
23卒 本選考ES
総合職

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Q.
研究テーマについて500
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A.
電子励起された蛍光発光性分子の構造解析に関する基礎研究である。有機ELに応用されている蛍光発光性分子は、エネルギーを与えると光を放出する特性を持つ。しかし、短寿命かつ発光効率が悪いなどの課題があり、これらの特性は、エネルギーの高い状態(電子励起状態)の分子構造と密接な関係がある。私の研究では、代表的な蛍光骨格であるアントラセンを含む9-フェニルアントラセン(9PA)に注目した。 電子励起状態の分子構造を知る有用な方法に過渡ラマン分光法がある。この分光法は、短寿命な電子励起状態分子の”ある瞬間”のスペクトルを測定する方法であり、電子励起状態の分子構造を間接的に観測できる。 これまでの研究では、9PAの実測スペクトルと計算の対応が不十分だった。その対応を正確に行うために、軽水素(H)を重水素(D)に置換した重水素化物に注目した。これらを分光測定すると、振動バンドのピーク位置がシフトし、より各ピーク位置の議論ができると考えた。しかし、9PAの重水素化物は市販で売られていない。そのため、私の研究では9PAの重水素化物を合成し、それらの過渡ラマン測定により、電子励起された9PAの分子構造の解明を行う。 続きを読む
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Q.
挑戦的な目標に対してチームで取り組んだ経験及び、ご自身の役割について
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A.
文化祭実行委員会に所属し、チーム全員で企画を考案して実現させたことである。学生時代はチームで何かを成し遂げることに興味があり、文化祭実行委員会に所属した。一年次に所属した部署では、大きな課題が二つあった。一つ目は、子供向けの企画でターゲット層が狭かったこと、二つ目は、主に全員が納得する企画運営を行えてなかったことである。そこで、チームの主体となった二年次には、チームリーダーとなり、これらの課題解決を行った。一つ目に対しては、子供がワクワクする脱出ゲームに難易度別のオリジナルパズルを取り込むことで、どの客層も楽しめる企画を考案した。その結果、来場客の年齢層を前年度に比べて大幅に広げることができた。二つ目に対しては、後輩とは対等な関係で接することで、全員が発言しやすい環境を作った。また、同期とは定期的にミーティングをし、全体の議論の方向性が逐一ずれていないかを確認した。これにより、自主的な発言が増えて議論が活発になり、また、議論の質も向上した。これらの課題解決を行った結果、廊下に長蛇の列ができるくらい人気企画になった。 続きを読む
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Q.
日本電産の掲げる「三大精神」の中で最も共感できるものについて
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A.
三大精神の中でも特に「すぐやる、必ずやる、出来るまでやる」に共感する。その理由は、研究活動にある。私は、分光学専攻の研究室に所属しているが合成化学分野にも挑戦することで、研究室で他分野の領域について成果をあげた。ここでは、「合成法の調査」や「器具・設備の調達」に課題があった。「合成法の調査」に対しては、二ヶ月間かけて論文を三十報以上読むことで、実験を行う上で最適な合成法を探索した。また、「器具・設備の調達」に対しては、指導教員との議論を重ねることで課題解決を行ったが、それでも解決出来なければ、他研究室の先生方と綿密に連絡を取り、器具・設備の共同使用を要請するなど粘り強く行動した。その結果、分子を合成する設備環境を整えることができ、合成達成まで一年の予定を半年に縮め、目的分子の合成に成功した。私は、専攻外の分野ということもあり、壁にぶつかったことが多々あったが、1つ1つの課題を迅速に、確実にこなすことで、専攻外の合成にも諦めずに挑戦し、分子成功にこぎつけることができた。以上の経験より、貴社の精神に合致すると考える。 続きを読む