【21卒】島津製作所の冬インターン体験記（理系/営業2日間インターンシップ）No.8393（名古屋大学大学院/女性）（2020/1/31公開）

業界の研究に加えて、島津製作所がどのような理念をもち、どのような人材を「営業」において欲しているのかを微妙なニュアンスまで学べたと思う。これを知るだけでも来た甲斐はあったと思った。また、高額であったり医療機関のみで使用されている機会を見る機会は限られているため、これについても非常に勉強になった。

島津製作所のホームページを見ておけばそこまで困ることはないと思うが、IRなどの用語を理解しておくとよかったかもしれない。

ロールプレイングではあったものの、設定が非常にしっかりしており、また人事の方が選んだ学生もおそらく「島津製作所っぽさ」がある人間を選んでいたので自分が働くならこんな感じなのかな？を想像することが容易であったと感じる。
ロールプレイングの内容も実際にある営業の現場をある程度反映していたのではないかという印象。

非常に直感的ではあったが、この会社の社風に自分が合うのではないかと思ったので。人事側もおそらく島津製作所の社風にあっており、かつ企業理念や求めている人物像を理解している学生に選考に来てほしいのだろうという意図が伝わってきた。大学の専攻などは営業に関してはあまり関係がなさそうであった。

有名企業であるし、自分が選考に受かるわけがないだろうという気持ちで参加したものの、社員の方々の人柄の良さやプレゼンの内容が非常に論理的で嫌だと思うポイントがなかった。学生の時間を無駄に使うようなスケジュール設定でもなく、入社してもある程度勤務の時間に対してルーズでないのではないかという印象を受けた点も大きい。

選考に関してダイレクトに効くわけではないと思うが、どのような学生を採りたいのかがわかりやすかったので、ESや面接対策には大きく効くと思う。あとは自分自身のモチベーションが上がった。

インターンシップの後には特に選考に関する連絡はなかった。こちらからインターンシップのお礼のメールは送ったが、特に返信などは来ていない。

特にインターンシップ前に志望していた企業があるわけではない。生物系であるので、志望業界としては製薬や食品、種苗などを検討している段階である。島津製作所は研究室でも使用している機器を扱っているという点で自分にとっては身近であり、企業自体の評判も良かったため、精密機器を扱う企業としては志望度が1番高かった。

大まかな志望の変化はなく、今後も製薬企業なども検討しようと考えている。しかし、大きな変化としては自分は営業に楽しみを感じるものの、おそらくストレスもかなり感じるだろうと気づいた点。情報を仕入れ、自分なりに考えて人にモノお勧めすることは楽しいのだが、業種は研究職などを重点的に探したほうが良いのではないかと考えるようになった。