なくても行動して、判断することが大切だと感じた。それで興味が無いという結果になっても、それを知れることこそ大切だと思う。