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日本新薬株式会社 報酬UP

【未来を拓く研究者の志】【20卒】日本新薬の医薬品研究職の本選考体験記 No.7918(岐阜薬科大学/男性)(2019/7/25公開)

日本新薬株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。

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2020卒日本新薬株式会社のレポート

公開日:2019年7月25日

選考概要

年度
  • 2020年度
結果
  • 内定入社
職種
  • 医薬品研究職

投稿者

選考フロー

企業研究

この企業はいわゆる中堅クラスの製薬企業のため、今後伸びるか否か、まずはパイプラインをしっかりと確認しておくことが非常に重要となる。企業によってはありとあらゆる分野に手を広げ、疾患領域を広くカバーする企業もあるが、この企業はどちらかというと局所集中型であり、重点領域がほかの企業とは大きく異なる。従って、その疾患領域の理解と販売されている医薬品についての理解もしておくべき。そうすることで企業とのミスマッチを回避できる。更に日本新薬では希少疾患に取り組むという強みを持っているが、他企業でも少ないがやっているところはある。なぜ日本新薬で希少疾患に取り組みたいのか、ということは必ず聞かれるので対策が必要。加えて、ほとんどの人が希少疾患をやりたいことを志望動機に挙げるが、それでは差異が出ないため、人と差をつけたいのであれば希少疾患にプラスした志望動機は必要。あとはほかの企業のように経営、研究理念などを網羅的にカバーし、自分とマッチする点を見出しておくことが重要。HPや資料などでそのあたりは十分にカバーできる。

志望動機

私が日本新薬を志望した理由は、「一人のために熱くなれるか」というキャッチフレーズのように、治療薬がなく、希少疾患に苦しむ患者へ少しでも早く薬剤を届けることでマイノリティーに立たされている希少疾患患者の健康に寄与したいと考えたからです。その思いは、私が病院実習で難病患者と面会をする中で生まれたものです。私は病院実習においてお話を聞いた患者の一人に、難病である家族性大腸ポリポーシスの方がいらっしゃいました。大腸ポリポーシスは有効な治療薬がなく、その患者は末期でありすでに麻薬による疼痛緩和へと移行しておりました。そんな中でも、医師や薬剤師に元気な姿を見せようとする姿を見て、薬剤で治せない歯がゆさと、研究者として難病に立ち向かう患者の力になりたいと強く思いました。私はこのような治療薬のない疾患の治療薬を開発し、いち早く世に出したいと思っております。そのためには、様々な部署が一つとなって開発に携わる必要があると思います。社員総員が一人の患者に対して熱くなれるこの企業ならば、自分の願いをかなえられると考え、志望いたしました。

エントリーシート 通過

実施時期
2019年03月
通知方法
メール
通知期間
1週間以上

ESの内容・テーマ

研究テーマの要約/会社に何を求め、何を提供できるか/自分の課題は何か、どのように克服しようとしているか/過去の出来事で責任を実感した例、責任を果たすための行動/どのような薬を世に送り出したいか、理由も含めて

ES対策で行ったこと

まずは自分の思いや自己分析の結果をしっかりと確認した。そのうえで、企業の資料などからどういう人材が求められているか見極め、マッチさせた。

WEBテスト 通過

実施時期
2019年03月
通知方法
メール
通知期間
1週間以上

WEBテスト対策で行ったこと

基本的には参考書を説いた。特にWebテストは傾向がかなりはっきりとわかるので苦手だなと思った部分を重点的に対策した。

WEBテストの内容・科目

言語、非言語、性格検査

座談会・懇親会

形式
学生不明 面接官不明
実施時期
2019年04月

グループディスカッション 通過

実施時期
2019年05月
形式
学生5 面接官不明
時間
20分
通知方法
メール
通知期間
即日

テーマ

はじめに一人一人自己PRと人生のターニングポイントについて話し、その後どうすれば日本新薬が大きくなるかということを討論した。

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

他人の意見を聞いたうえで、自分の意見もしっかりと言えているか。また役割分担が禁止されていたため、おのおのが確実に課題を認識し、まとめることが求められた。話がそれそうなときに軌道修正できる点はプラスとして見られていると思う。

