- Q. 志望動機
- A.
阪和興業株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2021卒阪和興業株式会社のレポート
公開日:2020年7月17日
選考概要
- 年度
-
- 2021年度
- 結果
-
- 内定辞退
- 職種
-
- 総合職
投稿者
選考フロー
企業研究
阪和興業は鉄の専門商社であるため、競合他社がたくさんいます。だからこそ、なぜ専門商社なのか、なぜ鉄なのか、だけでなくなぜ阪和なのかという部分を整理しきちんと言語化しておくことをお勧めします。この時、就活サイトからの言葉をそのまま引用するのでなく、自分の言葉で語れるように準備を進めておくことをお勧めします。自分の場合は、ワンデイインターンシップに参加しており、そこで開かれた座談会での様子や選考を通じて感じた社員の方の印象を一つの差別化要素として用いていました。また、OB訪問も可能であれば行うことをお勧めします。ただ、行わなても自分の中で整理できていれば選考は通過出来るので、評価点を得るためのOB訪問は必要ないと思います。
志望動機
私は、【自分にしかできないビジネスモデルを生み出す】為に貴社を志望していますと話しました。そして、このチャレンジに必要な要素として阪和興業に通ずる点を3つ列挙していきました。具体的には、1.幅広い可能性を秘めていること2. 自由度が高いこと3.お客様との信頼が構築されることの3つが必要だと考えており、1については、モノではなく仕組みを作る上での幅広さから重要であり、2については、その挑戦を後押しする環境である必要性から重要視しています。最後に3つ目は、1人ではビジネスは出来ないという考えから必要であると考えました。という風に伝え、その上で、上記3つを兼ね備えた貴社でのチャレンジを望んでいます。という流れでした。
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2020年03月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
ESの内容・テーマ
阪和でチャレンジしたいこと 自分を表す3つのキーワード ガクチカ(写真も)
困難を乗り越えた経験
ES対策で行ったこと
ユニスタイルや就活会議から過去のESを見てから取り組みました。ただ、あくまで参考程度に留め、自分の言葉で書くことに拘りました。
WEBテスト 通過
- 実施時期
- 2020年03月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
WEBテスト対策で行ったこと
玉手箱であったので、言語であれば答えを覚えてしまうくらいは他社さんの選考も踏まえ解きましたが、そこまでボーダーは高くなかったと思います。
WEBテストの内容・科目
言語 四則演算
1次面接 通過
- 実施時期
- 2020年05月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 20分
- 面接官の肩書
- 8年目の営業
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 即日
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
本音ベースで最後まで答えきったことだと思います。1次面接ではコミュニケーション能力が重視される為、その点を気を付ければ大丈夫です。
面接の雰囲気
非常にフランクでした。面接官の方も最初に「面接だと思わなくていいからありのままで答えてほしい」とおっしゃっていました。
1次面接で聞かれた質問と回答
自分を表すキーワードについて少し詳しく教えてほしい
3つあったので、それぞれに沿って異なるエピソードを交えながら話しました。ただ会話ベースで進むので一方的に話すというのではありません。1つ目は、努力家というキーワードについてです。このキーワードについては成績優秀者を獲得し続けていたことを交えてはなしました。2つ目は、誠実さというキーワードについてです。これについては、ガクチカで書いていたアルバイト先で行った店舗認知度向上イベントの話とつなげて話しました。3つ目は、バランス力というキーワードです。これについては、普段の自分の立ち位置から来ているものであると伝えました。注意点としては、この3つのキーワードが商社の業務にどう生かせるのかまで考えておくことです。今回はそこまで聞かれませんでしたが、準備して置くとよいと思います。
正直阪和は第何志望か?
