18卒 インターンES
技術系総合職
18卒 | 東北大学大学院 | 女性
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Q.
学生時代を振り返り、一番主体性を発揮したと思う場面を思い出し、そのときのことを以下、質問にそって記入してください。1.そのときの状況を記してください。その状況下において、どのような課題がありましたか?(400文字以内)
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A.
大学ではラクロスに打ち込みました。私はディフェンダー(以下DFとします)として守備力を強化し、チームの勝利に貢献することを目標に日々練習に励んできました。しかし私は足首の捻挫を何度も繰り返し、試合や練習に出られず悔しい思いをしました。ケガをしても一定期間休養すれば復帰できます。しかし私は体幹や筋力が十分についておらず、そのまま復帰しても接触が多いラクロスをやるうえでまたケガを繰り返す可能性がありました。さらにDFは体格の良い相手をしっかり止める力や、相手がDFをかわすために行う様々な方向に切り返す動きに対してついていく力が求められます。それらの力も体幹や筋力が不足していた故、満足できるものではありませんでした。私はただ休養するのではなく、体幹や筋力を鍛えることで、普段の練習ではできないケガをしない体づくりとDFに必要な筋力の強化を行うことで、より守備力のあるDFになろうと決意しました。 続きを読む
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Q.
2.あなた自身がとった行動を具体的に記入してください。(400文字以内)
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A.
休養中トレーニングに集中することで体幹や筋力を鍛え、接触しても簡単にはケガをしない体づくりをするとともに、当たり負けず素早く動けるようにすることでDFの技術向上を目指そうと考えました。接触してもぶれないために必要な体幹を鍛えるトレーニング、DFの低い姿勢に重要な太ももの筋力を鍛えるトレーニング、相手の動きについていくために必要な動きを鍛えるステップ練習等を専門家と相談しながら考えました。そして毎日筋力トレーニングやステップ練習に励みました。トレーニングの効果をより発揮するためにタンパク質を多く摂るなど食事にも気を付けました。これらを休養中2か月間継続し、復帰した後も自宅で、引退までトレーニングを継続しました。 続きを読む
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Q.
3.それは、成功しましたか?その結果、どのようになりましたか?(400文字以内)
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A.
トレーニングにより体幹や筋力がつき、復帰後は接触してもケガをしませんでした。また体格の良い相手を止めたり、相手の動きについていけたりするようになり、以前よりDFとして守備を固めることができるようになりました。その結果、最後の大会では個人としては東北地区のベスト12に選ばれ、チームとしては初めて全国で5チームしか出場できない全国大会出場を成し遂げました。もしケガをせずそのまま練習できていた場合より、ケガをして体幹や筋力の重要性を学び、トレーニングに専念した結果の方が、最終的に成長したと考えています。この経験から、自分の苦手な部分にもきちんと向き合い、克服するためにどうすればよいか考え行動することで、成長のチャンスにつなげることができるということを学びました。 続きを読む
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Q.
学生時代を振り返り、一番効果的なコミュニケーションを実施し、他者との関係性を深め、チーム力を高めたと思う場面を思い出し、そのときのことを以下の質問にそって 記入してください。 1.そのときの状況を記してください。その状況下において、どのような課題がありましたか?(400文字以内)
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A.
ラクロス部で引退後、コーチとして1年生の技術向上に力を入れました。自分が現役時代に経験したラクロスの楽しさや勝つ喜び等を知ってほしいと考えたためです。1年生は20人ほどおり、私は初め全体に向けて指導をしていました。そこでは2つの課題に直面しました。1つ目はそれぞれの選手の技術の伸び悩み、2つ目は1年生の主体性のなさです。1つ目についてはラクロスのことを何も知らない1年生ですので、全体に向けて指導しただけでは伝わらず、それぞれプレーが上達しないこともありました。また、プレーのポイントや改善点を提示しても、言われたように意識して改善する子もいれば、話をきちんと聞かず、同じ反省を繰り返す子もいました。2つ目については、彼女たちは受け身で、自ら上達するためにどうすればよいか考えたり、練習したりといった姿勢がありませんでした。以上2つの課題を解決することが、今後の彼女たちの成長のために必要だと考えました。 続きを読む
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Q.