1次面接 通過

実施時期
2019年05月
形式
学生1 面接官3
面接時間
30分
面接官の肩書
人事、研究マネージャー
通知方法
メール
通知期間
即日

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

ほぼほぼ人間性を見た面接だったと思うので、はきはきしゃべることができるか、聞かれたことに対して正確に答えられているかが大きなポイントだと思う。

面接の雰囲気

非常に落ち着いた面接だった。入室するやいなや、面接官が非常ににっこりと笑っていたことに驚いたことを覚えている。雑談から話を膨らませるなど、緊張をほぐしてくれた。内容はどうでもよく、完全に人柄を見ていたと思う。

1次面接で聞かれた質問と回答

研究概要をお話しください。

私は植物X抽出物及びその成分であるYを用い、神経細胞死の予防効果及びその機序解明を目的に研究を行っております。研究を行った背景には現代の日本で神経変性疾患の患者数が増加していることが挙げられます。神経変性疾患に対しては有効な治療薬が存在せず、医療技術が著しく進歩した現在もなお新たな治療薬の創出が望まれています。私は特に神経変性疾患の要因である酸化ストレスと小胞体ストレスに着目いたしました。酸化ストレスは生体内で過剰に生じた障害性因子である活性酸素種(ROS)により生じます。小胞体ストレスはタンパク質を正しく折りたたむ役割を担う小胞体内で不完全に折り畳まれたタンパク質が存在し、小胞体に負荷がかかることで生じます。これらを抑制することで神経変性疾患の進行を遅延させることができると考えられております。そこで私の研究では、X及びYの酸化及び小胞体ストレスの抑制効果の検討を目的として行いました。
研究の結果、X及びYは酸化及び小胞体ストレス負荷に伴う神経細胞生存活性の低下を抑制し、死細胞率の上昇を抑制しました。その機序について検討を行ったところ、活性酸素種の産生を抑制することで酸化ストレスを抑制することが分かりました。また、小胞体ストレス誘発時に活性化し細胞死を誘導する因子の活性化を抑制したことが小胞体ストレスの抑制機序であると示唆されました。この結果は学会発表し、現在論文執筆中ですが、今後はマウス神経変性モデルを用いて効果を検討する予定です。この研究には小胞体ストレスという未だ研究が不十分な分野が関与しているため、検討項目の設定に悩みました。そこで関係する論文を20報以上読み、専門の先生の話を聞くことでヒントを得て研究を進め、上記の結果が得られました。また、論文を作成することで研究のロジックを学ぶことができました。

実験をやめろと言われたとき、どのように対応したか。

まずはなぜ教授と折り合いが合わないのかについて考えた。それに加え、他の研究室の先輩などメンバーになぜ先生はそのようなことを言うのかと議論し、自分の意見と客観的な意見療法を持つようにした。そのなかで、普段自分から先生にアプローチすることが少なく、実験内容を正しく理解してもらえていないのではないか、つまりは先生からの信頼度がまだまだ低いのではないか、ということに気づきました。そこで私は、まず先生と接する機会を増やすことで自分を認識してもらおうと試みました。お昼の時間にはできるだけ先生と一緒に過ごし、また実験に関しても何をやっているのか、何が目的なのかを自分でも確認しながら逐一報告するようになりました。すると、少しのデータが出た時に実験継続の許可が下り、さらには企業と直接やり取りをさせていただけるようになりました。この経験から学んだ、信頼づくりと実践直は必ず研究者となった際に生きると確信しています。

最終面接 通過

実施時期
2019年05月
形式
学生1 面接官4
面接時間
20分
面接官の肩書
役員クラス
通知方法
直接
通知期間
即日

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

実際はほぼ内定が出る前提で、役員が本当に採用してよいのかを見極めていると思う。従って、正直に、等身大の自分をしっかり伝えることが重要だと思う。それで落ちれば、マッチしなかっただけだと思われる。