第3志望であると正直に答えました。そしてその後、第一志望を聞かれ理由を答えるという形でした。ここで重要であると感じたことは2点です。1点目は、1次面接は志望度を図る面接ではないということです。この面接では、面接官の方が冒頭におっしゃっていた「ありのままで答えてほしい」という言葉をどこまで体現できるかという点が重要であったと思います。2点目は、第一志望を聞かれた際に、自分の言葉で阪和と何が異なるのかということを伝えられたことです。例えば、第一志望の理由を答える際に差別化するポイントが人であれば論理は破綻します。(阪和で人を特に押していたので)だからこそ、同じ業界で差別化する際には業務の特色から比較検討することをお勧めします。
2次面接 通過
- 実施時期
- 2020年05月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 20分
- 面接官の肩書
- 15年目の営業
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 即日
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
前向きな姿勢だと思います。あくまで推測ですが、この面接の評価によって3次面接の面接官の方の対応が変わると思います。
面接の雰囲気
非常に和やかでした。1次同様人柄重視である面接だと感じました。リラックスして挑むのがよいと思います。
2次面接で聞かれた質問と回答
鉄の事業がやりたいのか またなぜか
前提として、阪和興業は鉄だけでなく食料やエネルギーも取り扱っています。その上で、鉄の部門を志望しているのかという質問でした。私として、鉄の事業に携わりたい理由は2点ありました。1点目は、産業のコメといわれるほど私たちの生活には欠かせないものであり、社会に対するインパクトが大きい事業であると考えているというものです。2点目は、鉄の可能性は約10パーセントしか活用できておらず、可能性にも満ち溢れた産業にわくわくするという点です。これは他社のインターンシップに参加した際に学んだことでしたが、その旨も伝えたうえで鉄への関心を強く示しました。その後の深堀りは特にありませんでしたが、特に何の事業をやりたいかは整理しておくことをお勧めします。
(逆質問)中国の鉄の性能が向上してきていることについてどう考えているか
まず、この質問を行った意図としては、面接中に話していた鉄への思いを面接官に再認識していただくためです。そしてこの質問の回答としては、「核心に迫ってくるね。実際に中国の鉄は安価なだけでなく質も向上しているよ、ただ、質が向上したからといって日本の鉄がとって変わられるわけではないんだよ。紙に例えるとわかりやすいかな。和紙と画用紙はどっちも紙だし必要だよね。つまり、すみわけがなされてるってことだね。」と回答していただけました。この答えから少し話を広げ会話が進みました。やはり、ポイントとしては前向きな姿勢だと思います。自分はこれがやりたいんだ。だからこそ、興味を持って調べているんです。ということがアピールできたのは大きかったと思います。
3次面接 通過
- 実施時期
- 2020年05月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 20分
- 面接官の肩書
- 不明
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
一貫性があったことだと思います。どのような質問が来ても志望度に戻ってくるということが示せたことが評価されたと思います。
面接の雰囲気
和やかでした。ただ人によっては詰められたということも聞いたので、これは人によるかもしれません。自分の場合は、1.2次の雰囲気と変わりませんでした。
3次面接で聞かれた質問と回答
阪和に対してどんなイメージを持ってるか
熱量の多い社員の方が多いという印象を持っていますという回答をしました。そのあと少し詳しく話しましたが、その時2つの観点から話しました。1つ目は、独立系という阪和興業の会社としての在り方の観点からです。具体的には、親会社がいない分自分たちで仕事を取ってこなくてはなりません。だからこそ、他社と比べてもよりアグレッシブに業務に取り組んでいかなくてはならないということです。2つ目は、実際にお会いした社員の方から感じとった印象からです。インターンシップの座談会でお話を伺った際に、仕事の話になった際に時間が延長してしまうほど熱く語って頂けたという話をしました。そして、最後に私もこのような方々と共に働きたいという旨も伝えました。
働くうえで大切にしたいことはあるか
私が大切にしたいことは2つあります。と答えたうえで会話ベースで以下のようなことを述べました。1つ目は、共に働きたい方がいることです。この軸は、私が最も大切にしているものです。私自身これまでの人生において、集団での活動が多くありましたが、大きな成果を残す事が出来たのは、いずれもお互いをリスペクトし合えた時でした。それは、お互いを尊敬し合えるからこそ全力でぶつかることができ、結果に拘ることが出来たからだと思います。そこで、私は共に働く「人」を大切にしています。2つ目は、積極的にチャレンジしていくことができる環境であることです。新しいことを学ぶ際には、上司の方々をはじめ、すでに経験している人から教わることも必要ですが、それ以上に自分から主体的に課題に取り組み、悩みぬく中で得られるものが大切であると考えているからです。この2つは志望動機とつながるところでもありました。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2020年06月