2.あなた自身がとった行動を具体的に記入してください。(400文字以内)
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A.
課題を解決するため、練習では全体を見ながらも一人一人個別に指導することを重視しました。さらに一方的に指導するのではなく、今のプレーは何が良かったのか悪かったのか問いかけていきました。これらを行った理由は、個別に伝えることで各々に合った指導をすることができ、よりアドバイスをしっかり受け止めてくれると考えたからです。さらに個別に声をかけ上達したら褒めることでモチベーションを上げ、改善点は一緒に考えることで自ら考える習慣をつけさせることができるとも考えたからです。以前は練習中まとめて全体にアドバイスをしていましたが、一つ一つプレーが終わるごとに各々に向けてそれぞれに適したアドバイスをするようになりました。練習中で見られない分は練習後に質問を受けつけたり指導したりしました。練習試合をしたときは、そのビデオを繰り返し見て各々に対して良かった点、改善点を細かく伝えました。 続きを読む
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Q.
3.それは、成功しましたか?その結果、どのようになりましたか?(400文字以内)
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A.
それぞれに合った改善点を指摘することができ、伸び悩んでいた技術が向上していきました。彼女たちはアドバイスを次の練習に活かすようになり、同じ反省を繰り返すことが少なくなりました。また、初めは受け身だった彼女たちは成長に喜びを感じるようになり、自ら上達するために相談に来たり自主練習に取り組んだりするようになりました。何より私と彼女たちの間の信頼関係を強めることができ、コーチ開始当初から私が掲げていた、新人戦優勝という目標を彼女たちが本気で目指すようになりました。新人戦の結果は3位でしたが、彼女たちの技術、取り組む姿勢を向上させることができ、彼女たちの今後の成長につなげることができたと考えています。この経験から、相手の立場に立って誠実に向き合い、たくさんコミュニケーションをとることで信頼関係を築くことができ、その結果、人を巻き込んで同じ目標に進んでいくことができると学びました。 続きを読む
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Q.
学生時代を振り返り、相手の立場に立って物事を考え行動できたことを思い出し、そのときのことを記入してください。そのときあなたはどのような行動をとりましたか?その結果、どのようになりましたか?400字以内
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A.
部活動のラクロスで、後輩の立場に立って指導することで成長を促しました。私は自分達が4年生のとき、後輩達との間に技術や取り組む姿勢に差があると感じました。私は自分が後輩だった頃を振り返り、チームの戦術を完全に理解できず練習していた、自分のプレーの良し悪しが分からず自信がなかったことを思い出しました。その時の経験から、自分が後輩なら先輩に何をしてもらえたら嬉しいか考え、行動しました。まず私は後輩達と一緒に練習のビデオを見ました。スローで再生しながら戦術の説明と照らし合わせ、質問に答えることで戦術の共有を目指しました。また、一人一人のプレーに対して良かった点や改善点をアドバイスし、気軽に相談できる環境を作りました。その結果、後輩達との間に信頼関係を築くことができ、後輩達は戦術の理解やプレーの上達のため励むようになりました。練習の質も向上し、初の全国大会出場に繋げることができました。 続きを読む
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Q.
学生時代を振り返り、現状に満足せずに失敗を恐れず新しいことにチャレンジしたことを思い出し、そのときのことを記入してください。そのとき、あなたはどのような行動をとりましたか。その結果、どのようになりましたか。400字以内
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A.
研究でセロトニンという成分の新しい測定法の導入にチャレンジしました。論文に掲載されていた新しい測定法は、セロトニンの関連物質も同時に測定できるなどの利点があったため、導入することを自ら提案しました。導入において最も困難だったのは、他研究室の留学生から英語で測定法を学んだことです。初めはうまく意思疎通ができず、相手の説明を理解できなかったり、実験においてうまくいかない点があっても議論して解決することができなかったりしました。そこでジェスチャーや図を使ったり、簡単な単語に言い換えたりすることで、相手の話を理解したり、不明点を質問したりできるように努めました。2人で実験がうまくいかない原因を話し合い、時間や濃度の設定等を変えることで、課題を解決していきました。その結果、新しい測定法を習得し、セロトニンとその関連物質を以前よりも少ない誤差で測定することができ、研究を発展させることができました。 続きを読む