【制御ロジック開発の挑戦】【23卒】マキタの冬インターン体験記（理系/技術系総合職）No.28860（非公開/男性）（2022/7/15公開）

夏の1dayインターンシップに参加したことでこの企業への志望度が上がり、実務も体験してみたいと思ったから。研究でマイコンを使った装置開発を行っていたので、その知識を使って実務でどれくらい通用するのかを確かめてみたかった。

インターンの内容と研究内容のマッチングをアピールした。また、ESの文字数が少ないので、簡潔で分かりやすい文章を書くことを心がけた。

研究とインターンの実施内容のマッチングは重視されていたと思う。実際に参加者の多くは制御に関する知識がある人たちばかりだった。

コンペ形式のグループ対抗課題解決型ワーク

グループごとに製品の制御ロジックの立案。その後、プログラムを製品に実装して試験を行う。

チームでの課題解決能力
制御設計のプロセス

製品の組込みプログラムの考案

1日目にやったこと

午前中はインターンの流れについての説明がある。午後には、与えられた課題をクリアできるような制御ロジックの立案をグループごとに行う。そのプログラムを製品に実装し、実機テストを行う。

2日目にやったこと

午前中にはグループ対抗の実機テストと、制御ロジックの説明プレゼンを行う。実機テストとプレゼンで点数がつけられ、午後には優勝チームの表彰が行われる。その後、社員との座談会と、マキタ製品を体験する機会が設けられる。

技術部の部長

マキタの製品

グループでの制御ロジック開発わからないことがあったときには、担当の社員の方にすぐに相談できるようになっていた。発表の際に、制御ロジックをフローチャート図で説明したところ、非常に分かりやすかったとのフィードバックを頂いたのが印象的だった。

制御ロジックの考案と実機に組み込んで動作確認を行う時間が短いところが大変だった。２日目には実機の確認を行う時間がないので、１日目で作業は終わらせなければならない。また、１日目の終了時点でプレゼン資料の作成に取り掛かれておらず、帰宅後にプレゼンの構成を考えていたので、それが苦労したポイント。

１グループにつき４人の学生で構成されており、同じグループのメンバーとは話し合うことが多かった。少人数での開発だったので、全員で協力しないと課題解決は難しいということを学んだ　。

マキタならではの少数精鋭の製品開発を学ぶことができた。また、制御設計のプログラムだったが、製品に搭載されているセンサの特性やセンサを付ける位置など、機械的な要素についても考える必要があったので、製品開発には幅広い知識が必要であることを学んだ。

基本的なプログラミングについて理解していれば有利に進められると思う。マイコンの基本的な扱いを知っているとさらに有利になると思う。

実際にマキタの製品開発は少人数で行われており、インターンでのワークも少人数で行われたため、実際の製品開発のスピード感や流れを体験できたから。少人数での開発は一人一人の意見が大きく反映されるため、責任感を持って仕事をしたいと考えている自分にとってはピッタリなのではないかと感じ、働いている姿を容易に想像することができた。

インターンの参加学生は、情報系や電気系の人が多いように感じられた。制御設計の仕事をするうえではプログラミングの知識や電気回路の知識が必要になると思うが、実機に組み込むので機械的な知識も必要であることを学んだ。機械系を専攻しており、研究ではプログラミングや電気回路も触っている自分は選考で有利になるのではないかと感じたから。

志望度が上がった理由は２つある。１つは組み込みのエンジニアとして働くことが可能であることが確認できたから。もう1つは相談に乗ってくださった社員さんの雰囲気がよく、一緒に働きたいと思ったから。ワークの途中で行き詰ったときにやさしくヒントを教えてくださったのが印象的だった。

インターンシップ参加者限定の選考があるわけではないので、直接的に有利になることはない。しかし，インターンシップに参加することで、面接やESでのネタ作りができるので、参加していない人たちに比べて有利になると思う。

もともと自動車に乗ることが好きだったので、この企業のインターンシップに参加する前は、自動車業界を中心に志望していた。しかし、このインターンシップに参加したことで、比較的小さい製品の開発の面白さに気づき、他の機械メーカーも見てみようという気持ちになった。地元愛知の企業で自分の専門性が活かせるので、非常に志望度が上がった。

インターンシップ参加前はお堅いイメージが強かったが、やさしい社員の方が多く、そのイメージは無くなった。機械系の人たちが活躍しているイメージも強かったが、制御設計のエンジニア育成にもこれから力を入れていくように感じた。このインターンシップに参加したことで、将来組み込みソフトエンジニアとして活躍したいという気持ちが強くなった。