- 形式
- 学生1 面接官3
- 面接時間
- 20分
- 面接官の肩書
- 人事部長 不明 不明
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 即日
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
一貫して動じなかったことだと思います。少し意地悪な質問が来ますが、それに対しても笑いに変えるような余裕を見せられたことが評価されたポイントだと思います。
面接の雰囲気
最終面接にしては、笑いも起きており和やかでした。ただ面接官の1人はストレス耐性を見るような質問ばかりする感じだったのでそこでのギャップも見られているのかもしれないです。
最終面接で聞かれた質問と回答
第一志望が○○で阪和が第2志望なのは何か理由があるか
この質問に対しては、各社のメリット・デメリットを挙げながら説明しました。そして。最後には、どちらも魅力的な企業ですので、先に内定を頂けた会社さんに入社したいと考えています。と付け足しました、まず、第一志望のメリットとしては、短期インターンシップに参加した経緯から思い入れが強いという話をしました。(メリットというよりは、感情的な観点で話しました。)デメリットとしては、親会社ありきの営業となり自由度が低いということを伝えました。次に、阪和のメリットとしては、独立的であり自由度が高い。また、社員の方の熱意も感じられるという点を話しました。デメリットとしては、第一志望に比べると現段階では、思い入れが劣っているという点を話しました
君の誰にも負けない強みとは何か
この質問の聞き方としては、ストレス耐性を見る聞かれ方をしました。具体的には「君って多分なんでもそつなくこなすと思うんだけど、逆にここだけは他者と比べても秀でてる部分てあったりするの?」でした。それに対して、「信頼関係構築能力です。ガクチカでも話した通り、私はイベントを開催したときに多くの人からの協力を得ることができました。また、アルバイトスタッフでしかない僕に、店長はイベントを開催する許可をくれました。これは普段からの地道な誠意ある行動が信頼関係を作り出したという裏付けになると思うんです。」と話しました。この時、このような聞かれ方に対して、ムッとするのではなく堂々と自分の言葉に誇りを持って話すことが重要だと思います。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
最後まで他社も受け切ってほしいと言って頂きました。オワハラをするつもりも全くないと言って頂きました。ただその後の選考にも影響が出るから1週間以内に連絡してほしいと言われました。
内定に必要なことは何だと思うか
選考全体を通して人柄をよく見ている企業さんだと感じました。だからこそ、エピソードだけでなく会話全体を通して一貫性を持たせることが重要だと思います。また、その時の人柄については、阪和興業がどのような人物を欲しているのかを踏まえたうえで自分の近づけれる部分を寄せていくことも大事だと思います。自分なりに感じたところとしては、熱量・素直さ・我慢強さ等々が挙げらるのではないかと思います。是非自分らしさを忘れず頑張ってください。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
最終面接に限って言えば、能力的には大差ないと思うので、うまく会話ができるかといいう部分で合否が分かれたのではないかと思います。意地悪な質問が5,6問あったとしてもそれに対して笑顔で答える。ということが大事です。
内定したからこそ分かる選考の注意点
インターンシップに参加し、活躍すると優遇ルートがあるらしいです。私は乗っていませんでしたが、乗ると選考も早く進むようなのでインターンシップに参加した際には、全力で臨まれることをお勧めします。仮に乗れなくても選考は進めるので安心してください。
内定後、社員や人事からのフォロー
すぐに辞退してしまった為わかりません。すみません。
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阪和興業の 会社情報
会社名 | 阪和興業株式会社 |
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フリガナ | ハンワコウギョウ |
設立日 | 1947年4月 |
資本金 | 456億5130万円 |
従業員数 | 5,706人 |
売上高 | 2兆4319億8000万円 |
決算月 | 3月 |
代表者 | 中川洋一 |
本社所在地 | 〒541-0044 大阪府大阪市中央区伏見町4丁目3番9号 |
平均年齢 | 37.8歳 |
平均給与 | 849万円 |
電話番号 | 06-7525-5000 |
URL | https://www.hanwa.co.jp/ |