面接の雰囲気

やや硬い印象は受けた。表情もかなり引き締まった方がほとんどで、少し威圧感も感じた。しかし、気にせずはきはきとしゃべることで笑顔も見せてくれるため、トータルの雰囲気は割とマイルドかと思う。

最終面接で聞かれた質問と回答

6年制で実習もあっただろうが、研究はできたのか。

やはり大学院生に比べると、研究の時間が半年失われているのでできてはいないと思う。しかし、実習があることを見据え、配属1年目から学会に出ることを目標にスピーディーな実験を行ってきた。その結果、同期の誰よりも早く学会発表ができたので実習と実験をしっかりと分けて考えることができたと思う。また、実習中にも学会発表を決め、実習終わりにできる実験を行うことでその発表も全うすることができた。また、自分はやみくもに実験をすることはなく、常にロジックを整理しながら実験を行ってきたので、時間的な制約はあるが、その密度は高いと考えている。何よりも、自分がやっているテーマを深めたいという思いもあったので、実習中であっても実験を続けることができたと思う。

日本新薬でどのようなことをやっていきたいか。

まずは目の前の仕事を忠実にこなすことを目標としていきたい。そのうえで思いついたアイデアがあれば進んで提供し、自ら実践していきたいとも思う。研究者として独り立ちできることになれば、自らチームを率いた研究活動を行い、研究だけでなく人のマネジメントもできるようになりたいと思う。また、開発職など、多職種のジョブローテーションを経験することで、客観的に研究や研究職について見直すことができ、さらなる研究の発展に結び付くと思っている。そのようにして研究を推進することで、1年に複数個の薬剤を継続的に上市できれば良いと思う。それができた暁には、海外にも目を向けていく必要があると思う。日本では多いが海外で少ない希少疾患や、その逆もあるはずなので、進んで立ち向かっていきたい。

内定者のアドバイス

内定後の企業のスタンス

人生を慎重に決めたいので、1週間だけ時間を下さいと伝えると、慎重に決めてください、ただあくまで来てほしいと思っていますとアピールされた。自分のことも考えてくれているなと思い、感動した。

内定に必要なことは何だと思うか

正直なところ、就活は縁があれば通る可能性が高いと考えている。しかし、それをより強固にするためにはやはり自己分析と企業研究は欠かせない。強みが比較的はっきりしている会社なので、ただそういった強みがあるから、ではなくてその強みがあるからこそ、自分はどうそこでメンバーとして活躍するのか、話ができないといけない。加えて、自分のキャリアプランは明確にした方がよい。キャリアプランについて聞かれ、かなりつまびらかに答えたところ、非常に興味を持っていただけたので、その点も重要かと思われる。

内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか

非常に漠然としているが、根拠のある自信を持っている人はやはり就職活動では強いと感じる。自分を誇張する、うそをつく人ほどぼろを出しやすいので、ありのままの自分をしっかりとアピールできることが内定を得る上で最も重要であると考える。

内定したからこそ分かる選考の注意点

インターンは行った方が企業理解が深まるのでいいと思うが、行かなくても内定には差し支えない。それよりも、人柄を大きく見られている企業であると思うので、GDでの協調性や意見の出し方、あるいは話を聞き、的確に返せているかというところは非常に重要だと思う。

内定後、社員や人事からのフォロー

内定者専用のHPに招待され、同期にどんな人がいるかを知ることができた。また今後懇親会がある予定。

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日本新薬の 会社情報

基本データ
会社名 日本新薬株式会社
フリガナ ニッポンシンヤク
設立日 1919年10月
資本金 51億7400万円
従業員数 2,213人
売上高 1482億5500万円
決算月 3月
代表者 中井亨
本社所在地 〒601-8312 京都府京都市南区吉祥院西ノ庄門口町14番地
平均年齢 41.5歳
平均給与 783万円
電話番号 075-321-1111
URL https://www.nippon-shinyaku.co.jp/
NOKIZAL ID: 1131686

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